PoserShot S120用の水中ハウジング

サンコーレアモノショップがCanon PowerShot S120用の水中ハウジングを発売しました。

サンコーレアモノショップのPowerShot S120用水中ハウジング

PowerShot S120用は私が現時点で水中写真用にお勧めするデジカメのNo.2です。Wi-Fi機能など今風の目ぼしい機能を一通り搭載した「全部入り」で、かつマニュアルフォーカスができる上に、撮影時にはピントが合っている箇所を色付けして液晶画面に表示してくれます。

ちなみにお勧めNo.1機種は同じCanonのPowerShot G1X Mark II。こちらはS120よりも大ぶりで値もはる分、高画質です。

サンコーの水中ハウジングは、Canonの純正品とは違ってレンズポートの先に67mmのネジ径が切られています。つまり別途INONのアダプタを使わずとも、各種のコンバージョンレンズを直に取り付けられます。

WP-DC51
こちらが純正品のWP-DC51。レンズポートの先が残念な作り

コンデジの撮影画像は一眼のマクロレンズに比べて像が小さいこともあり、ダンゴウオの幼魚などを撮る際には高倍率のクローズアップレンズは必須になります。ならば、よけいな部品を使わずに装着できるサンコーの製品の方が有利でしょう。

Canon、いい加減、レンズポートにネジ径つけてくればいいのに。大勢のダイバーがリクエストを上げているはずなのだけど。

エポーレットシャーク

以前にも紹介したアンボンのナイトダイビングで撮影した歩くサメの一種。このときは歩くどころかぜんぜん泳ぎもしなかったけど。

エポーレットシャークの一種

この個体の発見者のマークさん(英国人外科医)は「アポレイトシャーク」と呼んでいたけど、スペルは解らず。

でも先週フジテレビで放送された「へんな生きもの2014」の録画を見ていたら、近縁種が登場していました。「エポーレットシャーク(Epaulette shark)」だそうな。

へんないきもの2014の1シーン
なぜか自分の尻尾を咬んで、側転を繰り返すエポーレットシャーク

そうか、アポレイトではなくエポーレットだったのか。自分の英語ヒアリング能力の低さを痛感しました。 ちなみEpauletteとは軍服などの肩章のことらしいです。 まあこれで一件落着。