1月16日、有明佐賀空港の名前が九州佐賀国際空港に変わりました(以降「佐賀空港」と表記)。
国際空港とは大きく出たな。まあ国際線が飛んでいるわけだから、そう名乗っても良いでしょう。まだ上海便とソウル便だけだけど。
佐賀空港は1998年に開港したものの永らく微妙な存在でした。なにしろ交通の便が悪く福岡空港の方が都合がいい佐賀県民も多いぐらいだし。でもようやく活躍の場が与えられつつあるようです。LCC空港化によって。
そう、福岡国際空港がレガシーキャリア中心、佐賀空港はLCCという棲み分けでいいと思います。佐賀空港は主に中国や東南アジアからのインバウンドを受け入れると。
ちなみに佐賀空港からは福岡市、長崎市、熊本市、そして佐賀県内の武雄、唐津、嬉野といった温泉地に車でそれぞれ100分以内で行かれるので、多方面への観光客需要を見込んだ外国のLCCにとっては福岡空港に就航するより魅力的かもしれません。
なお、佐賀空港では今後も路線の拡充を画策しているのだとか。個人的には東南アジア路線に期待しています。セブパシフィック航空かフィリピン航空傘下のPALエクスプレスのマニラ便が就航してくれる嬉しいです。
というのも私は今は神奈川在住だけど実家が福岡と佐賀の県境にあります。そして五輪後の東京圏は高齢者の増加で急速に住みにくくなるので頃合いを見計らって帰りたいと思っています。大都会の成れの果てのくたびれた東京圏に居続けるよりも、福岡経済圏に身を置いた方が快適に暮らせそうなので。でもその後もフィリピンにはダイビングに行くだろうから、空路の選択肢が増えてくれればありがたいなと。実家からは福岡空港の方が近いのだけど航空券が安ければ佐賀空港を使うのもいいなぁ。