フィリピンで現地SIMを使ってみた

私はBAYSIDE English Cebu RPCへの留学の二ヶ月間、現地のSIMをiPhone 6 Plus(SIMロックフリー版)に刺して使っていました。

まずフィリピン最大手キャリアであるGlobeのお店でSIMカードを購入。75ペソだから200円ぐらいです。SIMカードはマイクロSIMまたはナノSIMの大きさにくりぬけるようになっています。マイクロSIMだけのカードは40ペソでした。

GlobeのSIMカード
GlobeのSIMカード

ちなみにパッケージはこんな感じ。

GlobeのSIMカードのパッケージ
GlobeのSIMカードのパッケージ

ただしSIMカードだけでは使えないのでロードと呼ばれるプリペイドカードも同時に購入します。

Globeのプリペイドロードカード
Globeのプリペイドロードカード

先ずSIMカードをiPhoneに刺し、表示されるメッセージに従ってSIMの台紙の裏にかかれているPINコードを入力したら有効になります。自身の電話番号は設定アプリ > 電話を選ぶと確認できます。

次にプリペイドカードの裏のスクラッチを削ると10桁の数字と6桁の数字が表れます。

Globeのプリペイドロードカード
Globeのプリペイドロードカード

223に電話すると番号を入れろという音声が流れるので、まず10桁の数字と#を入力。次に6桁と#を入力すると額面分のロードが自身の電話番号にチャージされます。

注意が必要なのはロードに有効期限があること。100ペソのロードの有効期間は30日なので、使い切っていなくても期限が来れば買い足す必要があります。

ロードの残高は222に電話するとSMSが届き、そこに書かれています。

なお、データ通信も行いたい場合は別途プラン登録が必要です。こちらのページなどを参考にして設定してください。

また、私が試した限りでは異なるキャリアの電話番号にはテキストメッセージを送れないようです。馴染みになった先生にSUN CELLULARとうキャリアの番号から私のGlobeの番号宛に送ってもらったメッセージはまったく届きませんでした。

それとSIMにも有効期限があり、こちらは残高が0になってから90日。まあ私の場合、電話番号をキープする必要はないけど、近々また行くようであればロードを買い足すだけでまた使えますね。

BAYSIDE English Cebu RPCのWi-Fi事情

BAYSIDE English Cebu RPCのWi-Fiは非常に脆弱です。Wi-Fiが通じているのは二ヶ所。カフェテリア(Philippines cafeteria)と自習室(Study room)ですが、どちらも低速。早朝、誰も利用者がいない時でもこんな感じです。

BAYSIDE English CebuのWi-Fiスピードテスト結果
BAYSIDE English CebuのWi-Fiスピードテスト結果

もちろん利用者が増えるとこの帯域をシェアすることになるので通信速度は著しく落ちます。BAYSIDE English Cebu RPCは一度に100名以上の留学生を受け入れる大型校なので、Wi-Fiは常に遅いと思った方がいいです。

そればかりか時折不通になることも。学校外の問題だと1〜2日回復しなかったりします。

BAYSIDE English Cebu RPCのWi-Fi事情
BAYSIDE English Cebu RPCのWi-Fi事情

よって仕事の連絡など常時安定したWi-Fi環境が必要なら、学校のWi-Fiに頼らずモバイルWi-Fiを用意した方がいいです。もしくはSIMフリースマホをデータ通信可能にしておくか。

なお、多くのメッセージアプリは前処理が多いのか低速環境ではなかなか送受信できなかったりする中、LINE(iPhone版しか試していないけど)は軽快に通信できるように作られていますね。その面では優秀なアプリです。

パラダイスゴビーズの跡地

マクタン島のパラダイスゴビーズダイバーズはかつてコンチキビーチ内の絶好の立地にあったものの、韓国勢に押し出されるようにしてこの2月に移転しました

では跡地はどうなったかというと、やはり韓国系のPoseidon Diveが入りました。

Poseidon Dive
Poseidon Dive(韓国系)

ご丁寧にも店舗ロゴはParadise Gobies Diversと同じフォントと色で。うろ覚えの人が間違いやすいようにって狙いかな。

パラダイスゴビーズの移転先

関連エントリ:パラダイスゴビーズはどうなった?

マクタン島の老舗ダイビングサービスパラダイスゴビーズダイバーズの移転先は同じ島内のVISTA MAR Beach Resort & Country Clubというリゾート内です。 VISTA MARはエンガニョ岬の付け根辺りにある、ちょっとお高いリゾート。よって私は泊まったことがありません。

VISTA MARホテル
VISTA MARホテル  お向かいのLa Miradaホテル

パラダイスゴビーズはVISTA MARのゲートから入ってすぐ右側に店舗を構えました。一戸建て住宅(2世帯用)の右半分とガレージにて営業再開です。

パラダイスゴビーズの新店舗
パラダイスゴビーズの新店舗

ただし不便な点も。店舗から海まではジプニーで2分ほどの距離があり、さらにダイビング用のバンカーボートまでは渡し舟での移動です。

以前の店舗は目の前が海だったので満潮時などはお店から直接ボートに乗り降りできるぐらいだったのに、今度の店舗は移動が増えてしまいました。

関連エントリ:パラダイスゴビーズはどうなった?

パラダイスゴビーズ移転

関連エントリ:パラダイスゴビーズはどうなった?

この2月、マクタン島の老舗ダイビングサービスの一つ、パラダイスゴビーズダイバーズが移転しました。

ホームページとblogがいっさい更新されていないので掲載スタッフの多くが交代していることはおろか、いまだに営業しているのかも解らないけど、常連と体験ダイブの観光客に支えられて健在です。

ただしお店は移転しました。理由は韓国勢の進出。パラゴビがあったコンチキビーチ周辺ならびにマリバゴ地区には近年韓国人が大勢進出し、さながらコリアンタウンのようになってしまったためです。

まあそれだけならいいのですが、その影響で韓国人シュノーケリング客向けの大型バンカーボートらがコンチキビーチに停泊するようになり、ダイビングサービスがボートを出港するのが大変になってしまいました。時に出港だけで30分かかることも。これでは商売上がったりです。

私は韓国人に悪感情はないし、個々人はいい人も多いと思うけど集団となると厄介なことがしばしば。米国カリフォルニア州グレンデールの慰安婦像問題なんかは顕著な例ですね。進出した異国に馴染むのではなく、そこを自国化しようとするという。慰安婦像こそないけどマリバゴ地区もそんな感じになってしまいました。日本人は立ち入り禁止なんて区域も作っちゃってるし。

というわけでパラダイスゴビーズはコンチキビーチから別のところに移転して、引き続き営業中です。

パラダイスゴビーズの引っ越し直前の旧店舗
パラダイスゴビーズの引っ越し直前の旧店舗

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