こんなダイビングはいやだ

今日は一ヶ月ぶりに南伊豆の谷津に潜りに行きました。馴染みのダイビングショップスタッフに誘われてたもので。

昨夜は飲み会の予定があったので、参加するかどうかは当日の朝に連絡でOKってことで話をつけていたのですが、夜中の2時前に帰宅できたので仮眠後の5時半に起き出して出発。10時前に現地に到着しました。

いや、私も早起きは嫌いなので、よっぽど行くのやめようかと思ったのですがね。「寝過ごしたら行かなくていいや…」「天気が悪そうなら行くのやめよう…」「気圧配置が怪しかったら潜れないよね。昨日はクローズで大瀬崎に移動になってたし…」。でも、これらすべてのあてが外れました…。

さて一本目のダイブは「境」というポイント。水温は20.2℃。私はまだ3mmウエットスーツで平然と潜れる温度です。

ただし、一緒に潜るメンバーの一人が機材の水面装着やらの講習を受けるということで、10分ぐらい水面のブイ付近で浮きながら待機。

そして待ちくたびれた末にようやく潜行するも、生物感に乏しい砂地で何やらドライスーツ関連の講習が開始されました。しかたがないのでガイドが見える範囲で生き物を探してみますが、いたのはウツボととカワハギが一匹ずつ。あとは絵になりにくい底生の小魚がまばらに。またもや事実上の待機です。

ウツボ
ウツボちゃんは何もいない海の最後の頼みの綱

そうして講習が終わったら何も見ることなく浮上。こんなのあり得ないですよね。ファンダイブで申し込んでいたのに、講習の付き添いで1ダイブ終了なんて。

いや、チーム編成の都合で苦肉の策だったのかもしれませんが、だったらパスさせてくれればいいものを。この日は2チーム×3ダイブのスケジュールだったので、講習ダイブ1本を捨てての2ダイブならまずまずなのに。

そこで言って空気を乱すのは気が引けたので、もう1本だけ潜って帰ってきましたが、明日、支払いがてらクレームをつけることにします。タンク代、船代、昼食代、施設使用料などは発生しているので踏み倒すようなことはしませんが、謝罪の言葉はもらわないと。ろくにガイドしてもらっていないのだし、こういう「ファンダイビングにならないファンダイビングでも売り上げが立つ」なんてことを許してはいけませんよね。

やっぱスクール主体のダイビングショップはダメだな。今後はもうその店の主催ツアーは使わないかも。