TSUTAYAでうっかり

TUSTAYAの会員証を更新しました。私のTカードはクレジット機能なしのタイプなので毎年の更新手数料216円が発生します。

でも更新特典として、旧作レンタル無料券(月1本×12ヶ月)が貰えます。去年までは旧作が毎月一本無料だったけど、今年は「2本借りた際に旧作1本分が無料」に改定されていました。無理もないですね。私みたいに無料でしか借りない人も少なくなかっただろうから。作品によって新作・準新作から旧作になるタイミングは違うようだけど数ヶ月待てばいいだけなので。

まあこれまで旧作を月一本無料で借りていたものが、旧作2本を108円で借りるようになるだけかな。

きゃりーぱみゅぱみゅTカード
7月8日からは、「きゃりーぱみゅぱみゅ×Tカード」が作れるそうな。 CD買わなきゃいけないみたいだし、そもそも関心もないのだけど

てなわけで今回は2本借りてみました。「アイアン・スカイ」と「ふなのみくす」。どちらも新作・準新作の棚にはありません。

アイアン・スカイはナチスドイツの残党が月に基地を造っていて、遂に地球に攻め込んでくるというカルト的なSF映画ですね。かつてそういう都市伝説もありました。第二次世界大戦末期、密かにUFOを完成させていたものの、党幹部が「この兵器は今の時代に投入するは早すぎる」と言って見送ったのだとか。もちろん信憑性は…。まあ、そんな感じなので、見ようとは思いつつも旧作になるのを待っていたわけです。

そしてふなのみくすはもちろんふなっしーのDVD。ふなっしー、最高です。ひゃっはー。

その2本をレジに持っていったら108円、ではなく432円だと。ふなのみくすは準新作だったのですね。映画なら新作・準新作のコーナーを経て所定のジャンルの旧作コーナーに納まるけど、お笑いやらは、各コーナーに直接陳列されるわけだ。

まあいいか、ふなっしーだから。アイアンスカイの方が400円ではなくてよかった。

といいつつ、ふなのみくすは見てみたら他愛もない内容でした。やっぱ企画モノよりもYoutubeでテレビ出演の動画をあさった方が楽しめますね。

X-MEN フューチャー&パスト

5月30日、『X-MEN フューチャー&パスト』を見てきました。レイトショーで1,300円。映画館ビジネスは不採算なのかもしれないけど私が映画に払えるのはこの金額が上限かな。通常料金で見るくらいなら「DVDのレンタルを待とう」と思ってしまいます。

さて、以下はネタバレなので、それが気にならない人だけお読みください。


前作の『ウルヴァリン:SAMURAI』は退屈だったけど本作は良くできていますね。面白かったです。

X-MENの見せ場は「奇抜なビジュアルの超能力バトル」であり、ストーリーの重要なエッセンスは「迫害」。前作にはどちらも欠けていたものの、本作では基本に立ち返っています。

今回、超能力描写で目新しいのはファン・ビンビンが演じるブリンク。どこでもドアみたいな空間の裂け目(ドラゴンボールの精神と時の部屋の裂け目みたいな感じ)を作り出し、これをくぐることでミュータント・レジスタンスの面々は追っ手からの追撃を間一髪で巧みに躱していきます。

追っ手とはミュータント抹殺ロボットのセンチネル。この無敵の未来型センチネルはいつしかミュータントばかりでなく、そのミュータントを産む可能性がある一般人類すら標的にし始め、暗澹たる世界を作り出しました。

仲間を一人また一人と消されていき、いよいよ打つ手がなくなったレジスタンスの最後の手段は、ウルヴァリンの精神を過去の体に送り、歴史を変えること。キティは壁抜けに加えて、その能力も持っている設定です。コミックの原作ではタイムトラベルするのはキティだけど、半世紀前には生まれてませんからね。

このように原作のプロットを踏襲しつつも、さまざまな変更が加えられています。クイックシルバーも原作ではマグニートーの息子だけど本作ではどうやら無関係みたいだし、ミュータント殲滅の切っ掛けとなったロバート・ケリー上院議員の暗殺はボリバー・トラスク博士に置き換えられています。ケリー議員は第1作でクラゲに強制的にミューテートされて殺されてるからなぁ。

そして本作における最重要人物はミスティーク。誰にでも変身できるとはいえ、本来の姿が常人とは著しく違う彼女は、ひときわ大きな心の葛藤を抱えています。過去では彼女がトラスク博士を暗殺したことで反ミュータントの法制化、センチネルの配備が決まり、悲惨な未来に繋がりました。よってミスティークの行動を変えられるかがウルヴァリンらのミッションになります。

ミスティーク

ちなみに初代ミスティーク役のレベッカ・ローミンもどこかでカメオ出演しているそうですが、スタン・リーともども見逃してしましました。DVDが出たときの楽しみだ。

他にも強烈な存在感を放っているのがトラスク博士。小人症の俳優を配役したところが上手いですね。あの時代に超高性能な自立ロボットを作り出すほどの天才的な頭脳の持ち主でありながら、彼もまた異質な外見であり、社会の構造物も自分とは合わないサイズで構築されていますからね。それでいて、劇中ではスーパーパワーを持つミュータントに憧れもあると言います。この辺りの感情は複雑そうだ、と考えさせられますね。

でもここまでで疑問。半世紀前にセンチネルが配備されたのなら、その後の歴史は相当変わっていたはず。なのにセンチネルが出てきたのは3作目のデンジャールーム(ホログラム訓練施設)の中でのみ。いや、旧式のセンチネルからは逃れることも容易だったけど、未来型が投入されてからはそれができなくなったという解釈かな。

前作までの疑問といえば、エグゼビア教授の復活やウルヴァリンが金属の爪を取り戻した経緯などもあるけど、それらも語られませんでした。まあ、あんまり深いことは考えず、本作を純粋に楽しみましょう。

さて、本編後のエンドロールの後には例によってオマケがあります。

砂漠で群衆から湧き上がる「エン・サバー・ヌール」コール。その対象は一人の細身のミュータント(女性?)。ならば次回作にはアポカリプスが登場するわけですね。アポカリプスは古代エジプト時代から生きていて、分子を操る何でもありっぽいミュータント。強いて言うと『ウォッチメン』のDr.マンハッタンと『グリーンランタン』のグリーンランタンを合わせた感じかな。いよいよ小競り合いのネタも尽きて、超絶的な敵を出すに至ったわけだ。

アポカリプスの上空には念動力で組み立てられようとしているピラミッドのパーツが浮かんでいます。ピラミッドは原作ではアポカリプスのコールドスリープ装置です。

遠くの丘には騎馬の影が4つ。直属部下のフォー・ホースメンだ。

話の内容的には本作で完結させても良かったけど、X-MENシリーズ、まだまだ続くようです。ドル箱だからな。

DMC-GH4が発売になります

今月下旬、Panasonicからミラーレス一眼のフラッグシップ機『DMC-GH4』が発売になります。

LUMIX-DMC-GH4

この機種の特徴は何といっても4K動画が撮影可能なこと。動画で4096×2160ピクセル、しかも100Mbpsって驚異的ですよね。

こういう動画が撮れるのか。

これにフィッシュアイレンズを付けて水中ハウジングに入れて動画を録ってみたいなぁ。でもバッテリーあんまり持たなそうだし、4Kだと128GBで何分録れるんだろうか。 その前に、さすがに再生環境を選ぶよな。

 

X-MEN:フューチャー&パスト

私は映画のX-MENシリーズが好きです。単なる超能力者どうしのバトルではなく、たとえ善人側であっても超能力を持った人たちが必ずしもヒーロー視されないばかりか、恐れられ差別の対象になっているという設定が物語に深みを与えていますよね。

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そのX-MENの最新作は5月公開予定の「X-MEN:Days of Future Past」。直訳すると「未来の過去の日々」かな。そして邦題がいつの間にか「X-MEN:フューチャー&パスト」に決まっていました。「Days of…」ほどかっこいい響きはないけど、これはこれで絶妙感がありますね。そんな感じの話だから。

しかも「フォカッチャ&パスタ」みたいな駄洒落のプロモーションもできそうだ。

ちなみに「Days of Future Past」は原作コミックの代表的なエピソードで、ストーリーは昔のアニメ版(20年ぐらい前にテレビ東京で放映されていた)によるとこんな感じ。

あのアニメ作品、また再放送して欲しいなぁ。マーベルの作品でもX-MENとアイアンマンだけは日本でも人気なのだし。

  • 2055年の米国、センチネル(量産型ミュータント狩りロボット)によって善悪に関わらず多くのミュータントが収監、殺害されている
  • ミュータント狩りが高じて時の為政者は人間にも恐怖政治を強いており、社会は荒廃している
  • ウルヴァリンは老いたものの生き残ってレジスタンス活動を行っている
  • ミュータント狩りの発端は20世紀末、X-MENの一員のガンビットがケリー上院議員を暗殺したこと
  • あるとき若く屈強なミュータントのビショップ(吸収したエネルギーを腕から放出できる)が過去を変えるべく時をさかのぼる。タイムマシンを作ったのはフォージというミュータント発明家
  • ビショップはX-MENと共に暗殺阻止を試みるが、暗殺を止めたのはもう一人のガンビット。暗殺者の正体は彼に変身したミスティーク(目的はミュータントによる人間の支配)だった
  • その後マグニートーとエグゼビアはセンチネル群を殲滅
  • ケリーは反ミュータントの旗色をひるがえして大統領候補となる

ただし、映画はこの通りにはなっていないはず。ケリー議員は第1作目でクラゲに変化させられて殺されてるし。ならば暗殺されかけるのは時の大統領級の人物でしょうか。

予告編を見る限り、タイムトラベルするのはビショップではなくウルヴァリンのような。ならば老若のウルヴァリンが共闘するシーンなんてあるのかな?いや、若い方のウルヴァリンは当時X-MENには未加入だ。

というか、その前に老エグゼビアがどうやって元の姿で蘇ったのかを説明してもらわないと。

まあ楽しみです。アニメ版ではケリー議員が殺されなくて万万歳とはいかず、任務を終えて未来に戻ったビショップが見たのは、深刻な疫病が蔓延している世界。それを裏で手引きしていたのがアポカリプスという強大なミュータントで…。

やっぱGoProの方がよさそうだ

HDR-AS15先日のシパダンでは仲間から借りたSONYのアクションカムHDR-AS15で動画撮影を試みたものの見事に失敗。動画が一切映っていませんでした。せっかくギンガメアジやバラクーダ、バッファローフィッシュ、そしてアケボノハゼにしても15cmぐらいまで寄って撮ったはずなのに…。

シパダンのとあるダイブサイトにはアケボノハゼがわんさかいる穴がありました。水深24m地点とお手ごろだしレンズ端15cmぐらいまで近寄れます。シパダンにマクロ目当てに行く人はまずいないけど、次回は105mmマクロの一眼カメラセットを持っていくと決めました。

SONYのアクションカム、水中ハウジングに入れてしまうと録画ボタンを押すだけのシンプル設計ですが、だからこそかえって私には使いこなすのが難しいみたい。あれこれ設定をいじりたい性分だけど正解値に辿り着いたか解らないので。液晶モニタさえあれば設定や撮影時の状況が把握できる上、カメラ単体でプレビューも見られるのでテスト撮りの確認ができるのに。

そう、アクションカムの最大の難点は単体でプレビューが見られないこと。撮った動画を確認するにはパソコンかスマホ・タブレットに転送しなければならないし、SDカードリーダーやWi-Fi環境を揃えたとしても水中や沖ではどうにもなりません。プレビューさえ見られれば、先のシパダンでも2本目からはちゃんと撮影できたはずです。

HDR-AS15には別売りアクセサリとしてLCDモニタがあるものの、残念ながら水中ハウジングに入らないのでダイビングには使えません。いかにもSONYっぽい商品展開です。

SONY製品ってスペック面では高性能だけど、肝心なところが何か足りないことが多いんだよな。操作性面も親切ではないし。

実際にHDR-AS15を使うまではどれでも大して不満も感じないかと思っていたけど、今では断然GoProが良さげに思えてきました。

HERO3+-Silver-Edition

例えばGoPro用の別り売りLCD BacPacは本体背面に装着して水中ハウジングに入れられます。LCDを装着するとカメラの厚みが増すので、その場合用の水中ハウジングが同梱されてい るのですよね。しかも対応水深が60m(カメラに同梱されているハウジングは40m)に上がります。

LCD Touch BacPac
LECバックパックを装着したGoProと水中ハウジング

いわゆるアクションカムは各社から何機種も発売されているけど、GoProはアクセサリー類の数が群を抜いて充実しているのですよね。

天下のSONYもけっこう食い下がってはいるものの、しょせんアクションカムは巨大企業の膨大な商品の一つ。専業のGoProとの取り組み度合いの開きは大きいようです。