ニコンのミラーレスカメラに期待が膨らむ

今朝の日経新聞に「ニコン、「ミラーレス」デジタル一眼を年内発売 」という記事が出ました。

以前にもなぜか野村総研の人が「ニコンがミラーレスカメラの開発を進めている」と口走ったことがありましたが、日経新聞がこれを載せたということは、確定的な情報を掴んだのでしょうかね。ちょうど9月21日にニコンが何かを発表するという噂が出ていますし。

また、続けて「コンパクト型の収益力低下 乗り換え需要狙うニコン」という記事も。これがゲーム機ならヒット作さえ出れば存在感を示せますが、コンパクトデジカメはケータイに太刀打ちできませんからねぇ。

そこで、いよいよ二大横綱の一角のニコンがミラーレスを出してくるとなれば、それはもう期待が膨らみます。水中ハウジングメーカー各社がこぞって製品を投入してくるはずです。かつては「水中撮影ならニコン」という時代もありましたし…。まあ、実物とレンズのラインナップを見てみないと何とも言えませんが。

でも近々デジイチカメラの購入を考えている仲間には「もちょっと待て」と言っとかないと。

これでもうピンボケ写真はなくなる???

LYTRO社のロゴ米国のLytroって会社が年内にもライトフィールドカメラ(Light Field Camera)なるものを発売するそうな。

あちこちで紹介されたので詳しい説明は譲りますが、要は「後からフォーカス位置を変えられる写真が撮れる」ということらしいです。

サイトのサンプルで試した限り、1枚の写真からこんな感じのバリエーションが得られます。

写真1(手前)写真1(中間)写真1(奥)

写真2(手前)写真2(中間)写真2(奥)

どちらも元の写真に対して手前、中間、奥の被写体にピントを合わせてみました。なかなかいい感じです。今の世の中にこんなに凄いテクノロジーが存在し、しかも市販まであと一歩という状況だとは知りませんでした。

当然ながらライティングと手ブレまではケアしてくれないにしても、ピント合わせの問題から開放されるなら実に画期的ですよね。特に水中ではNikonのD7000(最新の位相差ロジックを搭載しているはずですが)でもかなりフォーカシングに迷うことがありますし。

どうやら資本には困っていないようなので、この時期にこの情報が流れたということは製品化に目処が付きつつあるといったところなのかな。Lytro社によるとカメラを一般消費者にも手の届く価格で売りたいそうなので、高くても数千ドルってところでしょうか。自身が買えるかどうかはともかく、その時が楽しみです。

無線LAN機能搭載水中カメラ

eye-fi mobile x2Eye- Fi Mobile X2という製品が発売されました。これまでのEye-Fiは撮影した写真の転送に無線LANの環境が必用でしたが、新発売のEye- Fi Mobile X2は単体でも写真を送信できるようです。素晴らしい。 ならば私はぜひとも海で使ってみたい気がします。SDカードの代わりに水中カメラに入れておき、海から上がってきたらすぐさまiPadに転送して大画面で確認するという具合に。

この方法の良い点は何といってもハウジングを開けなくてすむこと。屋外ででハウジングを開けるのはリスキーなので。Oリングに何かを挟んでしまえば水没の危険性が高まるだけでなく、湿気のある空気を取り入れると水中で曇ってしまいます。

ただし懸案事項もあります。まず、私の水中カメラハウジングはNauticam製のNikon D7000用。ほぼ全体がアルミなのでどれぐらい電波を飛ばせるものか。

加えて、当然ながらiPadは海の中に持ち込めないので、海中で写真の送り先を探し続けてやたらと電力を食わないかということも気になります。

とは言えEye- Fi Mobile X2はとても有用そうでとても気になるので、ちょっと伝手を使って情報を収集してみようと思います。


Eye-Fi Mobile X2 8GB EFJ-MB-8G

Nikon D7000用水中ハウジングセットの構成

改めて私の水中ハウジングセットを紹介。

  • カメラ     :Nikon D7000
  • レンズ     :Nikon AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
  • ハウジング   :Nauticam D7000 スーパービューファインダーセット 4FG
  • レンズポート  :Nauticam NA-マクロポートN105VR
  • ギア      :Nauticam NA-N105VR-F
  • ランヤード   :Nauticam NA ランヤードセット23cm
  • ストロボ    :INON S-2000(2個)
  • 光ケーブル   :INON L型光DケーブルL(2個)
  • ダイレクトベース:INON マルチダイレクトベースII(2個)
  • アーム     :INON フロートアームM(2個)
  • クランプ    :INON クランプなど(4個)
  • ターゲットライト:INON LE-250
  • ライトホルダ  :INON シングルライトホルダー・LE
  • シューベース  :INON シューベース

すべてが新規購入ではないものの我ながら奮発したものです。私はプロでも裕福でもないので最低でも10年ぐらいは使うつもり。いや、できればその先もずっと。

その時々の流行にも大きく影響されるコンデジと違って一眼レフカメラはそれほど陳腐化しなさそうですし、将来ハウジングよりも先にカメラの方が故障しそうなことを考慮して代替機の入手や修理パーツで困らないようベストセラー機のD7000を選びましたので。

INON(イノン) S-2000 ストロボ

D7000の絞りを親指に割り当ててみる

Nikon D7000はデフォルト状態だとメインコマンドダイヤル(右手親指側の位置)でシャッタースピード、サブコマンドダイヤル(シャッターボタン付近。人さし指の位置)で絞りを変更できるようになっています。

もちろんカメラのみの陸上使用ならば特に不都合もないのですが、私は手が小さい方なので、水中ハウジングに入れてハンドルグリップを握りながらの関節操作となるとサブコマンドダイヤル(↓白丸の場所)が使いづらく感じます。右手のどの指でも上手く回せなくて。

Nauticam D7000ハウジングのサブコマンドダイヤル

それに、私の場合シャッタースピードよりも絞りを変更する機会の方が多いので、絞りを親指で操作したいところ。そこでメインとサブのコマンドダイヤルの割り当てを入れ替えることにしました。

Nauticam D7000ハウジングのメインコマンドダイヤル

D7000のMENUボタンを押し、カスタムメニューから「メインとサブの入れ替え」を「する」に変更。

Nauticam(ノーティカム)のNA-7000ハウジングのメインコマンドダイヤルは親指で操作しやすいところにあるため、結構快適に使えるようになりました。親指による絞りのダイヤル操作は人気のSONY NEX-5のような感覚です。