宮崎は沖縄よりも魅力的かも

今週末、沖縄は台風16号に見舞われます。中心気圧が920hPaで本島の西海上を抜けて行くようなので、15号に続いて今回のやつもまた強烈。3連休は無理して潜れても奥武島とゴリラチョップ限定、ほとんど海に浸かるだけのダイビングってパターンですね。これで沖縄の今年の夏も終わりなのでしょう。


月間ダイバーの今月号に宮崎の特集記事が載っていました。

何でも宮崎県の北部、延岡の海にはカエルアンコウがわんさかいて、1ダイブで33匹も見られたことがあったとか。確かにNHKのダーウィンが来た!のカエルアンコウの回も延岡で撮影されていましたしね。

「世界中のカエルアンコウのキャピタル」はインドネシアのレンベだと言われていますが、日本の首都は延岡なのかもしれません。カエルアンコウは天孫族の末裔なのかも。

早速行き方を調べてみたら、ソラシドエアが羽田⇄宮崎を1日7往復、片道9,870円〜(28日前までのバーゲン価格)で飛んでいますね。もちろんANAとJALも。

ソラシドエアの機体

宮崎空港から延岡までは鉄道でも移動できます。例えば以下のような。

  • JR にちりんシーガイア20号(73分、2,920円)
  • JR にちりんシーガイア20号 & JR 日豊本線(115分、1,720円)

これなら3泊4日で中2日間、無理なく潜って来られそうです。

航空券+鉄道料金+ホテル3泊を個別に手配しても4万円弱。探せばもっと安いパックツアーが見つかるでしょうから、感覚的には沖縄の本島中部に行くのと変わらない感じ。いや、沖縄は首里城よりも北へは車移動しかないので、こちらの方がゆったり行かれますね。

実は、今年の6月、沖縄の恩納村で一緒に潜った韓国人ダイバーの知人は、珊瑚が白化しまくっていて落胆していました。「沖縄の海ってこんなものか…」と。彼はフィリピンの海でもよく潜っているので落差を感じたようです。亜熱帯の沖縄の珊瑚は温暖化、水温上昇には弱いけど、熱帯のフィリピンの珊瑚は高い水温に強い種類なのでしょう。

もちろんひと括りに沖縄といっても島やポイントによってコンディションは違うわけだし、沖縄の雰囲気や食べ物は私も大好き(特にテビチと豆腐ようが好物)なのですが、ついつい沖縄を格別な海と思いがちなのは改めたほうがいいかも。ダイビングの目的次第では沖縄以外の選択肢、特に延岡は十分ありのような気がします。近々試してみないと。石垣牛、泡盛もいいけど、宮崎牛、焼酎もよかろうと。

憧れのパプアニューギニア

私にも憧れの外国、地域がいくつかあります。例えばインドネシアのレンベ(ゴミ溜めみたいな海に希少生物がわんさかいるらしい)。それにフィジー(伝説の食材「バロロ」を食べてみたい)、そしてパプアニューギニアです。

以前、オーストラリアから帰国する際に飛行機からパプアニューギニアを眼下に見て、深緑の大きな島に魅せられました。加えて、聞くところでは海の中の生物相も非常に充実しているのだとか。

さて、来る9/19(水)〜21(金)にかけて、東京の虎ノ門にてパプアニューギニアのセミナー&勉強会が開催されるとのこと。

向暑の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 この度、パプアニューギニア政府観光局とニューギニア航空は、来る9月19日(水曜日)から3日間連続で 「パプアニューギニアイベント – “This is PNG”」と題しまして、 エージェント様、メディア様、また一般の方がご参加頂けますセミナー&勉強会の機会を設ける運びとなりました。 この機会にパプアニューギニアの魅力を3日間のイベントを通して見つけて頂ければ本当に幸いです。

だそうです。

三日間のうち19日(水曜日)19時〜21時がダイビングイベント(20日はハイランド地方&セピック川のイベント、21日がサーフィンイベント)。ゲストゲストスピーカーにプロカメラマンの 中村卓哉さんと鎌田多津丸さんも登場するとのこと。

無料だし、面白そうなのでとりあえず申し込んでみました。

9月の海はリロアン

再来週、またリロアン(セブ島南端の方の)に行くことにしました。

今回はメンバーの都合で土曜日出発の4日間。ならば行かれる海外はグアム、サイパン、フィリピン、バリに限られ、行きやすさと水中の楽しさ重視でフィリピンに決定。

地方としてはアニラオ、レイテ、マクタン、リロアンが候補となり、私が最後の一票を投じる形でリロアンに決着。なにしろ先々月、怪我してまったく潜れなかったのが心残りだったので。先日、そのときの傷害保険も下りたし。

それにレイテには来年行く予定。マクタンにはいつでも一人でふらっと行かれるけど、リロアンだと一人部屋追加料金が高くなるので連れがいる時に行っておこうと。

かの地では、私はまだ撮ったことがないコガラシエビ(前回のメンバーが見てた)をリクエストしようと思っています。

TANDUAY RHAM(タンドゥーアイ・ラム)
リロアン・マリンビレッジにはTANDUAY RHUM DARK、 通称「体に悪いラム」(40°)が常備されています

先日、フィリピンのルソン島の東海上で大きめの地震があり、ビコール島やレイテ島ではいくぶん被害も出たようですが、まあ地震の心配はなかろうと。それよりも時期的に気になるのが台風。セブ島は内海だけど、波とうねり、濁りは入るので。

それとストライキ。昨年のその時期はマニラ空港でストライキが起きて、フィリピン航空の国内線がことごとく運休したのですよね。私の知り合いもボホールで無駄に1日延泊させられてました。あれが年次のことでなければいいのだけど。

いや、運休を早々と決めてくれるなら私個人は何日か延泊になってもいいな。というか、そうなってほしい…。

iPadでは競争に勝てない

昨日、11/04(日)の那覇→羽田のスカイマーク航空券のWebバーゲン(9,800円)の購入を試みたものの買えませんでした。発売開始の9:30は通勤電車の中だったのでiPadからアクセスしたら一連の手続き中に売り切れて。まあ全5席なので。

どうやらスカイマークの予約システムは、所定のリンクをクリックした先着5名までが手続きに進めるのではなく、大勢のクリックを受け付けた上で、早く手続きを完了できた5人を当選させる仕組みのようです。次の機会があればそのつもりで臨むことにします。

でも、こういうときはiPadは不利ですね。タッチ操作による文字入力では、どうしてもパソコンの操作スピードには敵いません。

しかたがないので次善策としてWeb割21の12,000円チケットを購入しました。往路はエアアジアのキャンペーンチケット(成田→那覇)を買ってあるので往復12,155円。ま、いい感じかな。

ふと気になってジェットスターの料金を調べてみたら成田便が8,900円(預け荷物なしの場合)とのこと。でも3千円程度の差なら羽田便の方がいいですよね。

4日間の海の選び方

仲間と近々ダイビングに行く話が出ました。今回の条件は金曜の夜以降の出発で火曜日帰り。ならば海外だとグアム、サイパン、フィリピン、バリに限られます。月曜日出発でよければパラオにも3泊4日で行かれるのですが…。

でもグアムは私の好みではないのですよね。過去に一度だけ行ったものの、ひたすら青い海が広がっていただけ。ドロップオフにカスミチョウチョウウオが群れていた印象しかありません。有名なブルーホールも、いびつなハート型の穴を見上げたからって何が楽しいんだか。

そんなグアムでもちゃんとショップを選び、事前にリクエストを出せばしっかりマクロ生物も見せてくれるような話も聞くのですが、それとて一緒に潜るメンバー次第ですよね。いかにもグアムっぽい海を期待して来た見知らぬ人たちと合流したら、こちらの希望は通らないでしょうし。

サイパンの海はグアムよりは楽しめる感じですが、振り返ってみれば当たり外れが大きかったような。3月は良かったけど7月は悲しいぐらいに殺風景で。しかも良かった時でも生き物はそう多くはなかったなぁと。まあそのときの仲間とガイドにもよるのでしょう。

あとはバリってのも可能ですね。今春から羽田⇔デンパサール便が飛んでいるので。金曜の夜に羽田に集合して機内泊。朝の7:30にデンパサール空港に着くため、空港のすぐ東のヌサペニダあたりならその日の午後にも潜れましょう。不幸にもかの海では最近日本人ダイバーが一人亡くなられたばかりですが…。

ただし問題は帰り。デンパサール→羽田便の到着時刻は23:30。預け荷物を待っていたら日をまたぎかねません。おそらく今回のメンバーの大半が終電を逃すので、車を用意しておくか、どこかに泊まる必要が出てきます。

これがデンパサール→成田便なら出発は00:30。8:50には成田に着きますが、帰国の前日は潜れないので観光。これも具合が宜しくないです。私はバリ観光は前に一回行ったのでもういいかなと。なにしろ車でどこまで走ってもひたすら田園風景と寺院ばかり…。

で、結局のところ消去法でフィリピンに落ち着くのですよね。さすが魚類発祥の地と言われているだけあって生き物の種類と数はすごく多いです。出発は成田9:30のマニラ行きか14:30のセブ行き。帰りもセブ便で成田13:30着、マニラ便でも20:00着と無難です。きっかり4日間で中2日潜ってこられます。

セブの海

というわけで最近の私はちょっと小金が貯まり、週末+2日間ぐらいの休みがとれるときは「沖縄もしくはフィリピン」というのが定番です。

鹿児島、宮崎、高知(柏島)あたりでも潜ってみたいとは思っているのですが、ついつい南国に足が向いてしまって。