ヘアリーシュリンプ

フィコカリス・シムランス。和名はまだありません。レンベのガイドたちは「ヘアリーシュリンプ」と呼んでいました。要するに「モジャモジャのエビ」です。

へアリーシュリンプ(フィコカリス・シムランス)

先月のマクタンでも撮ったけど、2回目で目が慣れた今回の方が映りがいいかな。

ちなみにこのエビの体長は5mmぐらい。写真はやや向こう向きなのが残念だけど、ファインダー越しだと向きはあまり解らないんだよな。でも肉眼だともっと解らないし…。

赤と黄色

赤いテッポウエビと黄色いテッポウエビ。共生しているハゼの種類は違うものの、海老の方は同じ種類の色違いですね。

ダテハゼとテッポウエビ
共生相手はダテハゼ
テッポウエビとヤマブキハゼ
共生相手はヤマブキハゼ

虫、虫、虫

先日のマクタンで私がリクエストしたのは、一つがホヤカクレエビ、もう一つがヨコエビ類でした。「ヨコエビ」なんて聞きなれない人も多いだろうけど、たとえばこちら。

Ladybug Ladybug from Mike Elliott on Vimeo.

そう、このテントウムシ風の生き物。マクタン島でトップクラスとも言われる目利きのフィリピン人ガイドに訊いたら「割と見かける」らしいのですが、このときは見つけられませんでした。色柄も同じのがいるかは不明です。

で、見つけた似たやつがこちら。

ヨコエビの仲間
テントウムシほどはかわいくないなぁ…

で、ついでに撮ってみた虫。体長1mm。

SPONGE ISOPOD

トリミングしてみると、ちょっとウサギっぽい形。

SPONGE ISOPOD

でも、気持ち悪いぐらいうじゃうじゃいます。

SPONGE ISOPOD

ブルーレッグ・ボクサーシュリンプ

「これなら見たことある」と思ったかもしれませんが、それはおそらくオトヒメエビ。伊豆にもたくさんいますよね。

ブルーレッグ・ボクサーシュリンプ

でもこちらはオトヒメエビではなく近縁でブルーレッグ・ボクサーシュリンプ。

オトヒメエビとの大きな違いは胴体が黄色いのと、名前の通り青い足です。

モヤモヤエビ

5mmぐらいのエビ。名前を教わったもののラテン語そのものっぽい響きだったので忘れました。和名はまだないようです。

エビ

ひとまず私は「モヤモヤエビ」と呼ぶことにします。

でも、モヤっとした絵は体毛のせいばかりではなく、フォーカスが甘いから。昨日も書いたけど、私の105mm Microのように焦点距離の長いマクロレンズで接写すると、被写界深度が浅くなってピント合わせが難しくなるのですよね。こちらの本にもそうありました。

とはいえ5mm級の生き物にはそれなりに接近しないと大きく写せないし、難しいところです。