安倍、原、白鵬

安倍総理大臣が辞職意向を表明して一週間。新首相の専任は再来週らしいけど菅氏に決まりですよね。岸田氏はパッとせず、石破氏も20人の推薦人すら集まらないかもとも言われているし。

安倍晋三内閣総理大臣
Wikipediaから引用。

さて、私には安倍総理が原巨人軍監督、そして横綱白鵬とも重なって見えます。安倍総理と原監督の共通点は共に返り咲きで、業界のプリンス的な存在である点。そして対抗馬が弱い点は白鵬とも似ています。皆、一強多弱の盟主の座を謳歌してきました。

ただしそれは好ましいことではなく、その業界の先細りを意味します。明確な有力後継者が見当たらないので。原監督が身を引く話はないけど、白鵬は高齢と怪我で引退が近いはずです。鶴竜も先は長くないし、今の大関陣には安定感がありません。

もっと言うと、三者とも強引さが目立つような。安倍氏の国会運営、原巨人軍のなりふり構わない大型補強、白鵬の横綱らしからぬ振る舞いなど…。我々は混迷の時代に突入することを覚悟しなければならないかもしれません。

ただし、政界では菅氏が大化けする可能性はあるかもしれません。自民党の有力者には珍しく世襲ではない叩き上げの彼にはアンチもあまりいないだろうし、これまでは名参謀タイプと目されていたけど実は上に立てば優れたリーダーシップを発揮するかもと期待しています。でも、トランプ大統領が再選されれば、苦労するかも。ゴルフもやらないらしいから。

五輪は順送りにすべし

先週、TBSラジオ荻上チキSession-22を聴いていたら、荻上氏が「早く東京五輪は中止と言うべき」と言ってました。でも私は反対です。新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われたからこそ、東京五輪・パラリンピックは開催しなければならないと考えます。

荻上チキ Session 22

いや、私も五輪自体にはさほど関心がなく、猪瀬都知事(当時)らによる招致にも反対だったけど、せっかく獲得した権利は最大限に活かすべきだし、今ここで断念すれば過去の投資が無駄になるとともに五輪特需もなくなり、多くの日本人が「コロナに負けた」と意気消沈してしまいます。

とはいえ来年夏の開催はもはや絶望的。仮に効果的なワクチンや治療薬が年内に実用化できたとしても、全世界への展開には時間が足りないので。かといって2年後に再延期というプランにはIOCも否定的です。

よってポジティブな望みは「順送り」のみかと。すでに決まっている2024年のパリ大会、2028年のロサンゼルス大会をそれぞれ4年遅らせ、2024年には東京で開催させてもらうと。ほぼすべての代表が再選考にはなるものの、そこはしかたがありません。

昨年の大河ドラマ『いだてん』では、かつて嘉納治五郎がムッソリーニに五輪の開催権を譲ってもらう顛末が描かれていたけど、それよりは真っ当な交渉になろうかと。何しろフランスにしろアメリカにしろ新型コロナウイルスが日本以上に猛威を奮っていて、今後の見通しもなんとも言えない状況です。とりわけパリは+4年の猶予が欲しいところかもしれないので、実現の可能性はあるでしょう。

福岡ソフトバンクホークスが3連覇達成

今年のプロ野球は福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズ3連覇を達成しました。

福岡ソフトバンクホークス三年連続日本一

ホークスの勝ちは予想していたものの1敗ぐらいはするかと思ったけど、4連勝で一つも落とさず。まあ、無理もないか。力量の差は歴然だもの。巨人軍はペナントレース中も5安打くらいの試合が多かったら。相手がライオンズだったとしてもきっと打ち負けていたことでしょう。

巨人軍はカープから丸を引き抜いたプラスマイナスのおかげでセリーグ内では優位に立てたけど、あのFA移籍が実現していなければリーグ優勝はなかったかもしれません。

そう、同じプロ野球でありながら、FAによる補強の比重が大きな巨人軍と、それを真似するものの輪をかけて補強下手なタイガースが所属するセリーグではチームバランスに偏りが出がちの運任せ。そういう特殊な球団がないパリーグに勝てないのも必然です。ホークスには金満のイメージがあるかもしれないけど、若手育成と外国人選手のスカウトには定評があるし、なにより今年のリーグ優勝はライオンズでした。

まあ、このままセリーグ、そしてプロ野球が低迷してもしかたがないところ。そもそもプロ野球は読売新聞が主導した事業体のようなものだったから、新聞、そしてテレビが過去のメディアとなリつつある今では必然です。フランチャイズ空白地を埋めて商圏を拡大するエキスパンションもやる気はないみたいだし。

プロ野球ドラフト会議2017

もうすぐプロ野球ドラフト会議ですね。今年は清宮幸太郎君(早稲田実業)に何球団の指名があるかが注目されています。

でもその清宮君は「自分を厳しく鍛えてくれ、伸ばしてくれる球団が希望」と言っているので育成力に定評のある広島カープ、福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムファイターズあたりが意中の球団でしょうか。ただし広島はもっと走れる選手が欲しいらしく、大砲争奪には参戦しない模様です。

よって高校の大先輩の王GMがいるホークスに指名されれば話は早そうだけど、もし読売巨人軍や阪神タイガースに入団しようものなら伸び悩みそうな気がします。なにしろこの二球団は育成よりもFA補強に熱心に見えます。父親の清宮氏もスポーツ界に身を置くだけあってさすがに解っているので、そのような球団に指名されれば進学に切り替えるかもしれません。でも、もし巨人軍が交渉権を得て、長島終身名誉監督が説得に乗り出してきたりすれば断りきれないかも…。

てなわけで、私はプロ志望届けはこんな風に変えたほうが言いと思います。

プロ野球志望届
クリックで拡大表示。現状だと、在学する高校の校長が高野連に提出するみたいだけど、高校生、大学生、社会人、独立リーグ所属選手も分け隔てなく、本人がNPBに提出すればいいと。せっかくだからペーパーではなくWebサイトにすべきですね。

要するに選手側が希望球団を限定できるわけです。各球団は自分たちに希望を出した選手のみ指名可能です。

「全球団OK」「関東4球団希望」「DHのあるパリーグ球団がいい」「特定の球団のみ」など、個々人で希望は違ってくるでしょう。もちろん特定球団の一点張りならプロ入りの間口が狭まるけどそこは当人の判断です。

この方法のいい点はプロ入り拒否がなくなるであろうことと、地元出身の選手が集結しやすくなること。例えばホークスが全指名を九州出身者で固めるなんてことができるわけです。そうすると選手を輩出した地域はこれまで以上に盛り上がります。ホームゲームには観戦に行きやすいし、ローカルテレビ局の中継もあって応援にも熱が入ります。

かつての逆指名制度のときみたいに裏金が動く可能性があるけど、発覚したら次の年のドラフト会議参加権剥奪みたいな重いペナルティを設けておけばよいかと。

祝・巨人軍10連敗

読売巨人軍のロゴマーク読売巨人軍が10連敗しました。いやぁ愉快。大枚叩いて大型補強したチームが低迷する様を見るのは。

要するに「戦力は外から買ってくればいい」「他球団の戦力を奪えば、それだけで有利になる」という体質が裏目に出た形ですね。選手を育てる力が衰えているという。

高橋由伸監督も気の毒だ。一昨年、半ば強引に引退させられ監督に据えられたけど、ちょうどチームバランスが崩れたところを任されたのだから。

でも、この際なので連敗を球団新記録の12まで伸ばしてほしいものです。すでに球団関係者はかなりこたえているだろうけど、これで考えを改めようってことになるだろうから。

そして、読売球団が球界の牽引役だった時代が完全に終わったという認識の元、さらなる発展を狙うべく球界再編に雪崩込んでほしいものです。16球団へのエキスパンションとして。