JetStarの5円航空券

昨日15時過ぎ、JetStarから「国内の新規就航路線の航空券を5円で売り出す」というメールが届きました。

JetStarのキャンペーン

新たな路線の内、私が魅かれたのは成田⇄鹿児島。なにしろ今年は鹿児島に潜りに行きたいと考えていたもので。

よって18時からの売り出しに「復路のみを確保する」という作戦で挑みました。どうせ期間中の全便が対象ではないし、たとえ5円でも往復の朝6時発の便では厳しいので、帰りだけ5円で買えれば行きは通常料金でも良いと。

でも、結果は撃沈。せっかくの作戦も実らず。さすがになかなか繋がらないし、開始15分後には「5円なのは5/31(金)成田着の便のみ」という状態だったような…。

まあ、通常料金でも往復13,000円程度だし、それで行っても良いやな。

それにしても、多少のリスクや不便はあるにしても、LCCがさらに普及してきたら旅費の金銭感覚も変わってきそうです。ともするとJAL・ANAのマイレージを溜める意欲も薄れていくのかも。

JAL vs. PAL

3月のサウスレイテツアーはマニラ集合。夕方の国内線に乗り換えるため、成田からの往路は9時半発のJALまたはPAL(フィリピン航空)に限られます。さて、どちらにしたものか。

黄色いピグミーシーホース
黄色いピグミーシーホース 2年前のサウスレイテの黄色いピグミーシーホース。 もう一度これを撮るのが今回の目的の一つです。 このときはハウジングが納品されたのが出発直前で、練習なしに挑んだけどもこのザマで…

当初はPALのマイレージで行くつもりだったけど、ツアーの要項が固まるのを待っている内にマイレージ枠が埋まっていました。なので費用が4万円ほど上がるものの、まあしかたがない。PALのマイレージ期限は3年。持ち越すのもいいでしょう。為替がもっと円安に振れてから使った方が微妙にお得な気もするし、去年のように半分のマイルでセブに行かれるキャンペーンがあれば2往復できるわけだから。

よって今回はPALに限らずJALも選択可です。さすがにJALはPALよりもサービスが良いのではないかと。なにしろPALは国際線でも座席エンターテイメントがないときがあるので。ならば何年かぶりにJAL国際線に乗ってみるのもいいかも。前回利用はパラオ往復だったなあ。機中でワインを何本も空けた記憶があるや。

でもJALの航空券を探してみると、旅行社が扱ってるお安めの券は往路の出発が18:00のものばかり。ならばとJALから直で買うと込み込みで七万円弱。PALと変わらない額なので、価格以外のメリットで選ぶしかないですね。

一応、前日にジェットスターで安く行ってマニラで前泊することも考えたけど曜日が合わず。

なお、JALのマニラ空港への到着は第一ターミナル、PALが第二。タクロバン行きの国内線はセブパシフィック航空の第三ターミナルなので、どちらで行っても空港での車移動が発生します(各ターミナル間は距離が結構離れているし、どうやら電車や循環シャトルバスなんてものはないようで)。

価格にも乗り換えにも差がないなら、あとはマイレージの有り難みでしょうか。でも、私は普段はANAの方を優先して貯めているので、ここでJALマイレージを貰っても有効に使えなさそう。その上、JALマイレージバンクのノーマルカードだとマイルも70%しか付かないらしいし。

そもそも私の定番の飛行機利用は国内ならダイビング目的の沖縄便と帰省の福岡便ぐらいで、どちらにもLCCが飛び始めました。マイレージ制度は家電量販店のポイントと同じで割引分の後払い(しかも利用条件と期限つき)なので、改めて使わなければ恩恵を受けられません。金額面だけでいけば最初から安いチケットで飛ぶ方がお得なわけです。

フィリピン航空のバナー

だったら今回もPALの方が良さそうですね。セブはマクロ派のフォトダイバーにとっては通う価値がある海なので、今後も何度も行くだろうから。

それにJALだとマニラには行かれても、セブへの直行便はないし。  

ダイバーの習性

この3月、私はフィリピンのサウスレイテに行くつもりです。マクロが目当てでありながらジンベエザメ(やはりフィリピンのオスロブのように餌付けされているのではない)が高確率で出没する何とも贅沢な海なので、どうせならと何人かの仲間には声を掛けてみたものの皆都合がつかないとのこと。

その理由で一番多かったのが「休みが取れない」でした。なにしろ年度末なので。

そして次に多かったのは「パラオに行くから」。なるほど、2月・3月ならパラオに行きたいのも解らなくはありません。これはもうダイバーの習性かなと。私も昔はそうでしたし。

パラオのロックアイランド
確かにこの空の青と海の青はたまらんです

ただ、かつては「パラオのベストシーズンは2月」と言われていたものの、近年はまったく当てはまらなくなったとも聞きます。実際、私が最後に行った3年前の2月もブルーコーナーは流れが強すぎてサメ類すらまばらという有り様。しかもジャーマンチャネルはダイバーだらけ。何十人もがクリーニングステーションを囲むと、いざマンタが出ても楽しくないのですよね。写真や動画を撮ろうにも人の頭が邪魔だし。意図せず知らない人が写り込んだときはガッカリしますよね。

まあ、ベストな2月の海もあればワーストの2月もあるのでしょう。こればっかりはお天気と海況次第かな。あとは日取り。差し当たり今年の旧正月は2月の10日〜12日なのでその前後の日程で行くと中国系の旅行者に圧倒されるかも知れません。

でも確かに今でもパラオには極上のビーチリゾート感があります。印象的な青い海に点在するロックアイランドはそれだけで南国の雰囲気満点だし、ペリリューまで足を伸ばせば、まだまだ劣化が進んでいない元気な海が残っているわけです。

パラオの海と空
スコールがあるので、パラオではよく虹が出ます

ちなみに私がパラオに行く気にならないのは初めて行った16年前の記憶があるから。当時はまだカレントフックも存在しておらず、ブルーコーナは近年よりも遥かに魚影が濃くて、まるで無限の水族館に潜ったかのようでした。10年前(空港が整備され、カレントフックが普及してきた頃)もまだ保たれていたけど、その後は年を追うごとに…。

とはいえ、それは年寄りのノスタルジーみたいなものかも。例えば今の国産の鰻やら松葉ガニなんぞは昔のそれよりも味が落ちたなどと言われつつも、それでもまだ高級食材の地位を保っているわけです。お決まりの自然破壊、環境劣化によって多少損なわれはしても等級は最上位。パラオにしても良質のビーチリゾートである点は変わりません。

よって懐古の記憶を持たない新しいダイバーなら、今の姿のブルーコーナーとかでも十分に楽しめることでしょう。ダイビングのテクニカル面では昔よりも進歩しているので、ときに昔以上の感動を得られるかも知れません。

ならば私が「今のパラオなんかつまんないから、もっとマニアックなフィリピンの穴場に行こうよ」なんて言うのも無粋な話。いや、むしろダイビングを始めてから年数が浅い内にぜひ行って欲しい海と言えるかも。どうぞ皆、多くのリゾートダイバーの習性に倣って、飽きるまで何度でもパラオに行ってくださいな。

というわけで、サウスレイテには今現在その価値が解る人だけで行くことにします。

雪の思い出

昨日は朝起きて外を見ると雪景色でびっくり。連休ということで仲間が何人か伊豆方面に泊まりがけで潜りに行ってたものの大丈夫だったかな。この大雪を降らせた低気圧で海も荒れてたはずだけど。

さて、私は九州で育ち、ウインタースポーツにも関心がなかったため雪に馴染みがありません。せいぜい都心に積もった時に意識するぐらい。寒さには人一倍強いのですがね。気温5℃でも無風で日が照ってればTシャツ1枚で過ごせるし。

よって雪の思い出といえば5年前に一度だけ行った旭山動物園ぐらい。

キングペンギンの行進(前)
名物のキングペンギンのお散歩
キングペンギンの行進(横)
お散歩というよりもどうどうとした風格の行進っぷり
はぐれキングペンギン
どんな集団にも外れた行動を取る奴がいるものです

円安ペソ高

昨年末の政権交代を受けて円が一気に安くなってますね。なにしろ前政権がとんでもなく無策だったからなぁ。

直近のレートで1ドル89円、1ユーロが118円。お正月も容赦なく円安が進みましたしね。

ちなみに対フィリピンペソでも円は下がってて1万円が4,570ペソぐらい。見なれない数字だ。

私が知人を訪ねて初めてフィリピンに行った2009年の7月は1ドル約94円と今よりももっと円安だったけど、確か1万円が換金後でも5,100ペソぐら いでした。ペソ上がったなぁ。

聞くところではフィリピン経済が好調らしいので、円高の巻き戻しでフィリピンペソも買われているのでしょう。昨年十月が5,200ペソぐらいだったから、 この二ヶ月で円の価値が1割も下がったわけだ。

もっとも観光で行くぶんには少々のレート悪化はさして気にならないものですが、現地で暮らしているとそうもいきません。その知人は1万円が5,000ペソ を割ると換金したくなくなるそうで。

かくいう私も友人らと「老後はフィリピンあたりで暮らすのも良いのでは?」と話していたりします。なにしろバブル期までに多くのキャリアを積むことができ た少し上の世代ほど資産を作れなそうにないから。でも、蓄えが少なくとも物価が安い国ではそこそこいい暮らしができますしね。幸い私にはウィンタースポー ツの趣味もないので冬でも温暖なフィリピンは最有力候補地です。

まあ、日本とフィリピンでは国力、特に産業の強さと豊富さがまだまだ圧倒的に違うので、日本の人口が相当減るまでは極端にペソ高が進むことはないと思いますが。

チョーセンチキン
近年のセブには韓国人がたくさん。 一説には日本人の10倍ぐらいいるのではないかと。 そのため韓国料理やが次々とオープンしているし、 昨夏にはマクタンにもチョーセンチキンができました。 赤い方はトッポッキみたいな甘辛の味付けです