格安SIMを物色中

先々、SIMフリーのiPhone 6が入手でき次第、SoftBankの契約を解除して乗り換えるつもりです。 iPhone 6の発売まではまだ数ヶ月あると思うので、その間は低価格SIMでも物色していようかと。 私の用件は以下の通り。

  • MNP転入ができる(電話番号を引き継げる)
  • 音声通話ができる
  • nano SIM(多分iPhone 6もこのタイプになると思うので)
  • LTE対応
hi-hoのSIMカード
hi-hoのSIMカードはマセンタカラー

今のところ良さげなのがhi-ho LTE typeD ミニマムスタート。初期費用は3,000円(税抜き)、月額利用料は1,933円(税抜き)、期間の縛りは1年間です。

IIJのSIMカード
IIJのSIMカードはレッド

あるいはIIJのみおふぉん。イオンやビックカメラでも買えるらしいので、こちらの方が便利かな。

共にデータ通信は一ヶ月1GB(有料で追加可)なので動画を見たり漫画を十数冊もダウンロードすればあっという間だけど、それらはWi-Fi下で済ませると決めておけば何てことはないはず。

それでいて月々の利用料をSoftBankの時よりも5,000円以上抑えられるので、2年縛りの中途解約解約金と端末の購入代、賦払いの残金、MNP転出費用を差し引いても、2年間で5万円かそこらの節約になります。

他にau系のmineoってのもあるけど、こちらは3G非対応。LTE圏内でしか使えないので、3Gも使えるdocomo系のhi-hoやIIJの方が無難かな。ひょっとしたらLTEのみでも十分事足りるのかもしれないけど。

ただしそれらのSIMへの移行には難点があって、MNP転入には6〜10日の日数が掛かるのだそうな。これって1週間かそこら電話の発着信ができないってことですよね。もっとも普通の電話は滅多に使わなくなったので構わないけど、期間が短くなるに越したことはないかな。

と書いていたら「BIC SIMカウンター 2014.06.19 OPEN !」なる案内を見つけました。どうやらIIJへのMNP転入が即日可能になるようです。当面は有楽町のビックカメラ限定らしいのですが、いずれ拡大するでしょう。ならば今のところIIJのビックカメラ版が私の最有力候補です。

アンボンのダイビングサービス

インドネシアから帰国してまだ1ヶ月も経ってないけど、もう南の海に行きたい衝動に駆られています。日々の生活に潤いや変化がないからだろうな。基本、会社とジムと自宅を回るだけの毎日だし。

それはいいとしてもコナミのダイビングが潰れてからは、かつての仲間にもめっきり会わなくなったので、そっちの方がダメージ大。フィットネスを日課にしているダイバーは、こんなに少なかったのか。

とはいえアンボンではフィリピン行き3回分の予算を注ぎ込んだので、今後2回休みってな感じ。

やっぱ私は総予算が同じでも、長めの休暇を使って一箇所に集中的に潜るより、1〜2ヶ月おきに4〜5日のペースで旅する方が性に合っています。その方が改善点を見つけて作戦を立てて次に臨めるから写真も上達するし。


忘れないうちに書いておかないと。

アンボンで利用したダイビングサービスはマルクダイバーズ(MALUKU DIVERS)。空港からは車で10分ぐらいです。

マルクダイバーズのTシャツ
マルクダイバーズのTシャツ

マルクダイバーズには宿泊用のコテージとレストランが併設されており、しっかりしたカメラルームがあるところは昨年利用したレンベ・カサワリリゾートと同じです。

客層は、一週間ほど利用した限りでは、大半が欧米人のシニアダイバー。しかも何人かはラジャアンパッドだのコモドなどを巡っている途中なんて話も。つまりそういうことです。リゾート自体はとりわけお値段が張るってわけではないものの、どうやらお金にも日数にも余裕がある人たちが集まる地のようで。

朝食は7時から。ダイビングのスケジュールは朝08:30にリゾート前からボートで出港。2ダイブして13時過ぎに戻ってレストランで昼食。その後3本目が15:00、オプションのナイトダイビングが18:30分の出発になります。

なんてことない1日3〜4ダイブの毎日ですが、特徴的なのが1本あたりの潜水時間が70分〜と長いこと。今は無きコナミスポーツの2本分ですね。総じて浅場に潜ることが多いので、時に90分を超えることもありました。ナイトロックスではない私は1回だけdeco警告が出たなぁ。

よって、リゾートでは「のんびりペースなのに休憩時間が短い」という妙な感覚に陥ります。オプションのナイトダイブまで入れると毎日5〜6時間を海中で過ごしますからね。

私の足首
そのペースで一週間も続けて潜ると、フィンの靴ずれがどんどん悪化していきます

各ダイブサイトへは小さめのボートで長くても15分ぐらいの距離。ほぼ毎回、砂地や泥地に潜るマックダイブです。基本、エビ・カニ、タコ・イカ、カエルアンコウ、そしてウミウシが目当てのダイビングになります。ウミウシの種類や個体数は非常に多いです。

アンボンのダイブサイトマップ
ダイブサイトはたくさんあるけど、行くところは限られていました。 リゾートは内海の左側の岸にあります

他方、大物と呼べる魚は見かけません。その点でいくと、フィリピンのサウスレイテなんかの方が有利かな。あそこも小物狙いのマックダイブが基本だけど、ジンベエも出るからなぁ。台風30号(ヨランダ)の被害から立ち直りつつあるレイテ島には、微力ながらお金を落としに行きたいし。

でも、マルクダイバーズ自体は、ご飯も美味しかったし客室にも何ら不満は感じられなかったので、とても上質なサービスでしたよ。

マルクダイバーズからの風景
リゾートからの風景。内海になっていて海は穏やかです。 設置中だったこの桟橋は最近完成したそうな

いつかサイケデリカがまた出没するようになり、海底のクリーニングも進んだなら、また行ってみたいものです。

サイケデリカ(マルクカエルアンコウ)
めっきり出なくなったサイケデリカ。 これがまた見られるようになれば、行く価値もありましょう

つのるSoftBank不信

案の定、iPhone 6(と他のハードウエアも)がWWDCの基調講演で発表されることはありませんでした。やっぱり秋発売ですね。

順当に考えればWWDCではiOS8の方向性などを開発者に通達し、その3ヶ月後を目処にデバイスを発表するという流れです。iOS8、Androidをキャッチアップする小粒な新機能が満載って感じだけど、一番知りたかったNFCが載るかはまだ不明ってことか。

でもまあ往々にして地味なアップグレードが人々の利用形態を変えたりするものです。期待して待ちましょう。

promo_ios8
さて、これで私も今しばらくiPhone 5を使い続けることになります。本当は新端末を買ってさっさとSoftBankとの契約をやめたいのだけれど。

そう思う理由の一つは利用料の高止まり。通話がなくとも月額7,500円〜という金額は高いですよね。

もう一つが中途解約料の制度。私がiPhone 5を買ったのは一昨年の秋。ならば契約更新月は今年の秋かと思いきや、SoftBankに訊ねると来年の8月とのこと。何でも5年前にiPhone 3GSを買った時がホワイトプランの契約スタートで、以後2年ごとに更新だから次は来年だそうな。

でも、ホワイトプランはiPhoneの新機種が出るたびにちょこちょこ改定されてきたのですよね。しかも古い契約内容は引き継げず、新しい方に強制移行ってこともありました。なのに機種変更による新ホワイトプランへの移行時が更新タイミングではないなんて、ずるい話だろうと。

昨冬のSIMフリーiPhone発売後、世間で大騒ぎになっていないのをみると、それも合法なのかもしれないけど、どこか腑に落ちません。ほんでもってSoftBankのiPhoneを使い続ける限り、この理不尽な契約形態が続くのでしょうから、この際、SoftBank(というか大手3キャリア)とは早く手を切りたいのですよね。

9,500円の中途解約料を惜しんで割高の利用料を払い続けるのはナンセンスでしょう。2年単位の囲い込み策が逆に転出を促すというパターンです。

まあ、iPhone 6の発売までにSoftBankが以下の変革をやってくれるなら残りますが。

  • SIMロック解除の手段を希望者に提供(確か米国ではそうなってる)
  • 月の使用料が5,000円に納まる料金プランを導入(高速データ通信が1GB/月までとかで)
  • 2年ごとの更新を「最低契約期間が2年」に改める(満了後いつでも追加料金なしに解約可)

でも、さすがの孫さんでも、ここまではやらないだろうな。今後、低価格SIMに流れる人が増え、無視できないトレンド、ボリュームにならない限り、自分らの売り上げを減らすことを率先してやるはずはないもの。

NEO Moneyはお得でも便利でもなかった

NEO MONEYカード先月、インドネシアへの出発前、あらかじめNEO Moneyに5,000円入金して行きました。

NEO Moneyは国内のセブン銀行やセゾンのATMで口座に入金しておくと海外のATMで現地通貨を下ろせるというもの。何でもレート的に有利なのだとか。特にインドネシアルピアへは3割ほども差が出ることもあるそうで、ぜひ試してみようと。

ちなみにこの旅で確実に必要と思われた現金はおよそ400,000ルピア(3,400円ぐらい)でした。内訳はこんな感じ。

  • トランジットホテルへのタクシー代(往復):100,000〜140,000ルピア
  • ホテルでの食事代:50,000〜100,000ルピア
  • ジャカルタ空港の使用料(往路の国内線):40,000ルピア
  • ジャカルタ空港の使用料(復路の国際線):150,000ルピア

なお、復路のアンボン空港の使用料30,000ルピアはガルーダ・インドネシア航空の場合は不要だそうな。後で知りました。ダイブリゾートの支払いにはクレジットカードが使えるのでルピアは要りません。

ジャカルタ空港(スカルノハッタ国際空港)では入国審査の手前の到着ビザを購入するところの近くにATMがあったので、さっそく試してみました。

インドネシアのATMの操作部

ATMにNEO Moneyカードを挿入してPINコードを入力すると「Saving」「Current」「Credit Card」の3種類のボタンが表示されます。

インドネシアのATMの画面

どれか解らないけど何となくクレジットカード扱いかなと思ってボタンを押すと、金額のメニューが表示されました。

インドネシアのATMの画面

選べるのは100,000、200,000、300,000、500,000、1,000,000、1,500,000の6種類。目当ての400,000がないので、300,000ルピアと100,000ルピアの二回に分けて下ろすことに。1回あたり200円の手数料がかかるけど、まあしかたないかとかと。でも後から写真を見返すと画面左下に「Other Nominal」ってボタンがありますね。これを押せば400,000ルピアを一回で下ろせたのか。200円損しちゃいました。

なお、100,000ルピアのときは「Current」のボタンを押してみたところ、やはり同じ画面に進みました。後でネットで利用履歴を確認したものの両者に差はないようです。どちらでも同様に為替レート分+200円が引き落とされていました。

振り返ってみるに「Current」は通常の引き出しで「Credit Card」はキャッシングみたいな感じかなと推測。ほんでもって残高の範囲内でしか使えない制約のNEO Moneyではどちらも同じ扱いになると。では「Saving」って何なのかな。ひょっとして残高照会?もしそうなら押さなくて良かった。それだけでも200円の手数料が引き落とされるし。あるいは預け入れ?

そうそう、300,000ルピアと100,000ルピア、どちらも50,000ルピア札(440円ぐらい)のみで出てきました。一番使い勝手のいい額なのかな。インドネシアにはチップの習慣もないらしいし。ATMの上にも「Rp 50,000」と書いてありますね。

で、最も気になる換金レートはというと100,000ルピアが929円でした。手数料200円が掛かるので1,129円で100,000ルピアとなります。

さて、帰りのジャカルタ空港でのこと。早々と出国手続きも終え、搭乗まで時間があったためレストランでラクサを食べようと思ったもののルピアの残金がなく、換金所で1,000円だけ両替すると約112,000ルピアに。何のことはない、こちらの方がレートが上でした。

ジャカルタ空港のラクサ
ラクサ。でも味はミャンマー料理のモヒンガーみたい。ナマズ出汁スープの。 しかも麺はぶつ切りのうどんっぽかったし、想像してたものとは大きく違いましたね
ジャカルタ空港のカレーヌードル
連れが頼んだカレーヌードル。こちらの方がラクサっぽかったです

NEO Money、初めて使ってみた感想は「貧乏旅行者がわざわざ使う意味はないかな」です。

NEO Moneyの難点は、カードを挿入した際、どれだけの額を引き出せるのかが解らないこと。一連の操作の過程で「○○ルピアまで下ろせます」的な表示はなく、別途ATMで残高照会をすれば200円の手数料が引かれてしまいます。残高はWebサイトで確認せよと。でもWebサイトには換金レートは表示されないんだよな。

ほんでもって肝心の換金レートが空港の換金所よりも不利とくれば、もはやいいとこなし。使えばNEO Money口座に半端な額が残っていくし。

まあ私が使ったのは4月26日の1回だけで、他のタイミングや他の国での事情も解らないけど。現地在住者なんかには便利なのかもしれないし。

SoftBankのiPhoneを解約しよう

WWDCが迫ってきたためかiPhone 6の噂が増えてきました。例年は秋発売だから来月はまだ発表されないと思いつつも、もしNFCが載るなら開発者の注目が最も集まるこのタイミングでのアナウンスは最適です。でも今年の基調講演の目玉はCar Playじゃないかと思うのだけど、どうだろうか。


実は近い将来SoftBankのiPhoneをやめようと思っています。現状、通話しなくとも月の支払いが7,500円〜。2年間で18万円以上をSoftBankに払っているわけで、実にもったいない気がするのですよね。

SoftBankは先日「売り上げと最終益でドコモ越えを果たした」と勝ち誇ってたけど、それって「スマホ使用料の高止まりの恩恵」とも言えます。もちろんSoftBankだけが突出しているわけではないものの、我々は「スマホ利用料は高額が当たり前」に慣らされた感もありますよね。 iPhone 5S

では、SoftBankをやめてどうするかというとauでもdocomoでもなく、Apple直販のSIMフリーiPhoneにするつもり。良さげなSIMを入れれば利用料を抑えられるし、フィリピンとかに潜りに行った際にも現地のSIMを入れて使えます。

SIMフリーiPhoneは半年前から国内投入されていたものの、iPhone 5ユーザーにとってiPhone 5Sと5Cは魅力的ではないため見送ってきたのですが、iPhone 6が出れば絶好の移行タイミングになります。本当にNFC搭載で出てくると尚良いなぁ。

ちなみにAndroidはまったく選択肢に入りません。仕事で何機種か扱ってきたけど、あれはこだわりのない人向けですね。もしくは逆に精通していて困難をも楽しめる人とか。iPhoneと同等以上のことはできるものの、iPhoneほどのエレガントさがない上、セキュリティに難があるのにOSのアップグレードすら実施されない機種も多いみたいだし。

で、現行のSIMフリー版iPhone 5Sは16GBモデルが67,800円(税別)。為替が大きく動かなければiPhone 6も同程度でしょう。SIMフリー版は実質0円の割賦&月々割を受けられず最初に本体の購入代が要るものの、2年間の利用料を11万円以下、月々なら4,600円以下に抑えれば金銭的なメリットが得られます。通話面を勘案すると条件も違ってくるけど。

ざっと調べた範囲では、通話もできるそこそこのSIMが月額2,000〜4,000円程度。今のところMNP転入ができるSIMは限られるみたいなので、その点は要確認ですね。

それにキャリア大手3社の料金が高止まり傾向にある一方で、競争が激しいMVNOのSIMは更なる値下げやサービス向上も期待できそうだし、オリンピックやら観光客獲得の観点から、この先も街中の無料公衆Wi-Fiが拡充されていくのでそれらが出先での通信需要を補完してくれます。

ただし私のiPhone 5の2年縛りが解けるのは来年の8月で、15ヶ月も先。その前にやめれば9,800円の中途解約料が発生します。でも、この際9,800円を払ってでもさっさと乗り換えた方がいいと思うのですよね。利用料が安くなった分で遠からず相殺できるのだから。

目先の利益の観点で言えばMNPで他社に転出してキャッシュバックを受けるって手もあるけど、それだと月々の支払いは安くならないし、auなりdocomoなりで新たな2年縛りに囚われてしまうので魅力はないです。

他方、かつてのキャリア横断のデメリットだったメールアドレスが変わる件については、もはやどうでもよくなりましたよね。今となってはFacebookやLINEもあるし、もちろんeメールも使えるので。

よってキャリア契約じゃなきゃっていう利用シーンはせいぜい家族割ぐらいか。でも私はそれも使ってないから、やはりSoftBankに留まる理由にはなりません。新規購入者には手厚いものの、古くからの継続ユーザーへの恩恵はほとんどないので、遠慮なく出ていけます。

てなわけで、SIMフリー版iPhone 6が手に入り次第、私はSoftBankの契約は解約します。iPhone 6、早く出ないかな。

と、長々と書いたところでこんな記事に出くわしました。他方でこんな記事もあるし、あてにはしてないけど推移は注意深く見守りたいと思います。