ANAマイレージを使っていいものか迷う

私にとっては珍しく今年は毎月ダイビングに行ってたのですが、ついに途切れるかも。理由は資金難。サウスレイテ行きではフィリピン航空のマイレージを使い損ねたし、春先にはウェットスーツを新調したからなぁ。

ちなみに今年潜ったのは、谷津、葉山、谷津、サウスレイテ、谷津、福岡(水族館)、マクタン、レンベ。谷津と葉山はもちろんダンゴウオ狙いです。

マクタンは4泊5日のダイビング費込みで約10万円だったけど、レンベは3泊6日ながらパックツアー代が17.5万円もかかったのですよね。いや、ダイビングの充実ぶりからしてその価値はあったけど出費の額としては大きいわけです。しかも、まだ引き落とされていないし…。

とはいえ余力がゼロではないので、まったく海に行かれないわけではありません。さすがに夏の伊豆方面には気が向かないけど、沖縄あたりにならようやく貯まったANAマイレージで行かれます。国内だと燃油代もかからないし。

でも聞くところでは先日からANAとサンミゲルの間で提携交渉が始まったらしいのですよね。もちろんANAの機内でサンミゲルのビールを提供するための交渉ではなく、サンミゲル傘下のフィリピン航空との提携話です。

フィリピン航空は昨年の春に優良会社であるサンミゲルの傘下に入ったものの、機内で出されるビールはColt45だったりします。

現状、フィリピン航空のマイレージはフィリピン航空および系列のPAL Expressの航空券にしか使えないけど、話がうまくまとまれば事情が変わってきそうです。

フィリピン航空がスターアライアンスに加盟することはなくても、共同運行便にANAマイレージも使えるようになるなら、私は沖縄よりもフィリピンに行きたいと思います。何しろマクロダイビングの充実ぶりでは雲泥の差があるので。

沖縄も豊かな海だと言われていますが、マクロ生物の種類と個体数はさすがにフィリピンには遠くおよびません。しかも沖縄のサンゴは白化が進んで死にまくっているし、ボートは複数ショップの乗り合いで窮屈だし、潜水時間も短くなります。とはいえ今さらイソマグロを追っかけるような大味なダイビングはやりたくないし。

もっとも提携交渉がいい形でまとまるかは解りませんが、ここはしばらく様子見でしょうか。そのうち気が変わるかも知れないけど。

ピグミーシードラゴン
恩納村のピグミーシードラゴン。体長約3cm。肉眼では糸くずにしか見えません。 たぶん「レンベピグミーシードラゴン」と同種です。 またこれを撮りに行きたい気もしますが…

レンベ旅行のおさらい

忘れないうちにレンベ旅行について要点をまとめておきます。

飛行機の重量制限:

最近発売されたガイドブック類には「シンガポール航空の預け荷物は20kgまで」とあったし、シンガポール航空のWebサイトにもそう書かれていたけど実際にはダイバー特典で30kgまで許容されるようです。

とはいえ規定は変わるかもしれないし、不安なら念のため事前に問い合わせてみるといいでしょう。

シンガポールでのトランジット:

話には聞いていたけど、シンガポールのチャンギ空港、アホみたいに広いですね。成田空港何個分なのだろう。

とはいえ各所に運行状況のLCDモニターがあるし、ターミナル間にはシャトルも走っているので困ることはありません。

トランジットなら入国審査の類いもないので、飛行機を降りてちょっと歩いたらすぐにショッピングモールみたいなゾーンに出られます。機内預け荷物もマナドまで運んでくれるので、チャンギでは身一つで乗り換えるだけ。

ただし、移動する際は構内地図を確認してからの方がいいですね。無造作にシャトルを使うと、下りたターミナルの端から端まで歩かされかねないので。

帰りなんか、無計画にシャトルに乗ったら目的のゲートまで「20min」なんて案内板が出てたような。実際はそこまで時間はかからないけど。

でも、もし遠くまで歩くのが面倒なら、大型カートみたいなやつで目的のゲートまで運んでくれたりもするみたいです。

必要な現金

関連投稿:レンベ行きにビザは必要?

マナド空港で支払う到着ビザ代が$25(US)。日本円でも払えるようですが、3,261円みたいな変な金額表示でした。硬貨は使えないのでお札で払うと、お釣りがインドネシアルピアで返ってきます。1万円も渡そうものなら約500,000ルピアが戻ってきて使い切れずに往生するので、事前にUSドルを用意しておくのがベストですね。ビザ代、きっかり3,000円とかにしてくれると楽なのだけど。

インドネシアの到着ビザ
インドネシアのビザ。旅券にかっこいいページが増えました

なお、マナドから出国する際には空港使用料として100,000ルピア(約1,000円)が必要です。ただし空港で日本円を換金すると100,000ルピア=840円ぐらいだったかな。よって少なくとも2,000円は換金しなければなりません。

3,000円分のルピア
3,000円を換金したらこうなりました

結論としては、$25 + 2,000円がカサワリレンベリゾートにダイビングに行く際に最低限必要な現金ということになります。

ラマダンの影響は?:

インドネシアは世界で最も多くのイスラム教徒を抱える国。私が訪れたときはちょうどラマダンの時期だったものの、何ら影響は見られませんでした。

滞在したカサワリ・レンベリゾートが外国人(もちろん非イスラム教徒が多い)向けだということの他にも、そもそもマナドのあるスラウェシ島ではクリスチャンの比率が高いのだとか。当然、リゾートでお昼ご飯が出てこないとか、ダイビングガイドが日中空腹でへろっへろなんてことはありません。マナド空港のカフェやレストランも普通に営業していました。

私にとってインドネシアは3回目で、シンガポールでのトランジットは始めて。でも弾丸ツアーっぽい日程を除けば、何ら不自由もない快適な旅でした。これなら(リゾートでの部屋代が上がらないように連れさえ見つかれば)気軽にまた行かれそうです。

MoneyT Globalは使えそうにないなぁ

MoneyT-Global-Cardこの春先、えらく円安が進んだため一応作っておくことにしたMenoyT Globalカード。私がよく行くマクタン島でも使えるかと先月調べてきたものの、結論は「厳しい」でした。

MenoyT Globalカードは、所定の銀行口座に円を振り込んでおくと海外で現地通貨を下ろせるJTBのサービス。普通の両替所よりもレートがいいという触れ込みです。

まずは「VISA」または「PLUS」と書かれたATMの有無ですが、マクタン空港の出口の外、ツアーガイドがプラカードを持って客待ちしている場所の壁に剥き出し状態のものを1台見かけました。でも人ごみの中で無防備な状態でATMを操作するのはちょっと…。

そして馴染みのダイビングショップがあるマリバゴ地区には、どこにもATMはありませんでした。唯一「ひょっとしたら…」と期待をかけていたセーブモアというスーパーマーケット(昨年秋にオープン)の中にもなくて。まあ、途上国の田舎町だからなぁ。

もちろんマクタン島の商業地区に行けば銀行系のATMがあるものの、夕方だとマリバゴ地区から車で片道30分ぐらい掛かるし、わざわざ車代を出して下ろしに行くのも。

しかも、あちらでは稀に「銀行に現金がない」という信じがたい理由でATMからお金が引き出せないこともあるそうな。

対応ATM
街に出れば使えるATMがあることは確認しました。 未入金だかららレートの確認もできなかったけど

かといって商業地区の近くに宿を取るとダイビングのピックアップ時刻が早まってしまいます。それはそれで不便です。 てなわけでマクタン島にダイビングに行く場合はMenoyT Globalカードの利用はあまり現実的ではないようです。今のところ少々レートが悪くとも近くの換金所で両替した方が有利だわ。

フィリピンは順調に経済発展していますが、ATMが田舎町に普及するのはまだまだ先ですね。

もっと言うと、私が行きそうな海外はダイビングリゾートに限られ、どこも似たり寄ったりだろうから、MenoyT Globalカードは一旦解約しましょうかね。

このblogが公開される頃にはシンガポールにいます。空港には立派なATMがあるはずだけど、今回の行き先はマナド。必要なのはシンガポール・ドル/セントではなくインドネシア・ルピアだからなぁ…。 かといってマナドの空港はちっぽけな地方空港だろうし、ATMには期待できないかも

今週末の沖縄は台風ですね

台風7号が発生しました。

台風7号の予想進路図
JTWCの予想進路図。時刻は+9した上で見てください

変わった進路ですが、気象庁も米軍もウェザーニュースも同じような予想を出しているので、確度は高いのでしょう。

この週末、石垣島あたりを舐める感じだから、その東にある宮古島はもちろん、慶良間諸島、沖縄本島なんかも影響を受けましょう。しかも夏の台風だし、沖縄あたりに来る頃には950hPaぐらいの強い台風になっていそうです。

海の日に繋がるので今週末の沖縄行きを予定している人も多そうですが、海には期待できませんね。「潜れたらラッキー」ぐらいな感じで構えてた方がいいかと。

ならばここは陸の楽しみに切り替えましょう。私のオススメ観光地は『沖縄毒蛇本舗 ハブ博物公園』。南伊豆のIZOOと並んで今私が最も行ってみたい爬虫類系の動物園です。HABU LOVE GIRLSにも会えるみたいですよ。