Nikon D7000用水中ハウジングの続報

今年のDEMAショーの出展は小粒、目新しい新製品が少なかったという印象なのですが、ここに来てNikon D7000用水中ハウジングの情報が続々と掲載されるようになりました。

まずはNauticamから。

Nauticam D7000ハウジング(前面)

Nauticam D7000ハウジング(背面)

DEMAショーでも展示されていたようですし、 この通り、プロトタイプは既に完成しているみたいです。前々作のCanon EOS Kiss X4と同様、バッチン錠なしの最新設計ですね。設計的には文句なし。ボディ+ハンドルのみで30万円くらいかな。

余談ですが、D7000用がこんなに早く形になったということは、発売が半年も遅れたSONY NEX-5用の時は、まともな対応レンズがなくて発売できずにいたのかもしれません。苦肉の策でニコノスレンズを引っ張り出してきて、なんとか体裁を取り繕って発売にこぎ着けたとか…。

次にIKELITE。

IKELITE D7000ハウジング(前面)

IKELITE D7000ハウジング(背面)

相変わらず大振りの箱のポリカーボネイト仕様ですね。60m耐圧で$1,500というと約126,000円ですか。多分Nauticamの半額ぐらい。国内の代理店が現れ、メンテナンス体制を整えて輸入販売してくれるようになれば、選択肢に入れても良いかもしれません。

そうそう、先月カパライでIKELITE製ハウジングの実物(もちろん別機種用の)を初めて見ました。あいにくゲストは多国籍で誰の持ち物かも解らなかったのですが、IKELITEは米国のメーカーなので米国圏などではポピュラーなメーカーなのでしょうね。

そしてAquatica。

Aquatica(前面)

Aquatica(背面)

価格は$2,499。水深130m(!)までOKという触れ込みですが、我々日本人にはIKELITE以上に馴染みのないメーカーなので、ハウジングの使い勝手は未知数。購入の選択肢に入れていいかどうかは、やはり国内代理店とサポート体制次第でしょうね。

私は今後も日本在住のはずなので、今のところNauticam以外に有力な選択肢はない感じです。

Nikon D7000用水中ハウジングの最新情報

いよいよ米国ラスベガスでDEMA Show 2010が始まりました。各社の展示内容や詳細はいずれ情報がまとまった頃にWebを読みあさってみるとして、今回はD7000ハウジングの話を。

ここにきてコンデジの限界を痛感するようになったので、私は来年2月ごろを目処にデジ一の水中カメラセットに移行しようと考えています。候補はNikon D7000。本当は小振りなSONY α55がいいのですが、私が最も期待しているNautimamから対応ハウジングが出るような話を聞かれないので。D7000は中級機の位置づけなのでα55よりも数万円高く、250gほど重くもなりますが、まあしかたがありません。

さて、Nauticam D7000用ハウジングですが、案の定Fishyeyeのサイトでは発売日が当初の11月→12月に変更されました。

ノーティカムのバナー

↓ ↓ ↓

D7000ハウジングのバナー

D7000はD90とほぼ同じ前面デザインなのですが、だから工期が半分ですむような話でもないでしょうから、たぶんもう一回ぐらい延期になって1月か2月の発売になるのだと思います。彼らは仕事遅いですからね。

そしてようやく本家NauticamのサイトにもD7000用水中ハウジングの情報が載りました。

D7000ハウジングのイメージ図

筐体のグレーは最終的にはいつものブラックに仕上がるでしょう。他にもこの画像からCanon EOS Kiss X4用ハウジングと同様の機構が採用されそうだという点が見て取れます。前後のパネルの接合にバチン錠ではなくロック付きレバーを用いる方式ですね。動画撮影も右手親指でピアノキーをワンプッシュかな。

DEMA Showでも展示されていたのではないかと思うので、期待して続報を待ちたいところです。

Nikon D7000 & Canon 60D用水中ハウジングが製作開始

本日Fisheyeのサイトを見てみたら以下のバナーが張られていました。

D7000ハウジングのバナー

60Dハウジングのバナー

What’s Newにも製作開始とありますね。

私はα55用のハウジングが出なければ、このどちらかを買うことになりそうです。というかこの二択ならD7000でしょうかね。私の予想ではハウジング+スーパービューファインダの構成で約40万円。もちろんカメラ&レンズは別。これに外部ストロボやカメラバッグまで入れると60~70万円コースですね。貯金しなきゃ。


Panasonic LUMIX GH2とNikon D7000に触ってきました

10/29日、レジタル一眼2機種が発売になったので、お昼休みにちょっとだけ触ってきました。両方とも結構どっしりとしていて質量感がありますね。

まずはLUMIX GH2。

LUMIX GH2

「世界最速」というだけあって確かにAFは速い気がします。なるほどスピードだけならα55と比べても遜色がないかそれ以上でしょう。的確さについては設定を施して両機種で使い比べてみないと解りませんが。

でも私のデジ一の選択条件は以下の通り。

  • できの良い水中ハウジングが用意されること
  • マクロ系水中撮影に向いたレンズが用意されていること
  • なるべく小振りな筐体
  • 欲を言えば面白みが欲しい

「ほぼ水中専用機にするのだけど、陸上でも使いたいときがあるかもしれないので小さい方がありがたい。絶対じゃないけど」という感じです。4番目の点も踏まえると今のところα55が最もしっくりくるのですよね。

差し当たりGH2用のハウジングをアナウンスしているという話はまだ聞かれませんし、現状マイクロフォーサーズだとレンズのラインナップが弱いので私の選択肢には入りません。水中で3D撮影して「飛び出すカクレクマノミ」みたいな写真を撮ってみたい気はしないでもないですが…。これを買うくらいなら来春発売と見込まれるGF2を待ちたいところです。GF1用にはハウジングが複数発売されていますので。

次にD7000。

D7000

こちらはNauticamからハウジングが出るようですし、レンズにしても純正品・互換製品ともに実績があるものが多数用意されているので安心して候補に入れることができます。

ちょっと持ってみただけなので撮影時の使用感などは解らないのですが、けっこうスッシリと来ますね。エントリクラスの機種で十分と考えていた私にとってD7000はオーバースペックっぽいのですが、しょうがないですね。水中で使う以上ハウジングが優先なので。

まあ、私が購入時期と考えている2月末には価格もこなれてきているでしょうから、まあ手が出せなくはないかと期待してます。