続・落選作品

地球の海フォトコンテストは全4部門で合計1,000点(ビギナー部門が400点、他の3部門が200点ずつ)が入賞に選ばれるので、上位獲得でなければさほど勝ち残った感はないものの、それでも入賞すると審査員に認められた小さな実績と自身に課したノルマを果たせた達成感が得られます。一応世界最大とうたった業界をあげてのお祭りなので。

さて、こちらも今年の地球の海フォトコンテストに応募して落選した作品。

ミグピー
『ミグピー』 (自由部門) 撮影地:セブ
いわゆるピグミー(シーホース)が逆さになっているので「ミグピー」

昨日の「カレー小僧」は本命だったものの、こちらの一枚は私の中では「賑やかし」という位置づけでした。昨年、表彰式の後の抽選会で高価なLEDライトを貰ったので、お礼を兼ねて供託金として応募費用の1,000円を上乗せしてあげようと。

で、思った通り落選。足場のない水深30mの壁面で苦労して撮った一枚ですが、やっぱり絵としての完成度が…。尻尾の先が見切れている上、こちら向きでもなく、頭にはシーファンのケバケバがちょこっと掛かっているので。せめてもう少し左斜めから撮っていればよかったのですが。

自分でも15mmかそこらの個体がでっかく映っているってだけの割と凡庸な作品だと思うし、今年は辰年にちなんでピグミーシーホースの写真が大量に応募されてたでしょうから、この被写体の写真を選んだ時点で相当分が悪かったはずです。

まあ自由部門にももう1枚出してあって、そちらは入賞しているので狙い通りではあります。

ちなみに上の作品のトリミング前の写真はこちら。

ミグピー(未トリミング)
ミグピー(未トリミング) 解る人は解るはず。この小さな被写体を片手撮りでここまで大きく映す大変さが…

ブリッと便利なマヨケース

昼食に寄ったお店のマヨネーズ容器に感心してしまいました。昔からあったのか比較的最近の発明品なのかは知りませんが、これって優れものですね。

便利なマヨネーズの容器

見た目は何のへんてつもない円筒状の容器ですが、持ち上げて胴体の脇を押さえれば底からマヨネーズが捻り出される仕組みです。使った後もそのまま立てるだけでOK。それでいて続きが垂れることもありません。 底面を見るとこんな感じ。

マヨネーズ容器の底面
マヨネーズ容器の底面 金魚の糞があんなに長いのは肛門括約筋がないからですが、 この容器には切れ味すっきりな人工肛門みたいな仕組みが付いていました

近年、ハインツのケチャップなんかも逆さに立てる仕様になっていて、残量が少なくても直ぐにケチャップが出てきますが、フタを開け閉めする手間がない分こちらの方が優れています。

ああ、よろけた拍子にうっかり押さえたりすると不意にブリっと漏らしちゃったりはするか…。

あと、マヨネーズほど粘性が高くないものにも使えるかどうかは解りません。

ちなみにお店は「情熱のすためし どんどん」。「伝説のすた丼」ではない方です。

落選作品

もうすぐマリンダイビングフェア。そしてこれは今年の地球の海フォトコンテストに応募して落選した作品です。

カレー小僧
『カレー小僧』 (地球環境部門) 撮影地:セブ
ジャガイモっぽい色のカエルアンコウが潜んでいた岩場の黄色をカレーのルーに、 赤を福神漬けに、イカの卵をライスに見立ててみました

もうすぐマリンダイビングフェア。そしてこれは今年の地球の海フォトコンテストに応募して落選した作品です。

まあ、地球環境部門にはもう1枚出していて、そちらが入賞したので選から外されちゃったのでしょうが、本当はこの一枚が私の本命だったのに…。いやあ、他人の評価はえてして自分の思い入れとは違うものです。やっぱこれ一点張りで応募するべきでしたかね。カエルアンコウのびっくりしたようなポーズといい作品タイトルといい、下位入賞のレベルには十分達していると思うのですが。

そうそう、地球の海フォトコンテストにはぜひとも「ユニーク写真部門」を設けてほしいものです。今回から新設された地球環境部門なんて定義が良くわかんないし。ユニーク写真部門はもちろん笑わせたもん勝ちってことで。

いや、部門ではなく「ユニーク写真大賞」や「ラブリー写真大賞」あるいは「みんなで考えま賞」みたいな審査員特別賞をいくつか作るのがいいかな。別枠で表彰するような。なにしろ地球の海フォトコンテストの盛り上がらなさの原因は、上位入賞作以外はその他大勢扱いされる点にもあると思うので。

docomoからiPhoneは出ない

features_siri_gallery_weather昨秋、auからもiPhoneが発売され好調です。依然として契約数ではauやSoftbankとは大きな開きがあるものの、品揃えにiPhoneがないdocomoの苦戦が見て取れます。ということで「今夏にはdocomoもiPhoneを投入してくるはず」という憶測は根強いですよね。日経新聞も飛ばし記事を書いたことがあったし、実際それを待ち望んでいるdocomoユーザーも多いことでしょう。

でも先日、docomoの関係者と話す機会があったのですが、その話題になった際に「docomoがiPhoneを出すことはない」と言い切っておられました。理由は「国内メーカーが窮地に立たされるから」。iPhoneを出そうものなら相当数の国内メーカー機ユーザーが乗り換えるのが目に見えているため、docomoの立場からしてそれらのメーカーに引導を渡すような決断はできないと。

この見解がdocomoの不動の決定事項なのかは解りませんが、なるほど政治的な理由からだと言われると妙に説得力があります。iPhoneは咽から手が出るほど欲しいからこそ手を出すわけにはいかないというジレンマですね。docomoが踏み切れない理由はAppleからの厳しい条件ばかりではないわけだ。

そういや2年前、販売に乗り気だった初代iPad(3Gモデル)がSoftbankオンリーだと解った際、docomoは各社にiPad対抗機を出してくれるよう頼み込んで回ったという話も聞きます。良くも悪くもdocomoファミリーのメーカーとは一蓮托生なわけです。

だとしたら、この先docomoがiPhoneを出すことがあれば、それは国内メーカーを見捨てざるをえないほどの窮地に立たされたか、逆に国内メーカーが十分に戦える力を持ったときということでしょう。でも後者はありえなさそう。皆Androidで横並びだし、そちらでは世界的にSamsungが強いわけです。ああ、メーカー各社が携帯事業をギブアップしてくれればdocomoは心置きなくiPhoneの取り扱いに踏み切れるか…。

いずれにせよdocomoがiPhoneを売ることがあれば、そのときは日本の産業界にとってのさらなる転換期ということになるのでしょう。

ヘイフィーバー中

私も先週の頭から花粉症が始まってます。今年は国外逃亡に失敗したので防衛できない分はひたすら耐えるしかないと覚悟しました。

それにしても数年前までは鼻先で花粉たっぷりの杉の枝をワサワサされても平気っぽかったのに。いや、九州の田舎育ちなもんで花粉症みたいに都会人っぽいアレルギーが自分にも現れるなんて思ってなかったのですが、実にあっけないものです。この季節に私よりも病弱な人達が平然としているのを見ると何となく釈然としないでもないですが、まあアレルギーなんてのはそういうものですよね。体力でどうにかなるってもんでもありません。

というわけで毎年春のこの時期の私は睡眠時間が長くなります。夜帰宅しても目を開けているのが辛いので、しばらくと思いつつ横になって目をつぶるとそのまま寝入ってしまって。

ただし、個人的な経験では焼酎やら泡盛なんかを飲めばしばらく症状が緩和されますね。とはいえ朝からあおるわけにもいかないわけで。