あぁ海に行きたい

昨日、仲間の一人がパラオから帰国し、入れ替わりに別の仲間がセブ・マクタン島に旅立ちました。ああ、もっと前に声をかけといてくれれば私も行ったのに…。

私は12月の初旬にピグミーシーホースを撮りにそのマクタン島に行って以来、3ヶ月以上潜っていません。当然、水中写真の新作もありません。寂しい。

セブのピグミーシーホース
12月のピグミーシーホース

とは言えドライスーツを買う気も借りて潜る気もないので(そもそも胸囲110cm対応のレンタルドライスーツはあんまりないかも。腕も太いし…)、行くとしたらダイビング抜き(釣り?クルーズ?)か、もしくは沖縄以南に飛ぶか。

3月下旬となると離島はもちろん沖縄本島もそろそろ水温が20℃を超えてくる頃。20℃あれば私は3mmウエットスーツでも快適に潜れます。那覇なら海外みたいに一人で行ってもホテル代が上がることはないし、木曜の夜出発で金曜日だけ休んで二日潜って日曜日に帰ってこられます。

うん、その線で検討してみるかな。仲間の誰かが行くんならそのプランに便乗させてもらうんだけど、私が言い出しっぺになんなきゃだめだろうな。

Facebookって実はかなりおっかねーんじゃね?

Facebookの登録者が日本でも1,000万人を超えたそうで。確かに私の身の回りでも頑なに使わない人がいる一方で、Facebookユーザーは続々と増えています。

さて、下図はとあるFacebookページにアクセスし、紹介されていた商品をクリックしたときに表示された画面。まあ、Facebookを使い慣れた人にはお馴染みのやつですよね。

ReBuyアプリの許可リクエスト

何となく流れで許可してしまいそうですが、よくよく見ると気になることが書いてあります。例えば基本データへのアクセスの蘭。

名前、プロフィール写真、性別、ネットワーク、ユーザーID、友達リストなど、すべてのユーザーに公開している情報が含まれます。

名前やプロフィールうんぬんは、まあ良いでしょう。そのページのサービスを使うためにユーザー登録するようなものです。自分宛てに販促メールが届くのも特にどうということはありません。でも、友達リストだけは性質が違うのではないかと。

いや、これが「マイカレンダー」みたいな他愛もないものならいいのです。友達の誕生日一欄カレンダーを作ってくれるアプリですね。でも、Eコマースのアプリに友達リストをさらすのは薄ら寒いものがあります。「友達リストも公開情報なのだから構わないはず」って理屈で来られても。コンビニのレジPOSで「見た目40代のおっさんがブラックの缶コーヒーを買って行った」なんて情報収集をしているのとは別次元の話のような気がしますし。

しかも5項目目には、

あなたがReBuy-01を利用していないときでも、あなたの情報にアクセスすることを許可します。

と書かれています。これって「個人情報のすべてをお任せします。いつでもご自由にお使いください」と言っているのと同じでよね。いや「盗聴器を仕掛けますが、どうかお気になさらずに」に近いかな。

実際の動きは解らないけど、推測するに、そうやって許可した上で何かを買おうものなら、それをトリガーにアプリが友達リストを含む個人情報をごっそりかき集めて持ち帰るわけです。そして友達の誰かに「お友達の●●さんがこの商品を買いました。あなたもいかがですか?」というメールを送り付けると。あるいはその逆で自身では何もしていなくても友達の誰かが何かを買ったのを切っ掛けに、ある日から身に覚えの無いアダルト動画のお知らせが来るようになるなんてことも。アダルトうんぬんではなくとも、共通の趣味、アクティビティに関する何かが知らない業者から届くとか。

まあ、実際には若干のハードルもあるでしょうし、プライバシーの侵害も甚だしいのでそこまで露骨なことをやる業者はないかもしれませんが、裏で個人情報がどう使われているか解らないわけですし、この手のFacebookアプリに許可を出すと友達もろともマーケティングデータを供出させられるってのはどうも…。

それにReBuyのサイトに掲載されている導入企業は名の知れた大企業ばかりですが、一方では限りなく敷き居を低くしていますし、セキュリティはガッチリ固めているにしてもReBuyアプリが収集したデータの取り扱いの過程に得体の知れない怪しい業者が侵入しないとは限らないでしょう。Facebookで紹介されて何かを買うにしても、やっぱりこの手のアプリを介在させないサイトを使いたいものです。実害はないかもしれないけどどうにも気味が悪いので。

もっともFacebookにアカウントを作っちゃった時点で手遅れのような気もしますが。機械的な解析データの収集が可能かどうかはともかく、かなりの個人情報を開示しちゃってるわけで…。

ただまあFacebookを使うってことは「個人情報と引き換えにサービスを受けているんだ」という自覚は必要だろうと思います。

新iPadは買うな

発熱iPadのイメージ

新iPadは買わない方がいいと思います。今のところは。

早速買った人、店頭で触った人の話を聞くと、どうにも発熱が大きいらしいのですよね。使っているとすぐに背面下部が熱くなるそうです。主にグラフィック周りをパワーアップした副作用なのでしょう。

モノができ上がるまで発表しないAppleにとっては予想外の反響だったかもしれませんが、ユーザーの使い心地には敏感なAppleのこと、多大なコストを掛けてでもそう遠くないうちに何とかしてくるんではないでしょうか。

どのみち新型iPadが市場に潤沢に出回るまでには3週間かそこらかかるので、しばらく待ってから買うのが良さそうです。

フィッシュアイズームって選択肢もいいね

3月のダイビング(4月もかも…)の計画が流れたので少し財布に余裕が出てきました。もっともレギュセットのオーバーホールがまだだし(きっと今回はン万円コースだ)、なけなしのお金なんだから後々の海代に取っておけばいいのだけど、しばらく倹約してたので何か買いたいという思いが…。

そこで欲しいものの一つがフィッシュアイ系の交換レンズ。自身の好みで海を選べるときはいいのですが、誰かと連れ立って行くときは終日完全マクロ指向ダイブとはいかないことも。昨年マブールに行ったときは予想外にシパダンばっかりだったし、今時分セブ島南端のリロアンなんかに行くとオスロブの餌付けジンベエを見に連れて行かれたりするわけです。

ワイド系のダイビング用にもう一本レンズを持って行くならフィッシュアイが良かろうと。陸では定番の標準ズームは水中では無用の長物ですしね。

フィッシュアイレンズは広範囲を撮れる反面、寄りが足らないと寂しい絵になりがちですが、一方でマクロレンズ以上に被写体に寄れたりもします。対象がそこそこ大きければワイドマクロも楽しいですよね。昨年12月に撮りに行ったピグミーシーホースが8匹ついたあのシーファンをフィッシュアイで撮ったらかなり面白そうだ。

で、これまでは漠然とSigma 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSMがいいかと思っていたものの、他にもTokina AT-X 107 DX Fisheyeという選択肢があることを知りました。10mm-17mmのズーム機能がついたフィッシュアイレンズです。

レンズ前2.5cmまで寄れるのでドームポート越しに使う水中ではとことん被写体に近寄ってもOK。マイクロレンズの時からは一転してワーキングディスタンスやピント合わを気にする必要もありません。

それからリゾートの海ではついついやってみたくなる下半分だけ水中の写真も撮れますね。もちろん動画撮影もありです。105mmマイクロレンズだと手ブレが増幅されるのでさすがに撮る気になれなかったけど。

Tokina AT-X 107 DX Fisheyeに対応のドームポートとエクステンションリング、ギアの組み合わせが98,750円。新宿西口のアンサーで現金で買えばきっと1割引いてくれるので消費税込みで約93,400円。これにレンズ代を入れると15万円コース。トータル的にはSigma 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSMと同じぐらい。

ならば明るい単焦点を取るかズームを取るか。やっぱりここは画角を変えられるTokinaのフィッシュアイズームですかね。南の島の風景を撮る際などは17mmの画角が重宝しそうなので。

まあ、他の出費が割り込んできたら買えないかも知れないけど。そんなレンズのセットを買ったら、きっと大光量のビデオライトも欲しくなるし…。

iPad発売で変わること

New iPad

新しいiPadが発売されました。私はiPad2を持っているので購入は様子見。今のところ「もう1年待っても良いかな」という感じです。

iPhone 4のときもそうだったけど画面がキレイになってカメラの性能が上がった程度では食指は動きません。それらが良いのは解るけど4~6万円もするので他を差し置いてでも買いたいかと言うと。私は写真はデジカメで撮りたい方だし。

ちなみに私はBlu-rayプレイヤーもHDテレビも要らない派です。画質に関してはどの分野でも総じて「及第点レベルで良い」という。画質が上がったところで俳優さんの演技が深まるなんてことはないわけで。

ただし、お仕事となると避けては通れません。私の主業務はソフトウエア製品で使う絵を描くこと。新しいiPad向けにはこれまでの2倍の解像度、ドット数4倍の画像を用意しなければなりません。Illustartorの絵は縮尺自在ですが、Pothoshopで加工する写真なんかは元の解像度を気にかける必要があります。

それとアイコン。新旧のiPhoneとiPadに対応したiOSアプリ用のアイコンは2つ増えて9通りの解像度で作らなければならなくなりました。