ナイトホークBCDを検証

先日届いた新しいSCUBAPRO KNIGHTHAWK(ナイトホーク)BCDの各所をチェックしてみました。

私のSCUBAPRO CLASSIC(1993年モデル)とは比べようもないのですが、さすがにいろんなところが変わっています。

まずはインフレータホースの付け根。謎のレバーみたいなスイッチが付いていますが何なのでしょうかね。マニュアルを読んでみないと。

インフレータホースの付け根

付属するパワーインフレータはずいぶん小型のもの。ただしAIR2に換装したらせっかくの真新しい中圧ホースも口径が合わず使えなくなりますが。

小型のパワーインフレータ

ウエストの両サイドにはてっきり大型のポケットがあるのだと思いきや、丸々ウエイトバッグの収納場所になっていました。そういやカタログにそんなことが書いてあったような…。

収納(右側)

ウエイトバッグを引き出すとこんな感じ。

ウエイトバッグを引き出したところ

左右のウエイトバッグにはウエイト玉を2個ずつ収納できるようです。私はベルトしか使ったことがないのでこの方式の利点は解りません。

同じくBCDの裾の排気バルブもクラシカルなBCDユーザだった私には未知の世界だったりします。排気バルブは内側に付いているのですね。

裾の排気バルブ

そして困ったのが左右のポケットの容量。隣接するウエイトバッグの収納にスペースを取られたせいでとてもこぢんまりしてて、小降りのナイフぐらいなら何とか入るかなというサイズ。常時携行しているシグナルフロート(使ったことはないけど)がまるっきり収まりません。

ポケットとシグナルフロート

と思っていると、右側のポケットの奥に拡張ポケットが収納されてるのを発見。引っ張り出してみるとシグナルフロートも収まるサイズ。でも、だらしなく舌を出しているようでちょっと見栄えが悪いなぁ。

予備ポケットを引き出したところ

というわけでナイトホークBCDは今のところポケットの容量不足だけが不満点です。

宮城のお米を買ってみた

EONで宮城産のお米が安かったので買いました。無洗米が5kgで1,550円。

宮城産のお米

宮城県は福島原発に近いといえば近いけど、きっと深刻な放射性物質などは含まれていないはず。本来なら2,000円前後で売られてるはずなんで約500円、実に売価の1/4がが棄損、フーヒョーヒガイ分ってことでしょうかね。

◆◆◆

追伸。よく見たら平成22年産でした。宮城のお米の収穫はもっと後かな。でもまあ原発事故が一向に収まらず今年は古米が人気とも聞きますし、これはこれで考えさせられます。

Facebookで失うもの

最近、私の知人が続々とFacebookを始めています。私自身はずいぶん前にアカウントだけ取ってから長らく静観、ずっと距離を置いていたのですが、目ざとく見つけられて引き戻されました…。

まあ確かにFacebookは昔の知人やらの近況を知るなんて用途には便利ですが、それで失われるものもあるような気がしています。例えば、遠くにいる知人を訪ねる楽しみとか。

「やあ久しぶり。遠いところをよく来てくれたね」
「聞いて聞いて。最近こんなことがあったんだよ」
「知ってる。Facebookで読んだから」
「あっそう…」

何となく相手の近況が把握できて割といつでも連絡が取れるんなら、わざわざ休暇を使って会いに行くまでもないかなと。

もちろんFacebook上のやり取りは互いの交友関係も含めて皆に筒抜け、ダダ漏れなので迂闊なことはできませんし、訊きたいこと話したいことのすべてがFacebookで片づくなんてことはないので上手く使っていけばいいだけなのですが、それでも何というか「以前は知り得なかったことまで簡単に知ることができてしまうつまらなさ」みたいなものはありそうな気がしています。まあ、twitterやblog、メールだって同じようなものかもしれませんが。

それと、その気になれば実名で簡単に検索できてしまうのは情緒を損ないますよね。「もう会うことはないかも」「次はいつ話せるかわからない」なんて切ない別れはなくなって、送別会の締めくくりに「じゃ、これからはFacebookで」ってのが果たしてどうなんだか。ある種の物語は成り立たなくなりそうだし。

ちなみにGoogle Plusの方も原則実名が前提らしいのですが、「サークル」として関係を括れるらしいので、もっと目的を絞ったコミュニケーションが可能になるようです。

ヤマダ電気で買うのはやめた

終戦記念日ですね。この国にもあれこれ問題はあるにせよ、ともかく平和で何より。今後もずっとそうであってもらいたいものです。

さて、今日のお昼、ヤマダ電機の某店に寄ってみたところ、パソコン売り場で特価品に遭遇。

掘り出し物に思えたので買おうと思いつつも、詳しい知人にアドバイスを貰ってからにしようと商品のパッケージをiPhoneで写真に撮ろうとしたら、すかさず店員がやってきて阻止されました。

対象が著作物の類いなら撮影禁止も解ります。本や雑誌の中身とかですね。あるいは誰かの肖像権に関わるようなことなら。でも売り場に堂々と陳列されている商品の外箱はそれには当たらないのでは?

まあヤマダ電機には彼らなりの理屈があるのかもしれません。でも、それがどうであれ私の方は購入意欲を削がれてしまったので、そこで買うのはやめました。気分よく買い物できないお店では1円たりとも使いたくないので、ヨドバシかビックあたりで同等品を探すことにします。

嫌な思いをしたってほどではないけど、当分ヤマダ電気では買い物しないだろうな。その掘り出し物を他人に紹介することもやめておきます。

てなわけで今回は写真や商品の紹介もなし。

ナイトホーク購入記

Knighthawk BCD参考までにSCUBAPRO KNITEHAWK(ナイトホーク)購入の経緯を書きます。でも届いた品が不良品だったときの対処や故障した際の保証が不安な人にはお勧めしません。

当初、以前使ったことのあるニューヨークのLEISURE PROあたりで買おうと思ったもののナイトホークは一番大きな2XLサイズ以外が欠品中でした。いつなら入荷するかを問い合わせても満足な返答はなし。他にも何社か当たってみても似た状況か、意外に高価で…。

そうして探し回って見つけたのがこちら。香港のお店です。

品揃えの中にちゃんとナイトホークがあり$479とリーズナブル。さっそくメンバー登録して購入手続に進んだものの、チェックアウトの段階で以下のメッセージが表示され、先に進めなくなりました。

No shipping available to the selected country

そこでメールで訊ねると、すぐに「送料込みの526USドルをPayPalで送金してくれればOK。日本にもちゃんと出荷するよ」という返信あり。

ならばとPayPalの手続きを行ったのが8月7日(日)。9日(火)には商品が出荷され、昨日13日(土)に自宅に配達されて来ました。前にLEISURE PROからダイコンを取り寄せたときは商品の入手まで3週間ぐらい待たされたものの、さすがに香港からだと1週間で届きますね。

それからLEISURE PROのときは日本のクレジットカードの有効証明が必要で結構面倒だったものの、今はPayPalで先方のメールアドレス宛てに送金するだけという簡便さ。いい時代になったものです。

香港からダイビング機材を輸入することになるとは思っていなかったものの、近年では中国系ダイバーも増えてますし、香港では毎年DRT Show(アジア最大のダイビングイベント)も開催されています。それに考えてみれば私の水中カメラのハウジングも香港製。そんなに無茶な話でもないですね。

ちなみにクレジットカードの引き落とし代金は8月10日の換算レートが適用されて42,156円でした。