Appleの驚くべき新製品って何だろう?

少し前の話になりますが、Appleは「年内に驚くべき新製品を投入する」と述べたのだそうな。大方の予想ではテレビ分野だろうとのことですが、私もそう思います。音楽(iPod)、電話(iPhone)、本(iPad)ときたわけですから。

私の予想は、現行のApple TVの機能を持ちつつ、新型Mac miniに似た筐体の「iTV」ではないかと。ただしMac OS XではなくiOSを搭載。しかもAirMacの無線LANルータ機能が内包された。

iPhone/iPadの弱点は母艦を必要とすることです。現状、Windows PCかMacがないとOSのアップデートやコンテンツのコレクションができません。とは言え、iPhone/iPadのために高価なMacを買ってもらうのは少々無理があります。でも、安価なiTVが母艦の役割を果たせば問題は解決します。320GBくらいのHDDがあれば一家4~5人のライブラリやiPhone/iPadのバックアップを保存できるのではないでしょうか。もちろんiTVの操作は無線LANで繋いだiPhoneやiPadのiTVアプリから行います。製品発表会では「これで家庭にパソコンは要らなくなった!」と言ってのけるとか。

惜しむらくはiPhoneやiPadに赤外線通信機能が備わっていないこと。一般的なテレビのON/OFFができませんので。

ショップ主催のダイビングツアーについて考えてみる

私は20年近く某スポーツクラブに通っていて、そちらにはダイビングショップも併設されています。そのため、たまに馴染みの深いスタッフが同行するダイビングツアーに参加します。でも、その度に後悔するのですよね…。

スクールが主体の都市型ダイビングショップが開催するツアーの参加者は、どうしても半数ほどがビギナーかシニアになりがちです。例えば昨夏の与論島ツアー。関東各店舗からの参加者の最高齢が70歳の男性と聞かされ「うーん。でも体力ある人なら良いか」と思っていたところ、現地で関西店舗から80歳ぐらいのお婆さんが合流してきて…。

そのためか1ダイブは35分程度と決められていたようです。ただし、そういったメンバー構成だと誰かしらが潜行や耳抜きに苦慮してボートからのエントリに手間取ります。しかたなくアンカー下で待つこと5分から10分。もちろんアンカー付近の岩場には、さして生き物もいません。

そうして全員が海底に揃い、各自がOKサインを出せればようやく海の中を探索できるわけですが、ちょっと移動したら今度は会報紙やホームページに載せるための記念撮影。見晴らしの良い砂地か岩場に集まるのですが、それにも手間取ってこれまた時間をロスしてしまいます。

その上、移動開始から15分くらい経つと最高齢のお婆さんは早くも「上がりたい」のサインを出します。仕方なくチームは帰路コースに乗り、まもなく水深5mでの安全停止。どのダイビングもそんな調子で、まともに水中を見られたのは1ダイブあたり15分ぐらい。一つところにも5分と留まらないのでマクロ生物を探せるでもなく、あっけなく終了。まるで観光名所を足早に回るだけの味気ないパックツアーみたいな感じでした。

カメ
与論島と言えばカメ

何というか、この手のダイビングツアーは自主的に卒業しなきゃいけないのでしょうね。ショップのスタッフは商売です。目ぼしいツアーには必ず誘ってくれます。旅の一行に古株を混ぜておくと何かと都合がいいという面もあるのでしょう。スタッフが手いっぱいの時に代わりに未経験者をサポートしたり、各々が楽しかった海の経験を話して聞かせたりもできますから。でも、こちらとしては、あちこちの海を見てきて要求の水準が高くなっているので、ビギナー&シニアのお試しコースにつき合わされても欲求不満、消化不要が残るのですよね。

しかも、現地に赴くまでチーム編成は確定しなかったり、人員配分の都合でベテランとビギナーでは分けられなかったり、一隻のボートではビギナーに不向きな海域には行かれなかったり…。かと言って「経験本数200本以上かつ50歳未満限定」といった条件付きツアーでは、そもそも人が集まりませんし。

私の場合、スポーツクラブに汗を流しに行けば必ずダイビングのスタッフにも会います。そして顔なじみのお店の売り上げに貢献してあげたい気持ちはあります。そうやって地域経済を回していくべきでしょう。私もビギナーの頃にはお世話になりましたし。

でもなあ、そうは言っても需要と供給が合致しないことには…。

iPad紛失!

今朝、通勤電車に鞄を置き忘れてしまうという失態を犯してしまいました。普段私は小田急線の新宿駅で降りるのですが、不運なことに今日乗った電車は新宿行きではなく千代田線直通多摩急行綾瀬行き。そのため代々木上原で小田急線に乗り換えたところで鞄を網棚に乗せていたことを思い出すも、既にドアが閉まった後。どうしようもありません。

鞄の中身はいまだ品薄なiPad。今これを失うとショックがデカいです。しかもパスコードロックは掛けておらず個人データも満載。とにかく心配です。「確かMobileMeを使ってデータのリモート消去は可能。iPadの場所も追跡できたはず。でも、誰かに拾われてしまえば帰ってくるかは怪しい…」などと考えつつ、新宿からJR山手線に乗り換えて原宿駅に。近接の千代田線明治神宮前駅の改札を通り、一応コンコースに降りてみるもダイヤ遅れの電車ストップなどという奇跡的な巡り合わせはなく、その電車は何分も前に行ってしまった後。もちろん急行に追い付く後続電車もないので駅員さんに相談したら新御茶ノ水駅で捜索してくれることに。15分ほど待ったところ発見の知らせが。そのまま千代田線に乗って湯島駅の事務所に出向き、無事鞄ごと回収できました。日ごろ多摩急行は強風などであっさり運休してしまうので、これまであまり良い印象はなかったのですが、これで千代田線がちょっと好きになりました。尽力してくださった千代田線の職員の皆さん、ありがとうございました。

それと日本に住んでて良かったと改めて実感した次第です。「所得税の累進性を上げたり法人税を下げないでおくとお金持ちや国際企業が出ていっちゃうよ」という意見もありますが、私なんぞは日本のこういった穏やかな暮らしやすさは税制優遇に張り合えるくらい結構な魅力だと思うのですがね。

iPhoneをdocomo回線で使いたくはない

docomoがSIMロックを解除していく方向だそうですね。「閉鎖的だ」とのレッテルを貼って世間のSoftbankへの風当たり、プレッシャーを強めようという作戦でしょうか。「消費者は通信会社を自由に選べるようになるべきだ」と。

一見ごもっともな話に聞こえます。確かに選択の自由があるのは好ましいことです。でも、もし政治主導でiPhone/iPadのSIMロックが解除されたなら、それこそ皆docomoに流れますよね。仮に「Softbank回線の方が1,000円安いです」などと言われても、多くのiPhoneユーザは「1,000円の差なら繋がりやすい方が良い」と考えるはずです。結果、docomoが勢いづいてSoftbankが失速すれば競争が阻害されてしまいます。両者の契約者数の比率はおよそ56:22と、いまだダブルスコア。弱い方のSoftbankがiPhone/iPadという類い稀な武器を持っているからauを含めた三つ巴の競争が成り立っているわけで、SoftbankがiPhone/iPadの事実上の独占権を失えば、遠からず彼らは死に体となって、後はdocomoのやりたい放題にもなりかねません。

と言うことで、私はiPhone/iPadがより繋がりやすいdocomo回線で使えるようになるのではなく、インフラが整備されてSoftbank回線のままで今よりも格段に繋がりやすくなることを強く願います。差し当たり東京の地下鉄を何とかしてもらいたいものです。

サイパンに行ってきました

三連休を利用して4泊5日でサイパンに行ってきました。

サイパンの海

7/16(金)、会社を早退して成田20:40発のデルタ航空サイパン行きに搭乗。でも、ここまでに一悶着。チェックインの列に並んでいたら一行4人全員の名前が呼ばれたため指定されたカウンターに出向いたところ、「ご登場ご予定の便は定員オーバーで3席足りません。お客様方は他の方よりも滞在日数が長いので明朝の便に変えて貰えいただけませんか?」との要請。ちなみに条件は$600のデルタ航空クーポン(無期限、当人のみ有効)の進呈と成田で一泊分のホテルの手配、そして翌朝便のビジネスクラスの座席。でもそんなクーポンなんかもらったところで使い道がありません。もう一度行くにしても、ホテル代やら有給休暇の申請やらで何かと負担が増えてしまいます。既にダイビングの予定がびっちり詰まってたこともあり即座に「無理」と答え、そのままチェックインを済ませました。オーバーブッキングは我々のせいではありませんし。これが現金で$600くれるってことであれば多少考えもしますがね。

そうして深夜サイパンに着いたところ、現地で待機していたツアースタッフから「メンバーの一人が乗れなかった」と聞かされることに。その時点では面識がなかったものの一緒に潜るはずだったO氏が、本人の同意もないまま問答無用で翌朝便に変更させられたとのこと。強権発動とはデルタ航空恐るべし。

ちなみに帰りは7/20(火)サイパン空港6:00発の飛行機でした。8時すぎの成田到着後、会社に直行。普段通りの時間に出社。結局、有給休暇を1日も使わず4泊5日の旅。このパターンはありかもしれません。

とは言え、デルタ航空はあまり利用したくないのですが。飛行機は往復とも横6席の小さいやつでしたし、機内食もこれまで経験した中でダントツに不味かったので…。

海の話は後日改めて。