SoftBank不審

結局、iPhone 4Sは今日は届きませんでした。まあ、それだけなら諦めも付くというもの。そんなに急いで入手できなくても、その点は構いません。 でも、腹立たしいことに、夕方になって以下の旨のメールが届きました。

ソフトバンクオンラインショップをご利用いただき、ありがとうございます。

お客さまのお申し込みについて、下記の通りご連絡いたします。 お客さまのお申し込みは、この後ソフトバンクにて審査の手続きが行われ、 審査に問題が無い場合、下記のお届け指定日時に商品をお届けいたします。

在庫状況により商品発送にお時間がかかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

何だよそれ。この後に審査なのか?

だいたい審査といっても過去に料金の滞納がないかぐらいのチェックのはず。昨日の昼過ぎには本申し込みを済ませてあるのだから、さっさと発送に乗せろよと言いたくもなります。オンラインショップでの予約の順番が遅くてモノが入手できなかったのならともかく、昨日の昼には「確保できた」とメールをよこしたくせに。

また、10/7に予約受け付けを開始して一通りの情報を入力させておきながら、昨日になって改めて本予約の手続きを迫り、早々に手続きを取っても東京23区内で発売日に入手できないぐらい発送が遅れるなんてのは…。

ちまたでは孫社長の「やりましょう!」が高評価されていますが、会社のダメダメ体質の方は相変わらずのようで。案の定、システムでもトラブルを起こしてたし…。

またSoftBankへの不審が募ってしまいました。

iPhone 4Sのゲットに備える

今朝、iPhone 3GSとiPad 2にiOS 5を適用しました。苦労したなぁ。

昨日の内にアップデートしていたiTunesからWiMAXの遅い回線でアップデータをダウンロードし、いざ適用しようとしたもののエラー。何度試しても同じ現象。どうやらOS X Lionにもアップデータが出ていて、先にMacのOSを最新にしておく必要があったようで。

それに気付いてからはスムーズに…とは行きませんでした。トラブルはなかったものの、やたらと時間がかかって。途中、iPhone/iPadのメモリ使用量が大きく増減したので、どうやらアップデートに際してデバイス上で何かしら作業をしていたようです。OSのコンパイルかな?

結局、Mac、iPhone、iPadの3台を最新のOSにするのに3時間ぐらいかかってしまいました。幸い私の勤務先はフレックス出社だからいいけど(iOSデバイスのOSアップデートは私にとって半ば業務だし)。

さて、今日の午後、SoftBankから以下のメールを受け取りました。

ソフトバンクオンラインショップをご利用いただき、ありがとうございます。 お客さまのお申し込みについて、下記の通りご連絡いたします。 ご予約お申し込み分の在庫が確保できましたので、 下記URLより本申し込みのお手続きをお願いいたします。

もちろん手続きを進めることに。でもSoftBankは何を考えてるんでしょうかね。先週、早々と購入の手続きをしたのだから、そのまま送りつければいいものを。半ばこのタイミングでのキャンセルを期待しているのでしょうか。あるいは余計なワンクッションを挟むことで本申し込み手続きの遅れを発生させて、その分を初日の店頭販売分に回したいとか…。今回はauも同時発売ですし、店舗に行列ができていれば盛況に見えますからね。どうもこの会社は信用できません。

さて、Webでの本申し込み手続きの途中、送付日時を指定するメニューがありました。当然明日の早い時間を希望したいところですが15日以降しか選べません。どうせ土曜日以降になるなら自宅に届けてもらおうかと考えたものの、ある考えが脳裏をよぎりました。

「明日、店頭販売を開始する以上、すでに相当数を東京近郊に待機させてあるはず。  ならば日時を指定しなければ、最短の配送になる可能性があるのではないか? 」

というわけで当初の予定通り都内の会社に届けてもらうことにしました。もし明日届かなければ受け取りは月曜日になってしまいますが、そこは勝負です。

さあみんな海に行こう!

私の知人が何人か3連休にかけて海外にダイビングに出かけます。彼らも以前は年に何度もリゾートに出向くような感じではなかったのだけど最近はそうですね。そういう私も同様。前は年に1~2回、南の島に行かれれば満足だったのが今では年間6回を越えるペースで海外や沖縄に足を運ぶようになりました。

各人で事情は違うにせよ共通の背景はいくつかありそうです。

1. 円高が進んで海外旅行に割安感がある

もっともこれの信憑性は怪しいですね。一方で燃油代も上がっていますし。例えばパラオのクルーズ船ツアーは円安だった昔の方が圧倒的に安価でした。なにしろクルーズ船は一度の航海に何万ガロンもの軽油を使うので。陸ステイのツアーはそこまでではないにせよ、ダイビングボートにも例外なく燃油が必要です。

2. 経済の停滞で休暇が取得しやすくなった

この影響は確実にありましょう。多くの業界で、かつての休日を休めないほどの忙しさがなくなったはずです。

3. 総じて物欲が減退している

実際、私は欲しいと思うモノが少なくなりました。とはいえ消費への意欲はあるので「そうだ、南の島にダイビングに行こう」となるわけです。以前は何十万円もするAV機器を背伸びしてでも買ったものですが、今はもう。

4. デフレで物価が下がった

今や40型の液晶テレビが5万円、Blu-rayレコーダが3万円、パソコンに至ってはケータイよりも安価というありさま。衣料ではUNIQLOが国民の制服であるかのように幅を利かせ、牛丼は300円していません。日用品の多くが100均で揃い、必要十分で選んでいけばモノを買うときの負担感は確実に低下しています。

所得が横ばいだったとしても住宅ローンや子供の教育費などを抱えていないなら、経済的な余力を他に振り向けやすくなったと言えそうです。

5. 潜在的なストレス

難しい時代に差しかかり、多くの人が癒しを必要としているのだと。ダイバーなら意識が海に向かうのは当然でしょう。

6. 大震災の影響

これもありそう。つまり、あのとてつもない震災によって、あらためて人の命のはかなさとモノを持つことへの羨望や執着が薄れ、人々が「買うなら心に残る体験を」という考え方に変わったと。

7. 環境変化への警戒感

これは私だけかも知れませんが、昔よりも海が劣化している気がしてなりません。劣化という言葉は不適当かもしれませんが、温暖化や環境破壊によって海の中は確実に変化しているのを感じます。古いダイバーが顔を合わせたときによく出る会話が「パラオのブルーコーナー、昔ほど面白くなくなったよね…」だったりしますし。

この先どうなっていくかは解らないものの、温暖化で珊瑚が死滅するだけでも生物相が大きく変わりかねないので「今のうちになるべく楽しんでおこう。10年後、20年後のダイビングは今ほど面白くはないかもしれないから」という思いが働きます。

もちろんこれらは私のダイビング仲間という限られた人たちに当てはまりそうなだけで、もっとサンプルを広く集めたら違ってくるかも知れません。

ただ「もはや日本はモノ作り偏重でやっていかれる段階じゃない」ということは言えそうです。幸いなことに行き渡り感もありますし、人々が必ずしも物質的な豊かさを望まなくなったのだと。

もしそうなら今後は良質なサービスとの結びつきが薄い製造業は生き残りが難しいかも。単にモノを作って売るのではなく、素晴らしいユーザー体験をもたらすためのモノを買ってもらわなくては。

折しもスティーブ・ジョブズ氏の訃報が伝えられましたが、彼がAppleで成し遂げたことが、まさしくそれだったのだと思います。

iPhone 5はiPhoneで買えるようにしてほしい

フィリピンのボホール島に行っていた知人は何とか昨日の内に成田に辿り着けたそうです。ただし、私は28日(水)帰国予定と聞かされていたものの本当は27日(火)だったらしく、ストライキで1日延泊させられたとのこと。私には言い間違えてたのでしょうが、結果的にその通りだったわけですね。遠巻きながら台風に遭った上、ストですか…。踏んだり蹴ったりだ。私も台風の可能性は前の週に告げていたものの、さすがにストの勃発までは予見できませんでした。

◆◆◆

来週の火曜日深夜、日本時間の水曜日未明にいよいよiPhone 5が発表される見込みです。新しいiPod touchなども出るかも知れませんが、iPhone 5とiOS 5、そしてiCroudがメインになるでしょう。

実は私もiPhone 5をなるべく早く買いたいと思っています。iPhone 4はパスして3GSを2年余り使っているのですが、さすがにくたびれてきたので。もちろんAndroidに乗り換える気はありません。

中にはauの出方待ちという人が少くないようですが、私は同日発売でもない限り継続してSoftBank版を買うでしょうね。SoftBankは好きではないものの今さらメールアドレスを変えたりするのも面倒なので。そもそも私はあまり通話しませんし、データ通信はWiMAXで補完できるようになったのでSoftBankでもさほど不自由は感じていないのですよね。

それでも発売日にApple Storeや家電量販店、SoftBankのお店に並ぶようなことをしたくはありません。手続きの時間だけで手に入れたいところです。いや、その手続きさえもできれば省きたいなと。

App Storeアプリのアイコンそこで思いました。先日せっかく日本でもApp StoreのiOSアプリが出たので、これを使ってiPhone 5の購入ができると最高だなと。

その上、お店に出向くことなくiTunesを使ってアクティベーションができれば言うことなし。実際、2007年に米国で最初のiPhoneが発売されたときは自宅でアクティベーションする仕組みでした(システムがトラブってたけど…)。

今回、W-CDMAとCDMA2000の両対応機が出ると仮定すれば、従来のようなSIMを採用していないはずです。ああでも4年前は全員が新規購入だったので今とは大きく事情が違うか。

ともかく、iPhoneももう6世代目になるわけですし、各国で事情は異なるにせよ膨大な数のユーザーを掴んでしまっているのですから、買い替え需要を上手く裁かないと販売ペースにも悪影響を及ぼし兼ねません。

ならばiPhoneアプリを使って購入⇒手続きのお店と日時を予約できるぐらいの周到さがあっても良さそうなものです。

フィリピン脱出計画

フィリピン航空のバナー先週からフィリピンのボホール島にダイビングに行っていた知人が今日帰国する予定だったのですが、どうやら昨日からフィリピン航空は多くの便が飛んでいませんね。

昨日はいくぶん台風17号の影響もあったかも知れませんが、今日は完全にストライキの影響だそうで。Facebookのウォールにもフィリピン航空からの運行情報がいくつか書き込まれていました。

その原因ですが、どうも経営合理化の一環で来月からマニラ空港第2ターミナル(国内線)のスタッフの一部を入れ替える話があったらしいので、当該の人たちがストライキを敢行した感じでしょうか。もしそうなら今月中の正常化は難しいかも。「どうせ首を切られるんなら残りの数日で思い知らせてやれ」と腹を括っているのではないかと。かといって空港業務が臨時雇いの人員で機能するかは怪しいですしね。

その知人が今回どのような日程を計画していたかは私は知らないのですが、最もオーソドックスなパターンは今日の朝フィリピン航空の国内線でボホールのタクビララン空港からマニラに飛び、同じくフィリピン航空の成田便に乗り換えて帰国するというもの。

あるいはマイレージの都合などでJALやANAを使うのであれば昨日の内にマニラ入りする予定だったはずですが、昨日も今日もタクビララン→マニラ(1日2便)がまったく飛んでいません。

さて、こうなるとどう行動すべきかは悩ましいですよね。今のところストが解決したとは聞いていませんし。

さすがに主要国際線には影響が出ないように配慮されているっぽいので、何とかマニラまで辿り着けさえすればフィリピン航空の他にもJALやANA、デルタなどが使えますが、ボホールとマニラは海で隔たれている上に600kmも離れているので空路以外での移動は非現実的です。

ならばセブ国際空港に望みをかけるという手があります。タクビララン港→セブ港は高速艇で90〜120分程度です。ただし、都合よく直行便に乗れるかは解りません。ちなみに今日のセブ→成田便はさきほど5時間遅れで飛び立ったようですが、本来は7:50発の便。仮に空席があったとしても、やはりマニラ経由で帰国予定だった人が直行便に振り替えたでしょうから、早々に満席になったのではないかと。

また、明日のセブ→成田便が取れないなら早めにセブからマニラに飛んでおきたいところですが、今日のフィリピン航空のセブ→マニラ便も全8便の内、早い方から3便が飛んだきり。午後便は3便がキャンセル、2便が未出発というあり様です。空港スタッフのストライキなので他の国内線も同様でしょう。残りの2便が飛ぶか、それに乗れるかが運命の分かれ目ですね。

まあでも休暇が延びても構わないようなら諦めてボホールに留まってもう1〜2日ダイビングするってのも悪くないですね。台風による濁りも落ち着いてきたころでしょうし。

ただし、フィリピンの東海上には新たな台風19号が発生して西に進んでいます。今のところ中心がルソン島の北端をかすめて行くと予想されていますが、ボホールにも波の影響は出てくるでしょうし、10/02(日)は台風で飛べない可能性もあります。しかもストライキ下でも日本からの入国客は受け入れているので、その人たちの帰国と重なれば、またチケットが取れないなんてことにもなり兼ねません。

もろもろ考えると、ボホールからの脱出は必須。できれば今日中にマニラ入りするかもしくはセブ国際空港からの明日の成田直行便、それが適わずとも台北・香港・仁川のどこかを経由して帰国の途につくのが懸命かもしれません。もちろん第3国でのトランジットにそれなりの時間を要しますが、ともかくストライキが長引いてさらに何日も足止めを食う心配はなくなります。遅くとも明後日には東京に帰り着けるでしょう。