Nikon 1 J4が登場

Nikon 1 J4が4月24日に発売されます。

Nikon 1 J4

Nikon 1シリーズはオートフォーカスがミラーレス最速クラスと言われるカメラですね。 しかも純正の水中ハウジングが用意されています。税抜 ¥74,000。

ウォータープルーフケース WP-N3

でも、カメラ派ダイバーなら直ぐ気付いたはずですが、残念な点が。この水中ハウジングはレンズポートが替えられません。タイ凹レンズは1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMおよび1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6に限られます。

まあ無理もない話で、NIkon 1用には水中撮影に適しているマクロレンズやフィッシュアイ、広角ワイドレンズが揃っていないので。

よって「高性能なコンデジ(マクロモードなし)」的な使い方になりますね。私なら高性能なコンデジを選ぶかな。

主に陸上用で、水中では何となく撮れればいいって人にはいいかも知れません。

Nikon、早くレンズのラインナップを充実させて欲しいなぁ。

NIkon 1用スピードライト
純正のスピードライトはSEA&SEAのOEM品ですね

往年のNIKONOS-Vが復活か?

明日、ニコンが新しいデジカメを発表するという噂があります。しかも「NIKONOS」を冠した水中カメラだそうな。本当かどうかは解りませんが。

NIKONOS-V(ニコノスファイブ)は50m防水・耐圧のレンズ脱着式フィルムカメラ。オレンジとグリーンのモデルがありました。

NIKONOS-Vのカタログ
生産中止になった際、記念に貰ってきたNIKONOS-Vのカタログ

他にもNIKONOS-RSという一眼レフカメラもありましたね。到底手が出る価格ではなかったけど。

いやぁ懐かしい。私はより安価で扱いが楽そうなSea & SeaのMoter Marin IIを買ったのですが、NIKONOS-Vは15年ぐらい前までのダイバーにとっては憧れのカメラでした。もちろんRSも。

4年前、パラオスポートで会ったシニアダイバーがNIKONOS-Vを使っていたのを見たときは感慨深かったなぁ。

ああ、Moter Marin IIはズームもオートフォーカスも液晶モニタもなかったので、「目先50cmに魚が来たらシャッターを押す」「50cmの距離まで自分が近づいて撮る」ってな撮り方だったのですよね。もちろん目分量。まともに撮れるようになるまで、大量に露出不足やピンボケの写真をこしらえたよな…。

さて、あたらしいNIKONOSはNikon 1ベースだと聞いています。これまた真偽は解らないけど、妥当な線でしょうね。一眼レフのDシリーズよりも防水・耐圧にしやすいだろうし。

で、NIKONOSと言うからには本体が水中向け仕様で、かつレンズ交換式のはず。ちょっと発表が楽しみです。

相変わらずNikon 1用の水中ハウジングが出るだけとか、5m防水のタフモデルとかだと肩透かしだけど。


追記:

噂された米国時間の9/19を待たず製品が発表されました。Nikon 1 AW1。

NIkon 1 AW1

残念ながら15m防水だそうな。なるほどNIKONOSの名前を冠するには不十分。15mよりも深く行くとどうなるのかは不明です。水没するのかシャッターが切れなくなるのか。

この外観でそこまでの防水性を実現した(ポップアップする内臓ストロボも水中で使えるらしい!)のは驚異的だけど、素のままダイビングでってわけにはいかないようです。

Nikon D7100が登場

昨日、SONYが発表したプレイステーション4の仕様はほんの僅かでした。こりゃ年内発売は無理かも。来年以降にずれ込むんじゃないかな。

Nikon D7000 & D7100
Nikon D7000 と D7100。 ぱっと見は似ているけど、よくよく見るとかなり違いますね

私の水中カメラはNikon D7000。その後継機種のD7100が登場しました。 D7000後継機の噂は結構前から出ていたし、あわよくば同じ形状の筐体で出して欲しかったのですが、そうはいかなかったようで。

と言うことは手持ちのNauticam製のD7000用水中ハウジングには入らないわけだ。残念。

いや、新機種がどれほど性能アップしていても私には当分買えないのですが、もし筐体が同じだったら、先々今のD7000が壊れた場合に乗り換え可能だなと。

まあ、そんな淡い期待は打ち砕かれたので、今のD7000を大事に使いつつ、この先いつまでもD7000の流通在庫や状態の良い中古品がなくならないことを願うばかりです。

デジカメのバッテリーを考える

私のNikon D7000カメラはマクロ生物相豊かな海で6ダイブほどで使うとバッテリー残量が心もとなくなります。枚数にして3〜400枚ぐらいかな。なにしろ水中では毎回ストロボを焚くので。それでもミラーレスとは違い、待機状態では大してバッテリーを消耗しないのですが。

よってそれ以上を潜る予定の旅に出る際は充電器も携行していました。でもカメラ付属の充電器は意外にデカいのですよね。

そこで代替手段を考えることに。プランは二つ。

  1. よりコンパクトな充電器で置き換える
  2. 予備のバッテリーを買う

1.の製品は例えばこれ

NIKON EN-EL15用 互換マルチ充電器セット

これだと充電器自体は確かに小さくなるのですが、リンク先の説明を読むと充電器本体と同じぐらい大きなACアダプタが必要ですね。

充電器とACアダプタ

ならば大して改善にはならないや。

それに旅先に充電器を携帯するプランだと、バッテリーを充電する時間も必要です。つまりその時間はカメラは使えません。やっぱりダメだ…。

ってなわけで、素直に予備のバッテリーを買います。互換品なら安いし。

PowerFirst EN-EL15互換バッテリー

↑ D7000用

他にもお勧めのカメラの互換バッテリーも載せておきます。

↑ Cybershot RX-100用

↑ PowerShot S110用

↑ STYLUS XZ2用

それにしてもAmazonは最強ですね。元々販売品の多くが安い上に送料無料ときた日には…。

Nikon 1 V2にも心ひかれる

先日、Nikonがミラーレスカメラの上位モデル「Nikon 1 V2」を発表しました。これ、いいですね。形がクラシカルなカメラっぽくなりました。ホワイトモデルのグリップが黒なのも、OLYMPUS OM-Dの成功に倣ったのでしょう。

Nikon 1 V2

前モデルのV1ではストロボが外付けだったものの、V2では内蔵されています。それでいて意外にもV1より軽量化されています。

ただし、小型化に伴いバッテリーが一眼レフのD800・D600・D7000と同じEN-EL15(1900mAh)からEN-EL21(1485mAh)に変更されました。消費電力が大きく向上しているのでなければ撮影の枚数や録画時間は減りますね。

また、気になる点はISO感度が160~6400に変更されていること(V1は100~3200)。ひょっとしたらこのシリーズでは160も絵は変わらないのかも知れませんが、上位機種なのに100を維持していないのはちょっと残念な気がします。

逆に面白いのはオプションの「ワイヤレスモバイルアダプター WU-1b」を付けることで、無線LAN機能が追加される点。今風の順当な機能ですね。

ワイヤレスモバイルアダプター WU-1b

というわけで、このカメラ用に水中ハウジングを作成するのであれば、是非ともこのアダプタを接続した状態で収納できるように作って欲しいところです。そうすればハウジングにカメラをセットしたまま撮影した写真をスマホやiPadに転送できるので。

もっとも、ミラーレスカメラはバッテリーの減りが早いので、無線による写真の転送はダイビングの合間の休憩時に限られそうですが。

また、惜しむらくは拡張バッテリーパックのようなギミックが用意されていないこと。筐体が大きくはなるものの、バッテリーパックを+2個搭載して3日間ぐらいハウジングを開けなくてすむなら、ダイバーにとっては大きなメリットです。もっともそれが用意されているOLYMPUS OM-Dにも、そんな仕様の水中ハウジングはまだないようですが。

まあでも、これでNikon 1シリーズにもようやく本命の機種が登場してきた気がします。