以前、水中カメラの水中重量を軽くするべく、こんな工作をしてみたわけですが、海で試したらダメダメな結果になりました。するっと外れて。ウレタンが水圧で圧縮されるのを見越して結束バンドをキツく巻いていたはずなのに。
てなわけで、この方式を改良するなら結束バンドではなく強力な接着剤で貼り付ける必要があります。でも元の状態に戻せないので、そういうことはやりたくないなぁ。
自作は諦めてこういうのを取り寄せよっかな。マクロポートに装着できる浮力パーツ。なぜか日本では見かけないのですよね。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
注文していたMARESのレギュレータ「インスティンクト(Instinct)」が届きました。この通り日本限定カラーの白(シルバー)モデルです。
何しろ現有のレギュは20年前に買ったもの。さすがにくたびれています。先日ロクハンをプールで試した際にチェックしたらエアーの出が渋かったのですよね。同じく20年モノのAIR2の方が快適なくらいです。まあ、AIR2はオクトパスとしてはまったく使用していませんので。
もちろん古いレギュもオーバーホールに出して使い続けることはできるのですが、その費用と将来性を考えると、このあたりで買い替えた方が懸命との判断です。
というわけで、ダイビング20年目にしてAIR2以外のすべての器財が代替わりしました。今年は何かと出費が多いなぁ。なけなしのお金で買った機材は大事に使わないと。
以前にも取り上げたデジタルスケール(荷物を吊るして重さを量る機械)がマイナーチェンジした上に安くなったので改めて紹介します。
変わったのは荷物を引っ掛ける箇所。以前は釣り針型のフックだったのがバックル付きのベルト式に変更されました。なるほどこの方が使いやすそうです。
デジタルスケールが活躍するのは何といっても飛行機の利用前。重たい機材一式を旅に持参するダイバーの間では重要オーバーで超過料金を何万円も取られたなんて話もちょいちょい聞かれますので。
例えばフィリピン航空の機内預け荷物の重量制限も昨年11月から23kgを2個に変わりました(それまでは20kg。有料スポーツプラス会員は+20kgの計40kg)。年会費なしで46kgまで預けられるようになったものの、1個あたり23kgという制限は厳格に適用されているようです(重量制限の改定はバックヤードのスタッフが腰を痛めないのが目的なので)。
もちろん空港のチェックインカウンターでバタバタするのではなく、自宅やホテルでのパッキングの段階で重量をクリアしておくのが無難です。何kgオーバーとかいわれても、現場ではそう簡単に調整が利かなかったりもするし。
てなわけでMAX50kg、しかも10g刻みで計れるこのデジタルスケールは優れもので、送料込みでも1,400円とお買い得品。私は前のモデルを愛用していますが、特に問題もなく使えています。海外リゾート派のダイバーにとっては必需品でしょう。まあ、グループのときは誰か一人が持っていればOKですが。
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新調したウェットスーツが届きました。6.5mmの2ピースです。通称「ロクハン」と呼ばれているやつですね。
通常だと10日ぐらいでできるそうなのですが、今回は特別仕様なので1ヶ月かかってしまいました。メーカーは普段使わない生地の注文が来て、生地の確保に手間取ったのだそうな。
そんなわけで仕上がってきたスーツは確かに素晴らしいものでした。6.5mm厚とはいえ、かなりの伸縮性がある一方で、ジャージ系の生地が使われており、一般的なゴムそのもののロクハンにつきものの破けやすさもありません。
さっそくプールで試着&浸水式。着心地も中々のもので、水中では思っていた以上に動きやすいですね。
ただし約15年ぶり(昔は私もドライスーツで潜ってた)のフードだけは慣れるのに時間がかかりそう。
せっかくなので浸水の直前にプール横ちょの通用口で写真を撮ってもらいました(右写真)。なお両膝と両肘にはHATCHのプロテクターを装着しています。このスーツの膝と肘はつんつるてんなので、マクロ系写真派ダイバーの私には外付けプロテクターは必須です。
さて、スーツが来た以上、どこか近場の海に潜りに行きたいところですが、ここのところ天候不順続きですよね。昨日の午前は伊豆急行が止まっていたり、宇佐美なんかでは土砂崩れも起きたそうで(海もクローズだったそうな)。低気圧にあおられた高波もしんどいけど、雨が降ると土砂が海に流れ出て視界が濁るのですよね。
行かれるとしたら連休最終日の日曜日か、もしくは来週以降か。ま、それもいいでしょう。どうせならそこそこ整ったコンディション下で潜りたいし。