マリンダイビングフェア2022の会場にはマーメイドがいました。
![マリンダイビングフェア2022のマーメイド](https://frogfish.jp/wp-content/uploads/2022/04/IMG_0109.jpeg)
SSIのブースでは人魚などに扮した女性の水中パフォーマンスを上映していたから、その宣伝なのでしょう。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
久しぶりに池袋に出向く用事があったのでmic 21に立ち寄ってスタッフと話をしてきました。
やはりダイビング業界はコロナでえらい目に遭っているそうで。海外旅行は来年も厳しいと見ていて、頼りの沖縄も軽石が…。あれ、タチ悪いですよね。
よってショップツアーでは伊豆や南紀白浜あたりに力を入れているそうで、串本にはプライベートビーチ付きのダイビングリゾートを構えたとのこと。
なかなか良さげな施設だけど、私はショップツアーが嫌いなので利用することはないかも。というかダイビングは一時引退中で、もう3年くらい潜ってないし。
とはいえ今のうちに潜っとくべきだとも思うのですよね。温暖化のせいで10年先、ダイビングがちゃんと楽しめるかは何とも言えないところだから。我々古いダイバーが集まると「パラオの海はすっかりつまらなくなった」と言いがちだけど、それが至るところの海に当てはまるようにならないとも限らないと思うのですよね。
いや、それ以前にダイビングサービスが潰れればどうにもならないし。
なお、開催が決まったマリンダイビングフェアにしても、どの程度の規模になるか解らずmic 21は出店を決めかねているようでした。
SHEARWATERからダイビングコンピュータTERICの2020年限定版が発売されるようです。この通り赤と金のアイアンマン仕様ですね。
欲しいなぁ。でもTERICは他の多くのダイコンよりも高いのですよね。私みたいにたまにしか海に行かないダイバーには手が出ません。
昨夜、仲間内でちょっとしたパーティを開きました。今はなき九段下の英会話スクールCebwayの集まりです。学校閉鎖時に最後に残ったフィリピン人講師が他の学校に就職したのでそれを祝おうと。
実にめでたい。というのも彼はいくつかの英会話学校に応募して、ことごとく断られていたので。彼自身はESL教師として優秀だけど、フィリピンという国の信用がないようで。労働者雇用のルールをコロコロ変えるのですよね。
そうしてもうすぐビザが切れるので、それまでに見つからなければ国に帰るしかないという状況で、某全国展開の学校が手を差し伸べてくれました。経営者がアメリカ人だったのが功を奏したのかも。
さて、パーティに私が持参したのはこちらのお酒『SELVAREY』。フィリピンつながりということで、ブルーノ・マーズがプロデュースしているパナマのラムですね。
これ、見事にチョコレート風味。さすがに味まではチョコじゃないけど。もちろん美味しいので、楽しいひと時に貢献してくれました。私はロックが好きだけどラムは何で割ってもいいし、実にパーティ向きのお酒です。
このblogの以下の過去記事に、断続的にアクセスがあります。
マクタン島の老舗ダイビングサービスの一つ、パラダイスゴビーズダイバーズがどうなっているか気になっている方がおられるのでしょう。おそらくセブで最も高確率にカエルアンコウを見せてくれるお店だったし、常連さんが多かったから。
で、ふとエントリの中にあるパラダイスゴビーズダイバーズのリンクをクリックしたところ、「家計に役立つローン・税金情報局」なんてサイトが表示されますね。詳細は解らないけど、ともかく使われなくなった旧ドメインのURL「https://www.paradise-gobies-divers.com/」がまったく関係のないサイトに転用されてしまっているようです。
DIVE into AMBONがあるMaluku Resort & Spaはアンボン島の東海岸に面しているので外洋にも容易に出られます。湾内は泥地なので「マックダイブ」なのに対して外洋でのダイビングは「クリアウォーターダイブ」と呼んでいました。
ダイビング3日目はそのクリアウォーターダイブ。この近くで潜りました。
確かに泥の海底が広がる湾内とは一転してサンゴが豊かな外洋っぽい風景が広がっていましたね。
ただし、潜行後しばらくして流れが強くなり、一緒のチームで潜った若いカップルの女性が脱落。ビギナーみたいだったので仕方ありません。必然的に男性の方も浮上。しばらく様子を見たけど遅れて私もガイドに促されて上がることに。わずか26分のショートコースで写真一枚も撮らず。まあいいでしょう。あんなにカレントが強いとマクロ写真はまともに撮れないから。上がってから男性の方が「Sorry」と言ってきたけど「No progrem. I don’t like strong current, because I’m a macro diver.」と答えました。
そうしてボート上で早めに休んでいると近くでこれが。
久しぶりに見ましたよ。シグナルフロート。別チームはカレントに見舞われた場所やタイミングが違っていたにせよ、やはり継続を諦めたようで。シニアのチームだったし。
あとでボートマン(横浜で一年間漁師をしていたらしい)に聞いたところ、そのポイントではアーチ状の海底の脇のシーファンにピグミーシーホースがいるとのこと。見られずにアンラッキーでした。
その後の2ダイブ目と3ダイブ目は穏やかなところに移動して何事もなく潜れたけど、まあ私は湾内のマックダイブの方が好みです。
昨年5月に廃業したMALUKU DIVERSの跡地がどうなったか気になってたので、沖合を進むボートから確認してみました。
Google mpsではSPICE ISLAND DIVING & SPAに変わっているそうだけど、Webサイトが登録されていません。まだ本格稼働はしていないのかな。というのも遠目では人の気配がなかったのですよね。あの便利な浮き桟橋も取り外されているからボートの発着はしていなさそうだし…。
かつてアンボンカエルアンコウがすぐ近くで出没していたので、オーナーが変わっても、かつてのスタッフ達が相変わらず働いてくれてたらいいと思っていたのだけれど、そのあたりの事情はまったく解りませんでした。
と、ここまで書いてからSPICE ISLAND DIVE RESORTを発見。Facebookページも。たまにチェックしてみようと思います。
生まれつき体が丈夫で病気らしい病気をしたことがない私ですが、もちろん弱点もあります。その一つは喉。ちょっとした刺激で咳き込んでしまうのですよね。激辛好きなのに、例えば寿司の新鮮なワサビや中本のラーメンの揮発性分がちょっとでも気管に入ると咳が止まらず苦しみます。そしてダイビング中も。タンク内のエアーはからっからなので、しばらく潜っていると水中で咳き込むのですよね。
ということで、こちらの加湿器が気になっています。AquatecのSeries Guardian Air Filter Moisture Systemという商品です。
このようにファーストステージに装着するタイプですね。
日本で取扱っているのはAQROS。そこで渋谷店に見に行きました。AQUROS渋谷店、いつの間にか移転していたのですね。というか数年ぶりに訪れた渋谷の駅周り自体が変わっていたけど。
で、気になっていたのは加湿の持続時間。バイオフィルターよりも少し小ぶりなのにどれぐらい保つのかと。そう思ってたらちゃんと比較表が掲示されていました。AQROSはこういうところが気が利いてていいのですよね。
これによると潤い効果はバイオフィルターよりもやや劣るようで。でも価格は半分以下でお手頃。最初に買うなら悩むかもな。難点は注水のために毎回中圧ホースから取り外さなければならないことか。
実は私はバイオフィルターも持っているけど、故障して取り外してそれっきりになっています。そちらを修理に出した方がいいのかな。注水も中圧ホースから外さずにできるし。
ダイビングフェスティバルで見たかったものの一つがFisyeyが扱っているリングライト。
実は3年前からリングライト1000が欲しいと思っていました。例えばスーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1を付けてダンゴウオなどを撮ろうとすると左右のストロボ光が蹴られがちになるので。
でも何となく買いそびれていたら、いつの間にか上位機種の3180が発売されていました。こうなると容易に選べなくなるのですよね。
両者の違いは1000が最大1000ルーメンに対して3180は1800ルーメン(白色光)。加えて1000が白色光のみなのに対して3180は白、赤、青が使えること。そして最大の違いは、1000が単純なライトなのに対して3180は「エレクトロニック・フラッシュ(EF) モード」を備えていること。カメラのフラッシュと連動して瞬間的に3000ルーメンで光ります。もちろん3180の方が魅力的だけど1000でも十分なような。両者の値段は2万円違い。悩むよなぁ。
なお、3180をストロボとして使うにはカメラ本体と光ケーブルで接続する必要があるのだけど、Nauticamのハウジングには端子が二個しかないので分岐させることになります。使うのはINONのゴムブッシュ-M11アダプターセット。
他にもNauticamの純正品もあるけど、そちらは値段が2倍。INONでいいでしょう。
そうして空いたハウジングのポートにリングライト3180をケーブル接続すればOK。ただし、光ケーブルはリングライトに付属しないので買い足す必要があります。つまり3180をフラッシュモードで使うには+20,000円ほどが必要になるわけだ。
まあ使い方次第だけど、私には1000で十分に思えてきました。
ダイビングフェスティバル2019ではMARESブースにも立ち寄りました。私は四半世紀以上のMARESユーザでもあります。かつてはSCUBAPROのBCとMARESのレギュレータが黄金コンビとされていたのですよね。
でも今回の目当てはフィン。具体的にはフルフットタイプのプラスチックフィンです。というのも今メインで使っているゴムフィンのミューは水中重量が重く、中層でも常に足が下がり気味になるし、例えばリロアンのねっとりした泥池(パラオのミルキーウェイみたいな)の海底に深くめり込みがちで。
ということで紹介を受けたのがこちらの新製品。AVANTI HC PRO。
従来のAVANTI EXCELと比べると4cm長く、10g重く、水を掻く面積が19㎤増えています。まあ、少し性能が上がったという感じなのでしょう。
ちなみにMARESのこのタイプのフィンは、乱れたフォームで水を掻いてもサイドが丸まって水を掴んで進むように設計されているとのこと。洞窟などのテックダイブでそれが求められたからだそうです。
この新製品はまだ流通していないと思うけど、良さげなので購入候補の一つに挙げておくことにします。
ダイビングフェスティバルに行ってきました。東京では9年ぶりの開催です。
会場はかつてのビッグサイトではなく北青山。出展数も少なく、テキーラや泡盛を飲みまくれた昔とは比べようもないけど、まあ開催してくれるだけでもいいでしょう。
さて、最初に目についたのがSCUBAPROブースの『HUD』。マスクに装着するダイビングコンピュータです。会場内は撮影禁止だったけど交渉して撮らせてもらいました。まあ、私は四半世紀以上のSCUBAPROユーザだし。
これまでもマスクの右目の下部に内蔵されたタイプがあったけど、この商品は一般的なマスクに外付けするタイプ。マスクがくたびれたり破損しても移植できます。ただしフレームの真ん中の硬い部分に装着する都合上、一眼には固定しづらいとのことでした。
洞窟や沈船などのテックダイブや軍事活動などでは腕に装着するダイコンでは不便なことも多いので開発したのだそうで。もちろんタンク側に装着したトランスミッターを介して残圧も表示されるのでゲージを手繰り寄せずに確認できます。
バッテリーは充電式で、空の状態からフル充電まで1時間程度。1回のフル充電で20〜30時間使えるとのこと。しかもGPS搭載らしいですよ。ダイコンにGPSがあるといいですよね。どこで潜ったかを記録できます。水面付近でしか機能しないだろうけど。
ちなみに発売は3月中。ただし日本にはまだ数個しか入ってこないらしいです。そしてお値段も29万円。惹かれはするけど我々レジャーダイバーには手が出せません。でも、警察や自衛隊の任務で悪条件の水中に潜る人などにとっては重宝することでしょう。
あれこれ聞いて、最後に「AIR2用の真っ赤なマウスピースを復刻してくれ」と頼んでブースを後にしました。今では白になっちゃったけど、AIR2はやっぱ赤でしょう。樹脂の色を変えるだけなので作ろうと思えば作れるはずだし。
Appleの新製品発表会が10月30日23:00〜(日本時間)に決まりました。ようやく私も新しいMacを買えそう。Macbook Air(2010)による超低速RAW現像から解放されることでしょう。
先月、マクタンの海でまた死にかけました。2年前もオランゴ島のタリマで残タンクで潜ってしまい水深18mで残圧0のピンチに陥ったけど、今回はもっと危なかったなぁ。
その日の三ダイブ目、Plantation Bayというサイトにフィリピン人のガイドとマンツーマンで潜り、何てことないダイビングが30分ほど続いた後、急にカレントが強くなりました。過去に私が経験した中では最強クラスの激流、吐いたエアーが横に流れる感じのやつです。
とはいえ右手には一眼レフのカメラセットを持っているので、左手だけで海底の岩を掴んでチビチビ進む片手ロッククライミング状態。左手を離してゲージを手繰り寄せ、残圧を確認しようものならあっという間にガイドから何十mも離されるのがわかりきっています。
そうしてしばらく残圧をチェックできないでいたら、突如レギュレータからの空気が渋くなりました。タンク内の圧力が下がり、あと数呼吸で終わりという兆候ですね。ダイコンも見られないので解らないけど、きっとまだ水深は10m以上。ピンチ!
よって5mほど離れたところにいたガイドに急いで近寄ってオクトパスを貰いたいけど真向かいからの激流でなかなか進めず。とはいえ他の選択肢も猶予もないので、息を詰めて流れに逆らいながらの全力フィンキック。そうして自身のレギュからはもう一回吸えるかどうかというタイミングでガイドに追いつきエアーを貰うことに成功。ガイドがあと1m離れていたら私は力尽きて死んでいたことでしょう。
後でガイドに訊いたら、前日からの5ダイブで私が毎回エアーをたっぷり残してたので、そういうやつだと思われていたようです。よもやエアー切れのサインを見ることになるとは思いもよらなかったと。いや、私だってそのつもりだったけど、激流に見舞われて空気の消費量がかなり増えていたようです。まあ、助かってしまえば笑うだけですね。もちろん次の日も普通に潜りましたよ。海中も前日の激流が嘘のように穏やかだったし。
さて、そんなわけで随分体力を消耗したものだから、その日の夕食はジョリビーで二人前食べました。
昨年9月、セブのオランゴ島近海でダイビングした際、エントリの数分後に水深18mの海底でエア切れを起こしました。もちろん猛スピードで呼吸を繰り返したのではく、直前のダイビング後に使用済みのエアタンクが交換されていなかったためです。あの時、他のダイバーが見える距離にいなければ私は確実に死んでいました。私は笑い話にしているけど、あれがビギナーの人だったらうまく対処できなかったり、対処できてもひどいトラウマになってたかも…。
さて先日のレンベのダイビング3日目のナイトダイビングで同じ目に遭いかけました。とはいえ今の私はエントリ前にゲージを見る癖がついているので残圧が足りないのを事前に発見。すぐさま交換してもらい事なきを得ました。
でも、もし残圧不足に気づかずにナイトダイビングで潜っていたら今度こそ死んでいたかも。突如エアーがー渋くなってゲージを見ようにも、盤面をライトで照らす必要があってちょっと手間がかかるし、暗闇の中での緊急時には昼間の場合よりも脳の酸素消費量が増えそうだから。ライトで照らしながらエアー切れのハンドサインをして見せるのも厄介だし。
リゾートでは機材のセットアップはお任せになるけど、スタッフを信頼していても自分でチェックするべきですね。
朝、小田急線に乗って外を眺めていたら、登戸と向ヶ丘遊園の間の線路沿いにあったはずのパパラギダイビングスクールがなくなっていました。
建物は残っているものの、もぬけの殻で改装工事中のようで。4年前のコナミスポーツダイビングスクールに続いて大手がまた撤退かと思ったけど、Webで調べたら昨年の11月に立川に移転したようですね。
さすがにパパラギはこれが本業だけあって廃業ではなく移転。確かに同じJR南武線の駅でも登戸と立川じゃ街の栄え方が雲泥の差なので当然かと。しかも前の店は登戸駅から徒歩6分ぐらいだったけど立川店はモノレールの駅から2分。JRの立川から歩いても大した距離じゃないですね。だったら最初から立川で良かったような…。
まあ、今だから良物件が見つかったのかもしれないし、立川は登戸よりは海に遠いからかな。登戸からなら小田原まで一本で行かれるし。
でも、これで新百合ヶ丘最寄りのダイビング店はパパラギ町田店になってしまいました。
2年半前には作りかけだったMaluku Diversの桟橋がすっかり完成していました。以前はゴロタの浜から船に乗っていたのですよね。
陸から海に続く通路はコンクリートの丈夫な作り。しっかり手すりも付けてあります。何しろ客にはシニアも多いので。
そして船着場は潮の満ち引きに対応する高機能なもの。満潮時は筏部分が浮き上がるのでボートとの段差は常に一定です。
桟橋は海に突き出ているのでリゾートからは数十メートル歩くことになるけど、重たいカメラは往復ともスタッフがバッグに入れて慎重に運んでくれます。
東京からアンボンに行く場合、成田・羽田→ジャカルタ経由が定番だけど、今回はちょっとした裏技を使いました。成田→バリ→ジャカルタ経由。すべてガルーダインドネシア航空です。
この方法のメリットは主に二つ。
ジャカルタ直行便だとアンボン行きの便へのトランジットに7〜10時間も空くので時間の潰し方に悩みます。前回は空港近くのトランジットホテルを使ったものの大して休めなかったし。でもバリを経由すれば搭乗時間と乗り換えの手間は増えるもののトランジットの待ち時間はぐっと圧縮できます。まあ機内と空港やホテルのどちらで過ごすのがいいかは好き好きですが。
そして航空券のお値段も国内線を多く含むことで15,000円ほど安く買えました。
ただしデメリットもあります。トランジットの回数とともに余計な苦労が増えることです。
今回の最難関はジャカルタ空港でのトランジットでした。もともと1時間50分しかなく、降機にも時間がかかるところをバリ発の国内線の出発が40分遅れてただでさえ余裕がないのに、ターミナルまでのシャトルバスを乗り間違えてしまって。どうやらその先の行き先毎にバスが分かれていたようです。空いてるやつに乗っちゃいけなかったのか。どうりで車内が欧米人ばかりだったわけだ。国際線ターミナルに着いて初めて事情を悟り、居合わせた係員に掛け合って貸切状態のシャトルで国内線ターミナルに連れて行ってもらい何とか間に合いました。いやあ危なかった。バリ発の便がもう少し遅れてたらアウトでしたね。
そういや以前の旅で「インドネシアでのトランジットには3時間くらい見ておくのが鉄則」と言われたような。このバリ経由のアンボン行きプラン、もし真似るならリスク覚悟でどうぞ。