ハルゲルダバタンガス

セブの海で頻繁に見つかるウミウシの一つがハルゲルダバタンガス。

ハルゲルダ・バタンガス

ハルゲルダ・バタンガス

今までの経験だと、ミゾレウミウシとこの種が頻繁に見かけるトップ2かな。

私が知る限り和名はまだありません。「バタンガス」はフィリピンの州の名前なので、フィリピン特有かとりわけフィリピンに多い種なのだと思います。

左ヒラメで右カレイ?

マクタン島近海のトゲダルマガレイ。

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近縁のモンダルマガレイかとも思ったけど、図鑑で見るとモンダルマガレイは両目の間隔がもっと広いので、この写真はおそらくトゲダルマガレイです。

それにしても「左ヒラメで右カレイ」という覚え方は当てになりませんね。腹側を手前にすると頭が左に向くのがヒラメとのことですが、この通りトゲダルマガレイは左向き。

ではヒラメもカレイも同じ生物(サケとマスのように)かといえばそうではなく、食性も決定的に違うようです。ヒラメは魚を食べ、カレイは虫の類いを食べるとのこと。

いや、でもWikipediaによると「ヒラメ科とダルマガレイ科に属する魚の総称」がヒラメだそうな。ならば名前はカレイだけどヒラメなのか。実はエイの仲間のサカタザメのような。

ヒメオオミアミという説

以前、マブールで撮影したオランウータンクラブの周りに謎の黄色い生物が舞っていた件、エビ説や何かの稚魚説があったものの、今年になって有力情報を得ました。谷津のガイドさんによれば「ヒメオオミアミ」とのこと。なるほど、アミか。言われてみればそんな気がします。

オランウータンクラブ

今まで意識したことがなかったので手持ちの写真ストックはないけど、ネットで検索するとたくさん画像がヒットしますね。今度狙って撮ってみようかな。

ヒメオオミアミ
別の写真から切り出した絵。確かにヒメオオミアミに見えます

ちなみにアミはエビみたいな生き物。着底して暮らすのがエビ、水中を浮游しているのがアミです。クジラや大型のサメの食糧としても有名なオキアミのアミですね。

いよいよFacebook離れが加速か?

unlike_icon最近、私のFacebookウォールに他者の近況があまり流れてこなくなりました。そもそも私の友達登録が少ないからってのもあるだろうけど、斜に構えて使っていて「自分からは友達申請はしない」と決めているのですよね。

よって、ウォールが賑わったのは元日と大雪の日ぐらい。でもそれは結構なことだと思います。皆の利用方法がこなれて、書き込む頻度も落ち着いてきたのでしょう。欧米でもその傾向が顕著になったとも伺っています。

なにしろSNSによってかえって人間関係が悪化する話はよく聞くし、時おりSNS絡みのトラブルや犯罪事例も聞こえてきます。そもそも自身の行動を監視するための情報を自ら差し出しているようなものですからね。

それに、日常をさらして「さっきこんなことしたんで見てみて」などと言われても、読む方は結構疲れるのですよね。近況アップデートの多くは知ったところでどうとも思わないことだったり、知りたくないことだったり。なので、いつしかスルーの感覚が培われます。よほど気になったものだけ読む感じの。

そのため、書く方はレスポンスの薄さから次第に張り合いを無くして筆無精になるというのが定番のパターンですね。

それと誰かから占いの結果の類いがウォールに流れてくると残念な気がします。「あなたは○○のタイプです」ってやつ。アプリが友達リストを元に勝手に勧誘を始めるので「ああ、この人は無造作にアプリ使っちゃってるんだ」と。

かくいう私の軸足はこのblog。自動的にFacebookにも流す設定にしてあるものの、あくまでもblogの方がメインです。個人の情報発信の手段としては、過度に拡散したり半ばレスポンスを強要されがちなSNSよりも控えめで、かつコントロールもしやすいのが好都合なので。

また、リアルタイム感が鍵のSNSとは違ってblogには即時性も求められないため、1回のダイビングで撮った写真を毎日小出しに発表しても成り立ちます。それこそ魚類発祥の地と言われるフィリピンのように生物の種類も個体数も豊富な海で潜った後には写真ネタがたんまりストックされるし。

そしてblogのアフィリエイト報酬は私のダイビング費の足しになっています。皆さんがこのblogの広告をクリックして見たり、このblogに立ち寄ったあとにAmazonや楽天でお買い物してくれると、その都度報酬が発生します。まだまだこれで食っていかれる状況にはほど遠いものの、ささやかな1件でも積み重ねればそこそそ使いでのある金額になり、それでもって次の写真を撮りに行かれるわけです。

なお、つい先日Facebookが「Graph Search」という新機能を発表しました。簡単に言うと「友達の行動をより分析的に見られる機能」でしょうか。私はこれも勘弁だな。あまりに余計なことは知りたくも知らせたくもないので。

まあ、Facebookも情報収集(例えばエアアジアの激安キャンペーンなど)に使ったり、「blog更新しました」を投げる場所としてはいいのですが、現状以上に「私生活相互覗き見社会」みたいになるのは嫌なので、今後の方向性や動向次第では私もFacebookの利用を止めてしまうかも知れません。