アニラオのお土産

アニラオ、パシフィコアズールリゾートで買ったオリジナルTシャツ。

パシフィコアズールリゾートのオリジナルTシャツ
左がオリビアシュリンプ、右がゴーストパイプフィッシュ(ニシキフウライウオ)、 下がコールマンズシュリンプ

この内、現地でで実際に見られたのはオリビアシュリンプのみ。

オリビアシュリンプ
オリビアシュリンプ

それにしても、エビを2種類もTシャツの柄に選ぶなんて素晴らしいショップです。

他にもボロカサゴがありました。

パシフィコアズールリゾートのオリジナルTシャツ

パシフィコアズールリゾートのオリジナルTシャツ

ただし色は柄によってバリエーションが決まっているようです。コールマンズシュリンプの黒もあると良いのに。

正体は何でしょう?

こちらの写真の正体、解りますか?

クマノミの卵

大きさが解らないとお思うので、こちらの写真を。

クマノミの卵

白いのはイソギンチャクの触手です。直径は5mmほど。

答えはクマノミの卵でした。アニラオで撮影。一粒の長さが2mmぐらい。まだまだ孵化には数日かかりそうな感じですね。

でも肝心の親を入れた写真を撮るのは忘れました。

紫と赤の星

アニラオのアカホシカニダマシ。

アカホシカニダマシ

背景はイソギンチャクの裏側です。紫色の星(斑点)が美しいですね。そんでもってカニダマシの模様も赤星だし。

アカホシカニダマシ

でもこのイソギンチャクの表面はこの通り。ちっとも美しくないです。

 

タクロバン空港壊滅。もはやサウスレイテダイビングは絶望か…

台風30号の爪痕はすさまじく、レイテ島のタクロバン空港が壊滅状態のようですね。悲しいです。

壊滅したタクロバン空港
こちらはmsn産経ニュースから拝借した写真

一昨日も書いたけど、タクロバン空港はサウスレイテに潜りに行く際に利用します。私も過去2度使いました。今回は道路が冠水したどころではなく、大津波の被災地と同様、鉄筋の建物以外が消え失せています。

大雨で車が通れないほど冠水するのだから極端な高潮には耐えられませんよね。もちろんフィリピンの地方都市だから粗末な家屋も多いけど、比較的頑丈な建物すらやられているので、とてもそんなレベルじゃなかったわけだ。

在りし日のタクロバン空港
2011年3月の様子。タラップから撮影。ターミナルまでは歩きです

空港の元の姿はこんな感じ。奥の緑屋根の建物がターミナル。それが上の写真のような無残な姿に…。

建物の内装はこの通り簡素な作りでした。

かつてのタクロバン空港の内装
そりゃ、風速90mの突風ともなるとひとたまりもないやな…

慎んで犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、人々の生活基盤の早い復旧を願ってやみません。託せる募金活動が始まったら微力ながら私も支援させていただきます。

大物狙いの海なので私は行ったことがないけど、セブ島北端のマラパスクァもこっぴどくやられたという話も聞かれます。被害が小さければ良いのだけど…。

さて、気になるのはダイビングサービス。「こんなときに遊びのことを考えるな」と言われるかもしれませんが、サービスを提供してくれてきた人々の生活もあるので。

ジンベエザメスイム(餌付けされていない)で有名なサウスレイテは被害は少なかったようですが、タクロバンの空港も街も壊滅したわけだから、もはや陸の孤島状態です。島外からのダイビング客を迎え入れるどころの話ではないはず。

サウスレイテのジンベエザメ
サウスレイテのジンベエザメ

仮にセブ島からオルモック(タクロバンよりも西の港町)へのフェリーが出たとしても、道路には瓦礫があふれ、道中でガソリンの給油もままならないとすれば、サウスレイテのソゴッドベイまで辿り着けませんよね。サウスレイテに大型フェリーも着けるような港はあるのかな…。

いずれにしてもレジャーで行くには無理があるので、彼の地の多くのダイビングおよびジンベエスイムは閉鎖を余儀なくされるかもしれません。とても残念です。

FlashAirの難点

台風30号の被害、フィリピンだけでも死者1万人規模という見方も。辛いですね。私に出来ることは募金ぐらいか。

ほんでもって困ったことにフィリピンの東には31号もできかけているのですよね…。


flashair_frontpage

もう既にFlashAirを使っているダイバーも多いことでしょう。あるいはこれから導入しようという人も。

FlashAirはWi-Fi機能を搭載したSDカード。これがあればWi-Fi比搭載のカメラからもハウジングを開けることなく写真を撮り出せます。

FlashAir、似た特性のEye-Fiよりも安定して使えるので私は乗り換えたのですが、難点もあります。それは純正iOSアプリの出来がわるいこと。

アニラオでのダイビング初日の夜、4ダイブで撮った写真をiPadに転送を試みたものの、20枚ぐらい転送するとアプリが落ちます。何度試してもそうでした。

拙いことに、このWi-Fi転送は結構バッテリーを消耗します。私のNikon D7000は普段300〜400枚ほど撮ってもまだバッテリーが半分近く残っているのですが、この日は100枚かそこらしか撮っていないのにFlash Airの転送を何度も試している内にバッテリー残量が20%ほどに。

電力消費が大きいのは、FlashAirで写真を転送するにはD7000を動画撮影のスタンバイ状態を保って、常時FlashAirに給電しなければならないためだと思われます。
おかげで2日目から予備バッテリーを使うことに。3日目の最終ダイブまで持つか、ちょっと冷や冷やものでした。

結局、何度試しても途中で落ちる純正アプリは諦め、以前に購入して純正アプリがリリースされるまでの間に使っていた別のアプリを使って転送しました。

というわけで、私見ですがNikon D7000 & FlashAir & iOSユーザーは無料の純正アプリではなく500円のこちらを使った方がいいと思います。

かつてのハイビジョンレコーダーのダメダメなUI設計のときもそうだったけど、やっぱり東芝ってソフトウェアの開発力がどうにも弱い会社だという思いを強くしました。差し当たりFlashAirアプリの早急な改善を望みたいものです。