先週、フィリピンのアニラオで潜ってきました。
先に旅の感想を言うと「2月の海は寂しい」です。オーナーに尋ねたら「アニラオの海では、季節はあまり関係ない」らしいけど、25℃以下と水温が低い時期で生き物の活動が鈍いのか、見かける数がまばらだった印象です。
そんなわけで印象的な写真も少ないのだけど、まずはこちら。ヤイトサラサエビ。
到着日のナイトダイブにてNA スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1を装着して撮影。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
今夜放送のクレイジージャーニーは水中カメラマン探検家の広部俊明さんの回。ちなみに奥さんは女優の羽田美智子さんです。
実は先月、一緒に飲む機会がありました。Dive DREAM Indonesia 2016 年ツアー説明会&懇親会なるイベントに参加したところ、ゲストとして来場されていて。その後の2次回ではたまたま対面の席になったもので少しお話させていただきました。
広部さんについて私が知っていたのはテレビ朝日のCSで放送されている海からのメッセージに出演していたことぐらい。毎回国内外の海に出向き、水中の様子はもちろんリゾートやダイビングサービスを取材して紹介してくれる他、わざわざ未開拓のダイブポイントに潜る冒険ダイビングのコーナーもあります。そこで番組について尋ねると「あれ、大変なんですよ」とのお答えでした。確かに見ていてそんな気はします。プロが撮る水中映像にしては安定してなかったり、光が十分に当たってなかったりするから。何かと厳しい条件や制約があったりするのでしょうね。
なお翌日は重要な撮影を控えていたとのことで、あまり飲んでいなかったけど、それでも結構酔っぱらってましたね。広部さんは飲むと酩酊するので有名なのだそうな。駄洒落も連発していたなぁ。
まあでも広部さんと話していて思いました。プロに必要なのは水中撮影の技術はもちろんだけど、営業力やプレゼン能力、コミュニケーション力なども重要なのだと。つまり仕事を作ったり繋げたりする能力ですね。機材が進歩したので今どきアマチュアでもそこそこ見栄えのする写真や動画が撮れるけど、だからってどれほどもお金にならないもんな。
昨年まではINON フロートアームMボディ x 2本に加えてビニーのブイ4A-8を2個装着していたけど、これらをXBフロートアーム930G x 2本に変更。ブイが不要になったので縦置き写真が撮りやすくなりました。
なお、月刊マリンダイビングの2月号ではプロカメラマン達のメイン水中カメラセットが紹介されているけど「本当か?」と思ってしまいます。コンデジの高砂さんはともかく皆さんフロートを付けていないので。
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私はかつてブイなしでピグミーシーホースを10分間ほど片手撮りして右肘を痛めたことがあるため、カメラセットの水中重量を重要視しています。中性浮力よりもやや重めが理想かな。
まあ見たところ1灯の人も多いし、皆さんの水中ハウジングが私のNauticam製のものよりも軽かったり空間が大きいのかも。スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1みたいに重たいレンズ(水中重量300g)も付けてないし。
でも、プロカメラマンの方々も実際の撮影時にはフロートを付けてるんじゃないかと私は疑ってます。
なお、フロートアームとブイはやはりヤフオクで売りました。
心機一転、水中カメラセットの構成を少し変更してみました。
ターゲットライトをINON LE-500-WからFIX NEO Mini 1000 WR FSに変更です。
その結果、ターゲットライトの明るさが2倍に。いや、マクロオンリーの私に大光量は要らないのだけど、エビを撮る機会が多いので赤色光があるのが利点です。
また、このライトは光量を100%→75%→50%→25%と調整でき、そうすることで照射可能時間も延びます。100%が90分だから25%なら360分となるかは解らないけど、フル充電しておけば丸1日、4ダイブとかでも使えそうです。
ちなみにFIX NEO Mini 1000シリーズにはFSありモデルとなしモデルがあり、FSありはカメラのフラッシュ光に反応して自動的に消灯してくれます。
ただし追加でバッテリーホルダー(充電器を兼ねている)を買う際は「FIX NEO Mini用バッテリーホルダーFS」を選ぶ必要があります。うっかりFSと書かれていない方を買ってしまうと自動消灯が効きません。
なお、INONのライトは既にヤフオクで売りました。