ミオクチーナの跡地にイオン

去年の4月で閉店し、以降空き店舗となっていたユーコープ ミアクチーナ上麻生店の跡地にイオンが入るようです。店名は「イオンスタイル上麻生」。今日、スタッフ募集広告が張り出されていました。今春のオープンだそうな。

AEONスタイルストア上麻生店の求人

イオンか。まあ、個人的には歓迎です。支払いにチャージが要らないポストペイ方式のQuickPayが使えるし、Pokémon GOのポケストップも増えるから。

ちなみにユーコープは近くの別の場所に移転して、コンビニ並みの敷地の食品専門の超小型店になって洗剤やトイレットペーパーさえ買えずに不便だったけど、こちらの建物は1フロアながらそこそこの広さがあるので食品だけでなく日用品の売り場もできるでしょう。イオンならきっと焼き芋も買えるな。

しかも求人を見る限り、営業時間は夜22時か23時まで。ありがたいです。ユーコープの時代は20時閉店だったので平日なんかまったく使えなかったもんな。

でもこれでユーコープは存続できなくなるかもしれないけど、仕方ないです。自分らが使ってた建物を明け渡した結果なのだから。

Crab mentality

フィリピン人の気質を表す言葉の一つに「Crab mentality(クラブメンタリティ)」というものがあります。直訳すれば「蟹の心理」。意味するところは足の引っ張り合いで、カゴに入れられた蟹が1匹なら容易く逃げられるけど、2匹以上だと足を絡み合わせて共倒れするという例えです。我々外国人が旅行に行った際は陽気に愛想よく応対してくれるけど、同じフィリピン人同士だと違うそうで。

先日、知り合いが経営する東京の英会話学校でフィリピンから先生を呼び寄せようとした際、イミグレーションで難癖をつけられて出国できず、来日が叶わなかったという話を聞きました。もちろん書類は万全に整えていたのに係員から「不備がある。君は逮捕されるかもしれない」などと脅されたそうな。別のフィリピン人に聞くとフィリピン人の出国時にはよくある話のようで。「じゃあ、どうすればいいか?」などと尋ねようものなら賄賂を要求してくるという。

おそらくこれもCrab mentalityの一端。人材を日本などに送り出せば、彼ら彼女らからの仕送りで自国の経済が潤うはずなのに、空港職員ですらそうは考えず、「日本に働きに行く奴は自分たちよりも多く稼ぐ。ならば賄賂を要求しても構わないはず。払わないなら権限を使って出国を邪魔してしまえ」と。中には払ってしまう人もいるでしょうね。

カニ
体を目一杯大きく見せようとする小ガニ。イミグレ係員はこんな奴なのでしょう。一応の職務権限を盾に虚勢を張っているけど、実際は1人のフィリピン人だという

それでも係員は例外なく胸に名札を付けているので、止められた場合は相手の名前を丁寧に読み上げた上で、「私の書類は完璧なはずです。今日私が行かなければ受け入れ先の日本の企業は多大な損害を被ります。後で書類に問題がないと解ったらあなたの責任問題になるかも知れませんが、それでもいいですか?○○さん?」とでも言えば相手の係員も考え直すと思うけど、それには度胸がいりますよね。

今春から新しい入管法の下、フィリピンを含む各国から労働力を輸入すいるのだし、ここは日本政府の方から外圧をかけるべきだと思います。「おかしなことをすれば懲戒で失職するかも」というお達しを出させるだけでも変わると思うのですよね。