Seasick

最近覚えた英単語がSeasick。船酔いのことですね。

先日の沖縄でのダイビング初日は恩納村でのボートダイブ。台風が遠巻きに迫ってきてたものの、場所柄なのか波は皆無。ペッタペタの海でした。

恩納村の港
湾の外もペタペタでした

が、かねてから船酔いしやすい仲間の一人はそれでも酔うのですよね。しかも激しく。私なんぞは揺れない船は地面と同じだと思うのですが、彼は食欲をなくし、ベンチから起き上がれず、その後の2ダイブはキャンセルでした。アルコールをまったく受け付けない体質の人が酒を飲んだのに似た話でしょうか。でもそれってダイバーには致命的のような…。

ま、本人いわく「酔い止めの薬を服用していれば大丈夫」とのこと。よってこの日の敗因は薬を忘れたことでしょう。でもね、翌日のビーチダイブでも彼は波に酔ってたんだよな…。

そうそう、先日聞いた話では、船に酔いやすい人はブランコに1日あたり15分ぐらい揺られるのを繰り返すと、三半規管が鍛えられていつしか平気になるとのこと。ほんじゃまあ夜な夜な公園でギコギコやってもらいましょうかね。さすがにいい大人が遊具で遊んでいる風体も何なので「船酔い克服訓練中」とかって看板でも立てて。

ちなみに私は船には酔いにくいものの、潜っていると水分が欠乏します。タンクから供給される乾燥した空気を吸い続けると咽がカラッカラになって、涙が出るぐらいゲホゲホしてしまうのですよね。

てなわけでapolloさん、こちら(↓)の製品の新色も結構ですが、容量を2倍にするような拡張パーツを出してくださいな。現行の製品は私も愛用していますが湿り気は20分と持たないので…。

謎のBCDポケットの使い道

私のBCDはSCUBAPROのKNIGHTEHAWK。日本ではまだほとんど流通していないので参考にならないかもしれませんが、一応書いておきましょう。

Knighthawk BCD
SCUBAPRO KNIGHTEHAWK。パッキング時にはペシャンコになっていいのですよね

KNITEHAWKのポケット容量はわずかです。ただし、胴体右側のポッケの中には拡張ポケットが隠されています。

ポケットとシグナルフロート
この通りシグナルフロートすら入りません
予備ポケットを引き出したところ
拡張ポケットを引っ張り出したところ

拡張ポケットは裏側がメッシュになっているので、海で採取したアワビやサザエを持ち帰るのに最適…ではなく、良い使い方が見つかりました。サンダル入れです。

先日二日目のダイビングは砂辺No.1でのビーチダイビング。エントリ場所までは機材を背負ったまま磯の上を歩く必要があります。そして私のフィンはフルフットのスーパーミュー。裸足で履くサイズです。

砂辺の海岸
大潮の干潮でむき出しになった磯

というわけでエントリ場所でフィンに履き替えた際にサンダルを収容するのにこのポケットはぴったりでした。

SOLAライトシリーズが飛行機持ち込み対応になっていた!

アンサー野本の水中天国の最新エピソードが公開されています。今回の小ネタはスポックTシャツと例の合い言葉ですね。懐かしい…。

さて、メインのトピックはiPhone用水中ハウジングのi-Patimaですが、個人的にもっと注目なのはSOLAライトシリーズの改良についての言及。簡単に言うと確実に飛行機に乗せられる機構になったようです。前モデルはバッテリーもLEDヘッドも外せない(通電しない状態が作れない)構造だったため、飛行機の安全規定に抵触していたのですよね。

4月のマリンダイビングフェアで訊ねた際、日本の販売代理店であるSea&Seaのスタッフは何も言ってくれなかったので、あの時点では細かい仕様を把握してなかったのでしょうね。

ライトヘッドを外せるようになったため、もし外した際は密閉性に気をつけて組み立て直す必要があります。でも、その作業を行うのは預ける際に注文が付いたときだけ。実際には空港で止めらることなく持ち込めることも多いらしいので、その機会は少ないでしょう。

ああ、機内預けにしたらスーツケースをこじ開けられて没収される可能性がないとは言い切れないので機内持ち込みにすべきですね。

ともかくこれでSOLAライトシリーズも安心して購入できるようになりました。

注意が必要なのは旧モデルと新モデルの見分けがつきづらいこと。そこでラインナップを載せておきます。

  新モデル 旧モデル
ビデオライト SOLA VIDEO 4000 SOLA VIDEO 2000 SOLA VIDEO 1200 SOLA VIDEO 1200
フォトライト SOLA PHOTO 1200 SOLA  PHOTO 800 SOLA  PHOTO 500 SOLA  PHOTO 600 SOLA  PHOTO 500
ダイビングライト SOLA  DIVE 1200 SOLA DIVE 800 SOLA DIVE 500 SOLA DIVE 600

新旧で紛らわしいのがVIDEO 1200とPHOTO 500。でもVIDEO 1200は色が違うので見分けがつきます。新しい方はシルバーです(下図左)。

VIDEO 1200(新) VIDEO 1200(旧)

PHOTO 500の見分け方は…、よく解りませんでした。

せっかくなのでアフィリエイトを貼ろうと思ったものの取り扱いは旧モデルばかりなのでやめました。新しい方の販売はまだ始まっていないのかな。


追記: 6月4日、Sea&SeaがSOLAライトのラインナップを一新しました。これを見ると上記の見分け方は通用しませんね。海外版と少し違うのかな。それとも海外版の写真がたまたまシルバーに見えるだけとか?

カメラ用フロートが届いた

個人輸入したカメラハウジング用のフロートが届きました。

商品$40に対して送料$35。微妙な感じだけど、まあ日本では流通していないようなので。

商品の内容物セット
内容物一式。一番奥はインドネシアのレンベの紹介カード

フロートのブロックは写真だとふわふわなスポンジにも見えますが、実物はけっこう固い素材で出来ています。まあそうじゃないと水圧に潰されますからね。

さっそくハウジングに装着してみました。

フロート装着例
フロートの装着例

フロートの奥行きは52mm。この通り105mmマイクロレンズ(マクロレンズ)用のレンズポートにぴったりサイズ。60mmマイクロレンズとかだと奥まってしまいますね。ならばクローズアップレンズの脱着は面倒になるかも。

ああそうだ。これによりストロボはレンズポートのすぐ横に持ってこられなくなりました。なので、ちょっと狭いところにカメラを突っ込んで撮る際は、フロートを外す必要がありますね。

さて、一番重要なのは水中でのバランス。さっそく今週末、沖縄で試してくるつもりです。

水中カメラの電池構成を変えようと思う

私の水中カメラセットは最大14本(2灯のストロボに4本ずつ、2本のLEDライトに3本ずつ)の単三乾電池を必要とします。実際には軽量化のために変換アダプタをかませて単四エネループを使っているのですが。

でも昨年12月にストロボを水没させて4本のエネループがダメになりました。残るは10本。

先日またストロボを買い直したので、そちらに4本ずつ使うと残り2本。よってLEDライトには1本、ないし4本足りません。

悩んだ末、今度は単三エネループを6本買い足すことにしました。2本のLEDライトに3本ずつ。余った単四2本は予備役です。

以前、実験したのでストロボは単四エネループで1,000回焚いても電池が持つことが解っています。現実問題、2日間6ダイブ潜っても1,000枚は撮りません。3日間9ダイブでも大丈夫かも。ストロボは単4で十分です。

一方、LEDライトの照射時間は電池の容量に比例します。よって単四の約2.5倍の容量がある単三を使った方が良かろうと。それこそ1ダイブ中、ひたすら点灯という運用ができるかもしれません。1ダイブごとに電池を替えるのもいいですね。

単四のときよりもいくぶん重量は増えますが、まあいいでしょう。せいぜい20グラムかそこらなので。水中重量が厳しいのは片手撮りを長く続けるときだけだし。

うん、ストロボは単四、LEDライトは単三というのが私にとってのベストの組み合わせだと思います。