逃げ出したい…

急に暖かくなったためか今週は花粉症がきついです。仕事中に目を開け続けるのもしんどいので、しばし閉じると眠りに落ちそうになります。

先の週末に滞在した河津町(周りは杉山だらけ)では何ともなかったけど、都心近くに戻ってきたら顕著に症状が出ますね。やっぱ花粉症は花粉だけが原因じゃなくて都市特有の有害物質との複合的なアレルギー反応なのでしょう。

こんなときは例年通りフィリピンあたりに逃げ出したいところ。フィリピンに行けば花粉症はピタリと治まります。帰国するとすぐさま元に戻るけど、一時は逃れられるので。ちょうど今週末は予定のない三連休だし。

でも今年はどうにも資金がありません。今月はすでにダイビングに6万円ほど使ったし、もうすぐ切れる定期券は6ヶ月分買っておきたいし、その先にも自宅の契約更新やらが控えていて。

それにしても、ここ4ヶ月は潜ってなかったのに、なぜだか今年は手元にお金がないと思ったら、来月のインドネシア行きの代金を前払いしたからだった。あれがフィリピン行きの2回分以上だったんだ。なるほどなるほど。

もっともフィリピン南部の東海上には熱帯低気圧ができかけているので、ひょっとすると今週末は台風に見舞われる可能性も。だったら無理に資金を工面して行っても海は楽しめないか。やっぱ今年は花粉症に耐えるしかないですね。

気象衛星画像_201403181700-00
この通り、パラオの南あたりで熱帯低気圧が巻きかけてます

それにしても私は人一倍丈夫な体に生まれついたのに、自分よりも病弱だったり不健康な人がケロッとしているのを見ると何とも腑に落ちない気がします。

今週末、海に行こうと思うのだけど

先週末は雨だったけど今週末は晴れ予報。ならばダイビング日和かも。明日をピークに冷え込むらしいけど私は寒いのは平気。痩せてた頃から暑がりだったし。

でも天気予想図は不気味。

Weathermapの天気予想

グアムの東海側には台風3号ができてますね。まあ高気圧に阻まれて日本には影響なさそうだけど、問題は九州の左にある低気圧。こいつが東進してきそうだし、次第に海も荒れそうです。

私が行こうとしているのは伊豆の東側なので要警戒。もう少し様子見だけど今週末は厳しいかも。さっさと抜けてくれればいいのだけど。

ピーチがキャンセル保険を導入

ピーチアビエーションのロゴLCCのピーチ・アビエーションが「Peachチケットガード」を販売するそうです。自己都合で搭乗をキャンセルした際にも航空券代金が払い戻しになる保険サービスですね。掛け金は航空券の1割程度だそうな。

今のところ適応条件は「病気やケガで病院に行く」「親族の不幸」「空港までの交通機関の大幅な乱れ」などですが、ぜひとも「現地の台風」を入れて欲しいですね。沖縄に飛んでも海が荒れててダイビングができないときのキャンセルにも適用されるようになれば、台風シーズンでも安心して日程組めるし。

ほんでもって他の航空会社にも追随してもらいたいです。

沖縄のヤシャハゼ
台風接近の沖縄でも何とか潜れることも多いのですが、さすがにコンディションはね…。 この写真は昨年9月、台風が反れてくれた慶良間で撮ったヤシャハゼ

タクロバン空港壊滅。もはやサウスレイテダイビングは絶望か…

台風30号の爪痕はすさまじく、レイテ島のタクロバン空港が壊滅状態のようですね。悲しいです。

壊滅したタクロバン空港
こちらはmsn産経ニュースから拝借した写真

一昨日も書いたけど、タクロバン空港はサウスレイテに潜りに行く際に利用します。私も過去2度使いました。今回は道路が冠水したどころではなく、大津波の被災地と同様、鉄筋の建物以外が消え失せています。

大雨で車が通れないほど冠水するのだから極端な高潮には耐えられませんよね。もちろんフィリピンの地方都市だから粗末な家屋も多いけど、比較的頑丈な建物すらやられているので、とてもそんなレベルじゃなかったわけだ。

在りし日のタクロバン空港
2011年3月の様子。タラップから撮影。ターミナルまでは歩きです

空港の元の姿はこんな感じ。奥の緑屋根の建物がターミナル。それが上の写真のような無残な姿に…。

建物の内装はこの通り簡素な作りでした。

かつてのタクロバン空港の内装
そりゃ、風速90mの突風ともなるとひとたまりもないやな…

慎んで犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、人々の生活基盤の早い復旧を願ってやみません。託せる募金活動が始まったら微力ながら私も支援させていただきます。

大物狙いの海なので私は行ったことがないけど、セブ島北端のマラパスクァもこっぴどくやられたという話も聞かれます。被害が小さければ良いのだけど…。

さて、気になるのはダイビングサービス。「こんなときに遊びのことを考えるな」と言われるかもしれませんが、サービスを提供してくれてきた人々の生活もあるので。

ジンベエザメスイム(餌付けされていない)で有名なサウスレイテは被害は少なかったようですが、タクロバンの空港も街も壊滅したわけだから、もはや陸の孤島状態です。島外からのダイビング客を迎え入れるどころの話ではないはず。

サウスレイテのジンベエザメ
サウスレイテのジンベエザメ

仮にセブ島からオルモック(タクロバンよりも西の港町)へのフェリーが出たとしても、道路には瓦礫があふれ、道中でガソリンの給油もままならないとすれば、サウスレイテのソゴッドベイまで辿り着けませんよね。サウスレイテに大型フェリーも着けるような港はあるのかな…。

いずれにしてもレジャーで行くには無理があるので、彼の地の多くのダイビングおよびジンベエスイムは閉鎖を余儀なくされるかもしれません。とても残念です。

ロングノーズホークフィッシュ

今年は台風が容赦ないですね。10月も後半だというのに27号が発生。伊豆大島などに大きな被害をもたらした26号と似たコースを辿ると見られます。

しかも21日の時点で中心気圧が925hPaという予想。日本への最接近がその2〜3日後なので910hPaなんて強烈な台風が襲うやも。まだ先日の大雨で地盤が緩んでいるだろうし、コース次第ではまたもや甚大な被害をもたらしそうです。

さらには太平洋の海水温が高いので、これで打ち止めでもなさそう。事実、マリアナ諸島の付近では28号の卵が産まれようとしています。

地球温暖化や海水温の上昇傾向が進んでいる以上、毎年こうなるのでしょうかね。たまらんです。


アニラオのクダゴンベ。英名はLongnose hawkfishというそうな。

クダゴンベ
構図はこちらの方がいいけいど…
クダゴンベ
写りはこちらに分があります

赤いチェック柄が人気のこの魚、アニラオではかなり接近できました。この通り、尻尾が画角から見切れているし。

一緒に潜ったタンク数70本ぐらいの男性が容易に見つけるものだから、船に上がって「名人ですね」と話しかけたら「前回同じとこで潜って居場所を覚えてた」だそうな。そう、彼はパシフィコアズールリゾートの常連さんでした。