BAYSIDEの授業はプラス2時間

BAYSIDE-English-CebuBAYSIDE English Cebu RPCの授業は一日4時間・6時間・8時間という3コースから選べます。私の場合、一般的な6時間コースを選んだため、以下のようなスケジュールでした。

  • 08:10〜09:00:Reading(マンツーマン授業)
  • 09:10〜10:00:Grammer → Vocabulary(変更。マンツーマン授業)
  • 10:10〜11:00:Pronunciation(グループ授業)
  • 11:10〜12:00:Speaking(マンツーマン授業)
  • 13:10〜14:00:Speaking(マンツーマン授業)
  • 14:10〜15:00:Writing(マンツーマン授業)
  • 15:10〜16:00:Free time
  • 16:10〜17:00:Free time

3時間目のPronunciationは発音の訓練ですね。この通り15:00には規定の授業がすべて終わっていました。

ただし、BAYSIDE English Cebu RPCでは以下の追加授業が用意されています。

  • 18:10〜19:00:Free class 1(グループ授業)
  • 19:10〜20:00:Free class 2(グループ授業)

このフリークラスは自由参加です。Beginner 1 〜 3のレベルごとに別々開催されます。講師は一ヶ月交代制。授業内容はその日によって違います。私が在籍していたBegginer 3の内容で覚えているのはこんな感じ。

  • 英単語の聞き取り&スペル書き取り
  • 伝言ゲーム
  • ロールプレイング(レストラン、道案内、電話応対など)
  • スピードリーディング(英文の読み上げ訓練)
  • ディベート
  • Impromptu Speaking(準備なしのスピーチ)

多くはゲーム形式で楽しみながら英語力を上げようという内容です。2時間ぶち抜きのことも多かったな。

ちなみに私はこのフリークラスが好きで可能な限り参加していました。英語の勉強うんぬんというよりも純粋に愉快だったので。フリークラス終了後の20:00過ぎに学校外に飲みに出かけるのが日課でした。

最高裁判決を歓迎

4月9日、最高裁で画期的な判決が下りました。

10年前、当時小学生だった少年が蹴ったサッカーボールが校庭の外の道路に飛び出し、バイクで通りかかった85歳の男性がよけようとして転倒し、足を骨折。その後、寝たきりになり肺炎で死亡。遺族が損売賠償を求めた裁判の1審、2審ではボールを蹴った小学生の両親に賠償責任を負わせるものだったけど、これが覆ったわけです。山浦善樹裁判長によると「日常的な行為のなかで起きた、予想できない事故については賠償責任はない」と。これは歓迎すべきターニングポイントだと思います。下手すると「校庭が道路沿いにある学校では球技なんかできない」って流れにもなりかねなかったので。

このニュースを聞いて私が連想したのは産婦人科や小児科の医者が減っているという件。医療の進歩や高齢出産の増加により、それらの医者にとって訴訟リスクが高まったためです。昔なら生かせなかった命を取り留められるようになったことで、何かあったときに事故として見えてしまうと。

でも人口減少と高齢化社会が問題視される中で、それらの医療従事者に訴訟リスクのプレッシャーを与えれば、ますます志願者が減り、より子供を生み育てにくくなります。当該の親族にしてみれば原因の究明と責任を追及したいと思うのはもっともだとしても、その思いが関係者を萎縮させ、社会を良くない方向に追いつめるのは拙かろうと。

それからスキューバダイビングの事故も。2年前、コナミスポーツのダイビング事業の廃業につながったとされるものです。ダイビング中の事故で主催者に対して訴訟となる話はちらほら聞かれていたし、コナミスポーツの様に硬直した思考の組織が手を引きたがったのも無理はないけど、世の中にリスク回避思考が蔓延すればつまらなくなりますよね。

そもそも海では急な海峡悪化は付き物だし、本人の持病や体調不良などは事前に申告してくれてなければ主催者には伝わりません。それらの自覚があってもダイビングがしたい人は隠すものです。また、水中での本人の機材操作ミスやパニックによる急浮上などは、ガイドとてよほど近くにいなければ対処できません。

事が起こり、不幸にも亡くなったり大きな怪我や後遺症を負うなどして、遺族や当事者がやり切れない思いを関係者にぶつけたいとしても、相手に作為もしくは明らかな過失がなければ責任を負わされない社会システムが必要だと思います。損害賠償に関しては、保険なり基金に役割を負ってもらうって事で。

BAYSIDE English CEBU RPCの教師たち

BAYSIDE-English-CebuBAYSIDE English Cebu RPCはマンツーマン授業が多いのが特徴の語学学校です。私の場合、一日6時間授業のコースで5時間にマンツーマン授業が割り当てられました。他の人も同じだったはずです。

そして同校は一度に100人以上の留学生を受け入れる大型校。そのため教師も大勢になります。毎日何人かは休むので、誰かが代行できるよう常に十分な人数が学校に滞在しています。

また同校が採用する教師は大卒が条件で、採用後も定期的にTOEICテストを課すなどして厳選しているようです。そのため教師のレベルは比較的高い水準が保たれていると聞いています。そうして英語の言語能力が試され、ティーチングの技量は生徒達へのアンケートで採点されます。

ただし教師の大半は短期契約。フィリピンの法律でも事業者は誰かを所定の期間以上雇う場合、正社員として採用しなければならないとのこと。そのため多くが短期契約で働いています。

それに語学学校では学生ごとに留学期間が違う上、同校は中高生数十名を2週間程度受け入れることもあるため、その期間だけ急きょ増員されたりもします。

加えて妊娠中の女性教師も少なからずいました。かの国では7〜10人兄弟の家庭も多いので、そういうことにもなりましょう。私の場合もある妊娠中の先生が最初の2週間リーディングの授業担当してくれていたものの、3週目の月曜日に代行の先生が来て「彼女はまさに今出産中」と告げられました。そんなタイミングまで働くのですね。しかも彼女とはその1ヶ月後にまた学校で再開したし。大家族が当たり前なので早い産休明け復帰も可能なのでしょう。

そんなわけでBAYSIDE English Cebu RPCでは教師との出会いも多いけど別れも多く経験することになります。

BAYSIDE English Cebu RPCの洗濯事情

BAYSIDE-English-CebuこれからBAYSIDE English Cebu RPCに留学しようかと考えている人向けに書いています。

海外留学する際に気になる点の一つが洗濯でしょう。留学となると最低でも1週間、長ければ何ヶ月間も滞在するわけだから。でもマクタン島にはコインランドリーなんてものはありません。

よってBAYSIDE English Cebu RPCでは無料の洗濯サービスがあり、月・水・金にランドリールームに衣類を預けると担当のおばちゃんらが手洗いして翌日までに洗って干して畳んでくれます。

一応、洗濯中の色落ちや破損は免責ってことになってますが、私が頼んだ分に関しては何ら問題はありませんでした。取り違えられることもなかったし。まあ下着類だけは手洗いって感じがいいんではないでしょうか。

そして何度か利用していると洗濯のおばちゃんらとも仲よくなるので「Please bring me back to Japan!(私を日本に連れ帰って!)」なんて言われたりもしましたね。もちろん冗談ですが。それに日本には彼女らがやっているような手洗いの職なんてないんだよな。

BAYSIDE English Cebu RPC留学の必需品

以下、BAYSIDE English Cebu RPCに留学する際に早目に用意した方がいいと思ったアイテムです。

電源延長ケーブル

BAYSIDE English Cebu RPCの寮の部屋にはアウトレット(コンセント)が1ヶ所しかなく、しかも備え付けの机から離れています。よって机でパソコン等を使いたいときなどは電源延長ケーブルが欲しいと思うはず。5m以上のタイプがいいでしょう。

もちろん現地でも大きなショッピングモールに行けば買えます。

フィリピンで買った電源延長ケーブル
フィリピンで買った電源延長ケーブル

LED読書灯

BAYSIDE English Cebu RPCの寮の部屋は暗いです。天井の真ん中に蛍光灯が1本だけなので。

昼間は陽の光が差し込むけど、夜に教科書を読むのは辛い明るさ。

よってLEDの読書灯があると便利です。

蚊取り線香

フィリピンはデング熱の本場。BAYSIDE English Cebu RPCにも蚊が多いです。寮は平屋作りで近くにプールもある(一説では大量のボウフラが湧いている)ため蚊取り線香の類いは必需品です。

現地在住の日本人に聞くと「BAYGON」という紫色の蚊取り線香が最も効くとのこと。町のスーパーで買えます。一箱10本入りが14ペソ(40円)ぐらいだったかな。

Baygonのロゴ

ただし紙箱入りなので受け皿は別途用意する必要があります。

蚊よけクリーム

常々蚊取り線香を持ち運ぶわけにも行かないので蚊よけのクリームも調達した方がいいでしょう。

インドネシアにはスプレータイプのSoffellがあったけど、セブではクリームタイプしか見かけませんでした。

OFF! Mosquito repellent cream
OFF! Mosquito repellent cream

 

日本でも買える蚊よけバンドの類いがフィリピンの蚊にも有効かは試さなかったので解りません。

通学バッグ

選択科目とコースによっては1日に7〜8冊の教科書を使います。教科書を取り換えるために授業と授業の間に校舎と寮を行き来するのは面倒なので、数冊まとめて入れておけるバッグがあると便利です。

ちなみにBAYSIDE English Cebu RPCで使う教科書はすべてA4サイズ、厚みは1cm程度でした。

ブランケット

BAYSIDE English Cebu RPCの寮のベッドには掛け布団がありません。

いや、そもそもフィリピンには掛布団の習慣がないと聞きました。確かにホテルに泊まっても厚みのある掛布を見た記憶がありません。

でも常夏のフィリピンとて早朝には冷え込むこともあるので、暑がりの人でなければブランケットがあった方が良いかも。

缶切り

缶切りもあると便利です。

BAYSIDE English Cebu RPCの寮では調理器具の使用が禁止されているので、夜食を食べるとしても調理不要なものに限られます。お湯はウォーターサーバーで汲めるのでコーヒーやお茶は飲めるしカップ麺もOKですが、炭水化物主体ではさびしいのでツナ缶の類いを食べたいときもあろうかと。

でも現地で買える缶詰はほとんどが缶切りで開けるタイプ。よって100均で買って持っていくのが良かろうと。現地で売っている缶切りは500円ぐらいしてるし。

消せるボールペン

多くの人は教科書に英単語の和訳などを書き込むはずです。メカニカルペンシル(シャーペン)を使っても良いけど、カラフルにメモするならボールペンが便利。ただし書き直せるのがいいので消せるボールペンが最適です。少なくとも赤・青・黒の3色はあったほうがいいでしょう。

同じく消せるハイライター(蛍光ペン)もあると便利です。

これらはおそらく現地では買えないか、売っていても輸入品なので高いはず。日本で調達して持っていきましょう。