iPadでは競争に勝てない

昨日、11/04(日)の那覇→羽田のスカイマーク航空券のWebバーゲン(9,800円)の購入を試みたものの買えませんでした。発売開始の9:30は通勤電車の中だったのでiPadからアクセスしたら一連の手続き中に売り切れて。まあ全5席なので。

どうやらスカイマークの予約システムは、所定のリンクをクリックした先着5名までが手続きに進めるのではなく、大勢のクリックを受け付けた上で、早く手続きを完了できた5人を当選させる仕組みのようです。次の機会があればそのつもりで臨むことにします。

でも、こういうときはiPadは不利ですね。タッチ操作による文字入力では、どうしてもパソコンの操作スピードには敵いません。

しかたがないので次善策としてWeb割21の12,000円チケットを購入しました。往路はエアアジアのキャンペーンチケット(成田→那覇)を買ってあるので往復12,155円。ま、いい感じかな。

ふと気になってジェットスターの料金を調べてみたら成田便が8,900円(預け荷物なしの場合)とのこと。でも3千円程度の差なら羽田便の方がいいですよね。

フィリピン航空を有効に使うには

来年の3月にサウスレイテのツアー計画が進行中です。実施されれば私にとっては二年ぶり。企画者と私の嗜好からしてジンベエザメ(餌付けされてない!)を見る以外は完全なマクロ狙いになるでしょう。個人的にはまた黄色いピグミーシーホースを撮りたいと思っています。

サウスレイテの黄色いピグミーシーホース
昨年のサウスレイテの黄色いピグミーシーホース。かろうじて顔が写ってます。 Nauticamからのハウジングの納品が遅れ、ぶっつけ本番で挑んだものの、 案の定うまく撮れませんでした

参加メンバーはおいおい募るとして、個人的に気になるのは予算の工面。おそらくツアーに含まれるのはマニラから先の料金だけなので、成田⇄マニラ間をいかに安く上げるかは各々の裁量次第になります。

フィリピン航空の航空券、普通に買えば燃油代などを含む往復で7万円弱。マイレージが2万マイル貯まっていれば特典チケットに交換できるものの、私のマイル残高は1万ちょっと。これからセブに2回行っても届きません(2往復で約8,000マイル)。

でも大丈夫。裏技があって、フィリピン航空ではマイルを買えるのですよね。1,000マイルが2,500円なので上限の10,000万マイルを購入すれば航空券と引き換えてもらえます。燃油と手数料と空港使用料で二万円弱かかるにしても、私はMAX45,000円ぐらいで収まりそう。

セブには年内にもう一回ぐらい行くかもしれないから、そうしたら4,000マイル溜まるので、さらに1万円安くなります。

いや待てよ。レイテだとマニラ⇄タクロバンの国内線にも乗るわけです。機内預け荷物23kg x 2個のルールは成田 or 名古屋⇔マニラ or セブ限定なので適用されません。しかも荷物は国際空港のセブとは違って預けっぱなしとはいかず、往復ともマニラで一旦受け取る必要があります。

そして、確かフィリピン航空国内線の重量制限は15kg(最低ランクのチケットの場合)。だとするとどうやっても無理。私の機材一式(カメラと水中ハウジングを除く)は約26kgだから11kgオーバーです。規定の超過料金は150ペソ/kg+Tax 12%。税込み1,848ペソだから約3,500円ぐらい。往復だと約7,000円。対して、年会費6,300円のスポーツプラスフィリピンに加入しておくと+20kgまでOK。1往復で元がとれるのだから、こちらに入っておく方がお得ですね。

フィリピン航空のことなので、ちょいちょい事情が変わるかも知れませんが、今のところマイレージを買い足し、スポーツプラスフィリピンに加入した上で参加するのが一番リーズナブルなようです。

ONE PIECEを半自炊

前回、電子書籍版のコンテンツは買わない方がいいと書きました。将来、読み返そうにも業者がサービスを停止していたら読めなくなるので。

とは言え現時点で既に67巻もあるONE PIECE。紙の単行本を買い揃えると本棚を目一杯占有するので、できれば1枚のiPadの中に収めてしまいたいところです。

ならば、現時点で最も有効な手段は自炊。紙の本をスキャンしPDF化しておけば未来永劫閲覧環境に困ることもないでしょう。

ただし、それには裁断機とドキュメントスキャナが必要です。それぞれ定番の新品を買えば計5〜7万円ぐらい。そこそこ大きな出費額になります。単行本も新品で大人買いすれば10万円コースです。

というわけで、もっとリーズナブルな方法を考えました。手順は以下の通り。

  1. 電子書籍版のコンテンツを購入
  2. コンテンツをiPadの対応アプリで表示
  3. ページをめくりながら全ページのスクリーンショットを撮影
  4. 画像一式をパソコンに転送
  5. Photoshopで余白をトリミング
  6. AcrobatでPDFにまとめる

名付けて「半自炊」。通常の自炊は食材の下ごしらえ(本の裁断)から始めるところを、既に下処理(スキャン)された具材を調理する感じなので。こうしてPDF化しておけば、以後はユーザー認証も要りません。好きなPDFビューワーで読めます。

1巻あたり約200ページのスクリーンショットを撮るのはけっこう面倒ですが、自炊の場合でも裁断角度や読み込み角度がずれたり、複数枚原稿の紙送り(スキャン漏れ)、ドキュメントスキャナ内で原稿がジャムるなどの不具合が多々起こり得るので、一概に大変な作業とも言いきれません。

また、見開き状態でスクリーンショットを撮れば手間は半分ですみます。RetinaディスプレイのiPadなら見開きでも十分な解像度が得られます。トリミング作業もPhotoshopのアクション機能でバッチ処理させれば数分待つだけで余計な手間もありません。1巻30分もあればPDF化できそう。だったら暇をみて半自炊しておく価値はあるでしょう。

注意事項としてはあらかじめiPadのフォトストリームをオフにしておくこと。じゃないとスクリーンショットを撮っている最中にiCloudに転送が発生してiPadの動作が緩慢になってしまうので。

もちろん作成したPDFを外部に流通させるのは御法度。摘発されれば個人では払えないほどの額の損害賠償請求を喰らい兼ねません。

ちなみに、現状ONE PIECEの電子書籍版はYahoo!ブックストアとBookLive(& GALAPAGOS STORE)が取り扱っています。前者は単色で66巻まで刊行済みで378円/巻。後者は着色されたものが12巻まで刊行済みで473円(100ポイントバック)/巻。

どちらを選ぶかは好き好きですが、私ならYahoo!ブックストアですね。着色されているBookLiveの方が見栄えは良いものの、その分電子書籍化に余計な工数がかかっています。後発なので差別化のためにそうしたのでしょうが、現状12巻までしか刊行できていないし、いつまでに何巻まで出揃うかも不明です。

GALAPAGOSにいたっては母体のSHARPの先行きが怪しくなっています。外部からの資本注入がなされたら、この事業は続けられなくなる可能性も大いにありましょう。

おまけにBookLiveのiPad版アプリは少なくとも私のiPadではろくに起動しません。10回中9回は最初のページめくりのタイミングで落ちます。稀に成功するのが不思議ですが…。

その点、Yahoo!ブックストアのアプリの方は安定して動作します。ユーザー認証を頻繁に求めてくる煩わしさと誤操作が起こりやすいUIの出来の悪さが難点ですが、いったんPDF化してしまえば解決します。

リゾートホテル評(La Place Guesthouse編)

先日のセブ・マクタン島で利用した宿はLa Place Guesthouseagodaを使って1泊2,000円弱(朝食付き)で予約。もちろんフィリピンなので探せばもっと安い宿も多々見つかるわけですが、私が使うダイビングショップの近くだとそこがもっともリーズナブルなので(アネモネリゾートのファンルームは除く。夏はクーラーありが必須条件なので)。

La Place Guesthouse

私はゲストハウスは初めてだったのですが、ホテルとはいろいろと勝手が違いますね。

まず、チェックインの手続きはagodaで発行されたバウチャーのプリントアウトを渡して終わり。フロントらしき構えも見当たりません。あるのはレストランと併設のBARだけ。お金関係は離れの調理場兼事務所兼住居みたいなところで管理しているようでした。もちろんルームキーも預かってくはれません。まあ、それはありがちだけど。

ゲスト用の建物は1Fがレストランで2Fが客室(8部屋)とこぢんまりしています。ちなみに3Fは工事中で剥き出しの鉄筋が天に向かって生えている状態。いつか増築されるのでしょう。

部屋の内装は至ってシンプル。ベッドの他にはテーブルと整理棚があるだけ。サービス品はペットボトルの水2本と石鹸、シャンプーなど。もちろんテレビや冷蔵庫、セーフティボックスなんかはないものの、クーラーと扇風機は完備されています。

部屋の内装(ベッド)

部屋の内装(窓側)

部屋の内装(整理棚)

トイレとシャワーは共同でそれぞれ4個ずつ。シャワールームはスポーツクラブによくある電話ボックスみたいなタイプです。ただし、お湯が出るのは奥の二室のみ。私は手前から順番に使っていったので、お湯シャワーに巡り合えたのは三回目からでした。まあ、気候的には水だけでも辛くはないけど。

シャワー&トイレ

シャワールーム(お湯)

ちょっと驚いたのはチップを受け取ってくれなかったこと。何となくゲストハウスってところは室内サービスはないのかと思っていたら、ダイビングで外出中に清掃とベッドメイクをやってくれていたので、翌日枕元にチップを置いてから潜りに行って帰ってみたら、そのまま棚に置かれていました。感謝の意を拒絶された気がしてちょっとショック。規定の料金以外には受け取らないという方針なのでしょうかね。まあ「チップもくれないような奴」と思われるよりはいいか。

そういうわけなのでチェックアウトの手続きもありません。宿泊代は事前にagodaに支払い済みだったし、BARでの飲み代も都度払いしてたので。そもそも精算が発生しないようになっているのでしょう。

なお朝食はこんな感じでした。

朝食の例

4泊の滞在中はおおむね快適に過ごせたのですが、難点はレストランが7:30からしか開店しないこと。ダイビングショップのピックアップが早いときは間に合いません。前日に頼んでおけば少し早めてもらえるかもしれませんが。

立地的には、斜め向かいにマリバゴグリル(日本人観光客がよく行くフィリピン料理店)、並びにコンビニとゴールドマンゴー(韓国人経営のイタリアンレストラン。ややこしい…)なんかがあり、割と不自由しない感じです。私としてはまた使ってみたいと思える宿でした。

イー・モバイルのLTEエリアになったけど…

昨日、小田急線の新百合ヶ丘駅近辺がイー・モバイルのLTEエリアに入りました。

イー・モバイルのエリア情報を見ると自宅もエリア内に変わっています。ということで帰宅してスピードチェック。

変わりませんね。金曜日の夜で下り7.5MB程度。「あれっ?」と思いルーターの液晶表示を見ると「3G」のまま。私の自宅は圏内でありながら取り残されたようです。

イー・モバイルルーターの液晶

まあ、ありがちな話。人口カバー率ってやつは確か「役場で電波が入れば、その役場の管轄エリアを総取り的にカバーと見なしていい」というものだったはず。

イー・モバイルLTEの人口カバー率

もっとも常時4MBも出ていれば通常のWeb閲覧には十分すぎるものの、OSのアップデータやPodcastのダウンロードには速い方が快適なのですよね。

さて、この先自宅でLTEが有効になる可能性があるのかどうか。もはやLTE対応地域扱いなので、拡充途上の地域よりも対処の優先度は下がるのではないかと。だとすると残念だ。


さきほどルーターを再起動するとLTEと表示されました。私の自宅も届いたようです。でも速度は下り1〜2MB。それまでの3Gよりもはるかに劣ります。ひょっとして安定運用できるようになるまでチューニングに時間が必要なのかな。