パシフィック・リム

pacificrim

映画『パシフィック・リム』をレイトショーで見てきました。いやぁ、これ最高ですね。

ストーリーは他愛もなくて、怪獣の侵略に巨大ロボットで立ち向かうってだけの話。そう、マジンガーZの世界です。

それは解っているのだけど、見ていてついつい力が入ってしまいます。

これまで、CGによる程々にデカいロボットどうしの戦いはトランスフォーマーシリーズで見てたけど、怪獣対巨大ロボットは初めて。

ほんでもって昔のアニメとか怪獣映画を彷彿させるシーンがたくさんちりばめられているのですよね。というか全編がそうかな。

強いて言うと、一番似ているのはガイキング。新しい方の。怪獣が地球の内部からわき出てくる点、パイロットに先天的な適性が必要な点、そして搭載している兵器の数々が。

そうそう、主人公が操縦するイエーガー(巨大ロボットの総称)のジプシーデンジャーが繰り出すパンチ、テレビCMでは「エルボーロケット!」と叫んでいますが、吹き替え版ではしっかり「ロケットパ〜ンチ!」になっていました。まあ、前腕が飛んでったりはしないのでジェット噴射付きの強烈フックですが…。

でもまあよくこの映画に120億円とかって大金が出たもんだ。チャイナマネーは凄いや。

ちょびヒゲがア〜ン

レンベのオオモンカエルアンコウ。40cm級の巨漢でした。

オオモンカエルアンコウ
上唇にちょびヒゲ風の模様が

ぱっくり口を開けたところを撮影。白い咽が見えますね。

オオモンカエルアンコウ

それにしても大きく育ちきったオオモンカエルアンコウって、おっさんの顔面みたいですよね。ちょびヒゲがお似合いだ。

FlashAirデベロッパーズ

世間では夏休みの時期ですね。遠くの海にダイビングに出かける人もたくさんおられることでしょう。再来週末ぐらいまでがピークかな。羨ましい。私はお財布が回復するまでダイビングはしばらくお休みです。まあ、夏休み分は繰り越して別の時に潜りに行きます。

それにしても8月は長いんだよなぁ。祭日もないし。


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FlashAirデベロッパーズなる機構がスタートしました。FlashAir関連アプリや周辺機器の開発をサポートするもので、誰でも無料で参加できます。

FlashAirは東芝が開発した無線LAN機能付きのSDカード。Wi-Fi非搭載のカメラでは重宝します。しかも似た特徴のEye-Fiよりも安定しているため私も愛用しています。

Eye-Fiのカードエラーが発生するとカメラは操作不能になります。少なくともNikon D7000とSONY Cybershot HX5Vではそうです。そして困ったことに水中ではSDカードを抜けないのですよね。

FlashAirも同じぐらい使い込んでいるものの、一度もカードエラーは発生していません。

ちなみにD7000にはSDカードを2枚挿せるので、私は64GBのSDXCカードにRAWファイルを、8GBのFlashAirにjpegファイルを保存しています。こうしておくと旅先で軽量なjpeg画像を転送してすぐさまiPadの画面で見られます。作品にするのはRAWファイルの方です。こちらは帰宅してからMacでじっくり編集することになります。

さて、FlashAirには純正のiOS向けとAndroid向けの無料アプリがあり、水中ハウジングにカメラをセットしたままスマホやタブレットからFlashAir内の写真を取り出すせます。

ただし、このアプリは必要最小限の機能を持つだけで、使い勝手は決して良くありません。

例えば、取り込む写真は一覧からいちいち選択しなければなりません。そのため一連の写真をiPadへ転送中にD7000カメラの省エネ機構が働き、電力供給が止まってFlashAirとの接続が切れると、iPadの写真アプリでどこまでが転送済みかを確かめて覚えておき、FlashAirアプリの一覧からどこまで送ったかを判断の上、写真を選び直して転送という面倒な手順を踏まなければなりなせん。

よって、「日付を指定した選択」の機能は今はないけどぜひ搭載して欲しいですよね。過去の撮影データをFlashAir内に残している場合に「今日撮った写真だけを一発選択」ができれば楽です。

同じく、「過去2時間の写真の選択」もあるといいかな。1ダイブが終わる度に取り込むパターンですね。1本のダイビングは40〜80分ぐらいだから、2時間の幅があれば休憩時間に直近のダイビングでの撮影分を転送できます。

もっと言うと、転送履歴をアプリが記憶していて「未転送の写真を選択」ができるといいですよね。だったら撮影日時を区切らずに取り込めます。うん、これだけでもいいや。

ということで、誰か純正アプリよりも便利なFlashAir転送アプリを開発して販売してくれないかな。私にはその時間も能力もないので成果物を購入させていただきます。

オオモンカエルアンコウ

レンベのオオモンカエルアンコウ。

オオモンカエルアンコウ

額のトゲがほとんどなくて横顔はつるんとしてました。

オオモンカエルアンコウ

それにしても体中に無数にある穴ぼっこは何のためかと前々から思っていたものの、こうして見ると目のカモフラージュのような気がします。カエルアンコウが狙う獲物に自身が魚とは認識しづらくさせるとか。

ダイビングとお金にまつわるぶっちゃけ話

ocean αのロゴocean+αに『ダイビングとお金にまつわるぶっちゃけ話』という記事が載っています。

冒頭はアンケートの結果。

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なるほど私も29%に入ります。一眼レフの水中カメラセットを買った一昨年だけは100をかなり超えたけど、だいたいは50万円〜ってところです。

結局、行き先はフィリピンが多くなります。より近い沖縄、サイパン、グアム、パラオなどでは満足できないけど、直行便では行かれないマブールやレンベだと時間とお金が余計にかかるので。

このblogを訪れた皆さんが、ついでに広告をクリックして見まくってくれたら、私も「150万円以下」にランクアップして、もっとたくさん新作写真を紹介できるかも知れません。

それにしても結構な出費です。これを10年も積み立てればざっとン百万の貯金ってことにもなります。まあ、それが趣味、道楽というものですが。本来、お金は自身や家族の人生を豊かにするために使うべきものだろうし。

さて、私には20年来のダイビング仲間が一人いて、彼の鉄板トークネタがこれ。

昔、ダイビングの旅先で、仕事を引退して悠々自適のリッチなシニアダイバーに会った際、「いいご身分ですね。羨ましい」と言ったら、「馬鹿なことを言うな。こんなに素晴らしい世界を若いうちから楽しんでいる君らの方がよほど羨ましい」と怒られた。

なるほど。年を重ねると体力も衰え、持病を抱える可能性も上がります。老眼が進めば小さなものは見えづらいでしょう。スキューバダイビングには競争要素もなく老若男女が楽しめるレジャーですが、若い内の方が体力的に自由が利くのは間違いありません。でも、若いときはお金がなく、歳を取ると体力がなくなるわけです。

いや、今の現役世代以下は残念ながら歳を重ねても財力がつくことはなさそう。優秀で職業にも恵まれた一握りの人たちはともかく大多数はそうです。

悲しいことに資産家や高所得ではない多くの人にとっては「安寧な老後のために楽しみも我慢して貯める」と「厳しい老後は覚悟の上で楽しめる内に楽しむ」のどちらか、もしくはその中間でバランスを取るしかないのですよね。

「60、70まで生きたらポックリ逝く」などとうそぶいてみたところで、人ってそうそう簡単に死ねたりはしないわけだから。家族もあるならなおさら選択肢は狭まります。

ま、何かを得るためには何かしらを諦めなくてはならないってのが大方の人の人生なのでしょう。

それに、仮に高所得者になれたとしても、まともに休みが取れない献身的なハードワークの結果なら、やっぱりダイビングなんかに多くの時間を割けないわけだし。