全国魚市場&魚河岸まつり2022

コロナ禍は第8波到来と言われつつも、イベント面ではようやくノーマルな状態を取り戻しつつあります。

先日は日比谷公園で開催されたグルメイベント『全国魚市場&魚河岸まつり』に行きました。私が毎年一番楽しみにしているイベントです。支払いに現金が入らないところもいいですね。

全国魚市場&魚河岸まつり

まずは痛風鍋から。あん肝、大ぶりな牡蠣、鱈の白子が入っていてプリン体たっぷり。

痛風鍋。あん肝、牡蠣、たらの白子入り
この手のものを躊躇なくいただけるのだから、痛風がないってのはありがたりです

次に鯖の串焼き。

鯖の串焼き
鯖って美味い魚ですよね。最近は刺身(解凍)も出回るようになったし

甘海老ユッケ丼。

甘海老ユッケ丼
海老の美味さは外れがないですよね

フィッシュサンド。

フィッシュサンド
バンズではなく薄い生地で挟まれているのが新鮮です

佐賀には何もない

佐賀県は都道府県魅力度ランキングで常に最下位を争います。それを知る県民も「佐賀には何もなかよ」と言います。これは主に観光客を多く呼べるような有名な観光資源に乏しいからでしょう。なにしろ人口が少ないので、リピーター獲得が前提の大規模エンタメ施設の類は到底実現不可能です。

でも私はそんな佐賀が気に入っています。「何もない」こそが魅力だろうと。

例えば風景。佐賀駅周辺の市街地を抜けるとこんな感じの田園風景が広がっています。晴天下、自転車で走ると実に清々しいのですよね。

佐賀の風景
佐賀の風景

知らない人は多いかもしれないけど江戸時代の佐賀は今とは逆の雄藩でした。明治維新の立役者である薩長土肥(肥前が佐賀)に名を連ねるくらいだし。ちなみに当時の福岡は借金まみれでしたよね。

佐賀が豊かだったのは出島を擁する長崎(幕府直轄地)のマネジメントを担っていて西洋文明に明るかったのと、佐賀平野の穀倉地帯があったからでしょう。かつては米が富の尺度だったように、近代化が進む前は食糧生産こそが存続における最大課題だったわけだから。

そして佐賀県の食料自給率は今でも100%前後。農業が盛んな上、県の南北両側に海があって海産物も豊かだし、佐賀牛のような酪農ブランドもあります。みかんに至ってははまさきなんて特級品も生まれました。

しかも福岡の隣という地の利の良さです。鳥栖市などは福岡の地方の市よりも博多までのアクセスが良かったりします。

佐賀県産みかん「はまさき」
はまさき。イオンで2個600円もしてたけど、その価値はあります。みかんの概念を覆してくれるぐらい美味です

で、何が言いたいかというと佐賀のポテンシャルは実は高いということ。とりわけ対エネルギー危機において。

もしロシアによるウクライナ戦争が長引き、石油や天然ガスの国際的な取り合いでガソリン価格が高騰し続けようものなら、多くの食料品の地産地消が可能な佐賀は一躍有利になります。逆に最も不利なのが、あらゆる物資を外部からの供給に頼っている東京です。

また、近年は長距離ドライバー不足も言われています。だったらエネルギー危機が来なくとも、やはり長距離輸送に頼る東京は不利です。「不動産の価格こそ圧倒的に高いものの食料品などはさほどでもない」という東京の姿は変わっていかざるを得ないでしょう。

食料自給率でいけば北海道や東北も高いけど冬が寒くて暖房費がかかりますよね。

もちろん佐賀が大きく発展する可能性は乏しいけど、将来「食料品が相変わらず安くて、実は暮らしやすい」と言われるようになる可能性はあるでしょう。

自宅で南国気分

海外旅行が現実的ではないので、ちょっとでも南国気分を味わおうとこちらの商品を買ってみました。

ココナッツエッセンシャルオイル

ココナッツのエッセンシャルオイルです。加湿器を使って東南アジアの空港に着いた時のあの香りを再現しようと思って。

水野愛のマンホール蓋(道の駅しろいし)

フランシュシュ3号水野愛のマンホール蓋(道の駅しろいし)
フランシュシュ3号水野愛のマンホール蓋(道の駅しろいし)

ゾンビランドサガのマンホール蓋探訪、三日目は道の駅しろいしにしました。最寄り駅はJR長崎本線の肥前白石だけど、佐賀駅から17kmぐらいだから例によって駅前で自転車をレンタルして出発。

1時間半ほど走って到着。建物の手前でマンホール蓋を撮影。絵柄は蓮根と玉ねぎですね。玉ねぎは北海道や兵庫、蓮根も茨城、徳島に並ぶに並ぶ佐賀の特産品だもんな。

道の駅しろいし
道の駅しろいし

さて、道の駅白石はというと、昨日の道の駅鹿島ほどの特殊性はない、落ち着いた感じの道の駅でした。

農産品を買っても往生するので、トマトソフトクリームを購入。甘くない、あっさりしたソフトクリームもいいものです。

フランシュシュ3号水野愛のマンホール蓋(道の駅しろいし)とトマトソフトクリーム
フランシュシュ3号水野愛のマンホール蓋(道の駅しろいし)とトマトソフトクリーム

燃油サーチャージ 2022

インドネシアの地図

ふと気になってガルーダインドネシア航空の燃油サーチャージを調べてみたところ、日本との往復で73,400円(2022年11月30日発券分まで)だそうな。12月からは少し下がるけど61,000円。航空券はマイレージで賄えたとしても、追加でその額がかかるのは痛いなぁ。ドル建てのリゾートも円安でかなり割高になってるだろうし、旅行も先送りにした方がいいな。パスポートの更新も見送って。

それにこの冬、インドネシアには旧宗主国からオランダ人が大挙して押し寄せるのではないかと。ウクライナ戦争のせいで欧州ではエネルギー危機が深刻だから、寒い時期は南国でやり過ごそうって人が少なくないだろうから。何しろオランダの緯度は樺太の北の突端ぐらいだし。混んでいる時にわざわざ行かなくてもいいや。

ちなみにフィリピン航空でも往復45,800円(2022年11月30日発券分まで)。こちらもまだ高いよな。