パラオの思い出の写真

ダイバー仲間が今週の水曜日からパラオに行きます。予報では連日雨マーク付きですが、まあ南の島の天気なんて気まぐれだから。

で、私のお気に入りのパラオの写真を。2003年の撮影、カメラはCanon PowerShot A60だったかな。わずか200万画素の。

パラオのドロップオフ

今から振り返ってみるとテクニック的にはお粗末ですが、まあ当時はあまり気合い入れて写真を撮ってなかったもので。

家を買うって?

友人の一人がマンションの購入を検討しています。すばらしい。私にはとても真似できないことです。なにしろ10年後の所得が今の水準を超えているどころかキープできている自信がないので。もちろん大きな資産もありませんし。

確かに住宅ローンを始めるなら早い方がよくて、月々の支払いも賃貸住宅の家賃より安く設定できるかも。もし転勤となった場合も所有したまま貸し出すことができましょう。

ただしこの先の日本に待ち受けていることの一つは人口減少と高齢化社会の顕著化です。経済規模が縮小するのはもちろん、特に住宅用の不動産は供給過多になるのではないかと。そして需要には二極化が進むでしょう。都心の人気物件ならともかく、私でも手が届きそうな郊外の物件なんかは…。

また、半世紀に渡り日本経済を支えてきた製造業(特に電気の)がここにきて痛んでいます。エコポイントという麻薬も切れてしまいました。せめて未曾有の円高が収まればという思いはあるものの、この先円が大きく安くなるということはマネーの行き場として日本が魅力的ではなくなることを意味します。ジレンマですね。自身が倒れれば待望の円安がやってくるかもしれないという。

いや、アメリカで政権交代が起きたり欧州が奇跡の急回復を遂げるなどして日本の凋落ではなく外的な要因で意外に早く円安に振れることがあるかもしれません。でも、グローバル競争の中で新興国が力をつけてきた以上、製造業界が今の雇用規模を保つことは不可能でしょう。本当に競争力を保てる分野を残して、かなりの縮小を強いられると思います。段階的であれ数十万かそれ以上の人材が大手メーカーの庇護から外れようものなら、またデフレは深刻化しかねないですよね。ほとんどみんなの所得と購買力が下がるのだろうし。

さすがに公務員だけは安泰、ともいかないでしょう。経済がより深刻化するにつれ今よりも公務員バッシングの声は高まるでしょうから。Tax EaterがTax Payerよりも報酬や年金面で勝っているオーバーウェイト経済をいつまでも続けられるわけがありません。

あんまり悲観的になるのはよくないと思いつつも、私には日本経済がこの先いっそう厳しい局面に突入する気がしてならないのですよね。

もっと言うと住宅ローン期間の向こう20〜30年といったスパンで考えると、その間の大震災の懸念もないわけではないし。今の保険や公的な救済策はどれだけ頼れるのでしょうかね。新しい物件は耐震にも優れ、自宅周辺が甚大な被害に見舞われる確率はかなり低いとしても、無傷か軽微なダメージでやり過ごせる保証はどこにもありません。心配性に過ぎるかもしれませんが、家賃支出をローン支払いに替えれば合理的だったのが、ある日を境に失った資産へのローン支払いと新たな家賃支払いのダブルになる危険性は否定できないだろうと。

ああ、いい流れのインフレが起これば住宅ローンの返済も楽になるかな。でも、経済が縮小していく中でそんなに都合良くいくわけがないような…。

うん、やっぱ私は家は買えないです。ローンの額面は据え置きで所得が減ろうものなら私の財力では持ちこたえられないし、先々売ろうにも貸そうにもローン残高には見合わなかったりする公算が高いと思うから。

まあ、他者の価値観に口を挟む気もありませんが、いずれにせよその時々で分相応の住宅に住まう方が私の性にも合っています。

ランチ

今日はダイビング仲間のランチ会でした。場所は入谷の割烹さいとう。

さいとうの海鮮丼(別皿盛り)
海鮮丼を別皿に盛ってもらいました

これで1,050円です。しかも連れの女性二人は食べきれなかったので、残ったお刺し身ももらいました。いやあ大満足。

iPhoneのバッテリーをどげんかせんといかん

11月にiPhone 4Sを紛失してiPhone 3GSユーザーに戻ったわけですが、低速・低性能でも特に不満はないのでこのままiPhone 5まで引っ張ろうと思っています。iPhone 4Sは秋発売でしたがiPhone 5は例年通り夏になるという噂。私にとってもその方がありがたいです。

ただし、さすがに2年半も使い込んだバッテリーだけはいただけません。もはやPodcastなどを2時間ほど再生すると力尽きるありさま。再充電しないとメールも取れないわけで、さすがにこれでは拙いです。

しかも困ったことにバッテリーの残量が60%以上残っていても、Webにアクセス(おそらく通信は電力消費が大きい)した途端に電源が落ちてそれっきりなんてことも。残量表示がまったくあてになりません。

知っての通りiPhoneはバッテリー内蔵型なのでフタを開けて換装とはいかないので、ポータブルな外付けバッテリーを買おうと思い立ちました。

まずは要点の整理から。

  1. ジャケットタイプではない
  2. 残量0から充電できる
  3. 末長く使える
  4. 安価

1はiPhone 4/4S用がiPhone 3GSには着せられないことと、iPhone 5の形状がiPhone 4Sと同じになるかは解らないので却下。

2は私の用途では必須です。iPhoneを残量0からは充電できないバッテリーが数多く出回っているのでちゃんと見極めないと。

3と4は「なるべくなら」といったところです。

あれこれ物色し、最終的に残ったのはこれ。

SANYO eneloop USB出力付ハンディ電源(単3形2個セット) KBC-D1BS

充電には別途エネループの充電器が必要になるものの、既に持っているので追加の出費はなし。旧型のエネループ付きなので2,000円弱とお手ごろ。先々使い込んでへたってきたら新型エネループを買い直してもいいし、予備のエネループを持てばいくらでもスタミナを増強できます。

と思ったのですが、iPhoneのバッテリーを交換するという手段もあることに気づきました。ネットで検索するとたくさんヒットしますね。

自分で交換するなら互換バッテリーが送料込みで2,000円ぐらいで買えます。動画を見る限り、さほど難しい作業ではないようです。

iPhone 3GSのバッテリー交換手順

なお、業者に頼むと4,000円~5,000円といったところ。私は不器用な方ではないものの細かすぎる作業は好きではないので業者に頼んだ方がいいかな。万が一自分で交換して失敗したらiPhone 3GSからiPhone 3Gへとさらに先祖返りすることになるし…。

調べてみたら私がお昼休みに行きやすい池袋駅近辺にもiPhone修理110番というお店がありました。3GSのバッテリー交換は3,900円だそうです。iPhone 5が8月発売と仮定して640円/月。悪くない、というかいい感じです。

外付けバッテリーを常時携行するよりもiPhone自体のバッテリーの持ちが良くなる方が楽ですし、自分の場合、きっと充電し忘れたり、バッテリーを持って出るのを忘れがちになるのが解っていますし。

というわけで善は急げとiPhone修理110番でiPhone 3GSのバッテリーを交換してきました。引き渡しまでの待ち時間は50分。同店のすぐ近くにはmic21池袋店があるのでダイバーならこちらで待ち時間を潰すのも良いでしょう。

でき上がりを引き取ったら、さっそくフル充電して検証。うん、Podcastを2時間再生してもバッテリーが4%ぐらいしか減りませんね。新品の頃のスタミナに戻った感じです。バッテリー交換には3ヶ月の保証も付いてくるし、新品を買い直すよりもずっと安くすんだので大満足です。

ダイブビズショー2012リポート

ダイブビズショー(DIVE BIZ SHOW) 2012に行ってきました。ちなみに私は前身のダイビングフェスティバルの頃から10年以上かかさず見学しています。いやぁビッグサイトでさんざん酒が飲めた昔が懐かしい。あの頃は八重山ブースで泡盛を振る舞われ(くっと空けると気前よくお代わりをくれた)、メキシコブースでテキーラをご馳走になり(私の頭を両手で持って笛を吹きながら振ってくれた)、午前中からご機嫌になれたのですよね…。

さて、一通り回った中から抜粋して紹介しましょう。

INON

発表されたばかりの「WP-DC43」の他にも強力なクローズアップレンズ「UCL-100LD」が展示されていました。

UCL-100LD

例によってカメラを選ぶようですが、UCL-165よりもさらに大写しにでき、かつ収差も見られないという説明でした。ちなみにCanon PowerShot S100はOKな機種です。夏前には発売されるでしょう。

比較写真(UCL100LD & UCL-165)
左がUCL-100LD、右はUCL-165を使って撮影

他にもワイドコンバージョンレンズの新製品が置かれていました。 こちらのディスプレイは半ばお遊び。アームの新製品の拡張性の高さをアピールしています。

カメラセットのディスプレイ
クジャクのオスみたい。実用性は…

そして壁に貼られていたポスター。

ポスター
悪ノリっぽい強引すぎる構成ですがメガフロートアームのおかげで片手でも楽に持てるのだとか。 重さは感じなくとも水の抵抗はすさまじそうだけど…

なお、INONのスタッフには「フロートアームやストロボに装着できる浮力調整用パーツを出してくれ」とリクエストしてきました。太いフロートアームだとストロボ位置の調整に制約が出るという話をして。例えばマシンガンの給弾ベルトみたいなものにエアカプセルをいくつか装填して浮力を細かく調整できるといいですよね。

SCUBAPRO

展示されていたJET FINのストラップが見慣れないものに。カバーに通したスプリングになっています。訊くと今後JET FINはすべてこれに置き換わるそうです。

新型Jet Fin
Jet Fin(中央)のストラップがラバーからスプリングに変更されています

なお、スタッフには、JET FINのスプリングストラップのメンテナンスがしやすくなるよう「ストラップの付け根のパーツはボルト締め仕様に替えてくれ」とリクエストしておきました。 また、見慣れないダイブコンピュータの新製品も展示されていました。

MERIDIANダイブコンピューター
MERIDIAN

FLコーポレーション

今年の新製品(?)は「マイフレックス・エクストリーム・ホース」。いわゆるフレックスタイプ。軽い上にしなやかなのでスーツケースに詰める際も楽ですね。

マイフレックス・エクストリーム・ホース
袋もジップロックとして再利用できるそうな

レギュレータ用8色、BCD用8色、オクトパス用10色(黄色が2種類加わります)とのことでした。これ良いですね。ホースの交換タイミングで買おうかな。

なお、ダイブコンピュータのZOOPにはオレンジモデルが追加されていました。海外では少し前から売られていたものが日本でも発売されるようです。

Zoop(オレンジ) SunFun

柔らかく、かつヘビーデューティなドライスーツが新発売になるそうです。アメリカ海軍や韓国軍が採用しているのだとか。

Sanfanのドライスーツ

また、ウェットスーツは山本化学工業(生地メーカー)の社長いわく、従来品と比べて40%暖かいそうで。本当かどうかは解りませんが。

Sanfanのウエットスーツ

Sea&Sea

ホームページで予告されている新型ストロボYS-D1は2色展開でした。

YD-D1

なお、RICOHのデジカメ向けハウジングを5月ごろに投入するようです。単焦点カメラですが水中撮影用ならそれもありですね。

MDXハウジング

村上商事

アクアペイントを初めて見たのが昨年のダイブビズショウだったのですが、今年の面白グッズはこれ。

安全祈願の鈴とタンク
安全祈願の鈴とタンク

Epoque World

LEDライト。コンパクトな1,000ルーメン機が18,000円ぐらい。悪くないです。

Mod.EL-1000L HP

このメーカーはイマイチ信頼できませんが、ここまでコモディティ化した製品なら買っても良いかも。

MOBBY’S

またもやすごい色のウェットスーツが混ざっていますね。

MOBBY'Sのウェットスーツ

Fisheye

NEX-7用のハウジングが出ていました。

NA-NEX7

先週家電量販店で触ったときは気付かなかったのですが、NEX-7のEVF(電子ビューファインダ)は横にパンすると画像が流れますね。わずかに遅れて表示される感じ。被写体に向けてから覗けば気にならないものの、EVFを覗いたままカメラを動かしたときは像が気持ち悪いです。ハウジングのせいではないけど、NEX-7のEVFの反応速度にはちょっとガッカリ。けっこう高いカメラなのに。

他にも、同社が扱っている新しめのハウジングとライト類は一通り展示されていました。