フィッツミー

フィッツミーのロゴフィッツミーなるフィットネスクラブが流行っているみたいですね。あのタニタが展開しているのだそうな。私の生活圏には店舗がないのと女性専用なのでこれまで視野に入っていませんでした。

でもタニタは今後も積極的に展開していくとのこと。中でも福岡の薬院店はタニタ食堂と併設だそうな。これ、アリですね。

例えばライザップの徹底的な食事管理で痩せさせるメソッドは問題も噴出してます。なかなか続けられないし、やり遂げてもリバウンドもしやすいと。それに利用者は期間限定なので回転が命綱。飽きられたら途端に立ち行かなくなるビジネスモデルです。

でもタニタの健康的な食事との組み合わせなら無理もなく、生活習慣として続けられます。

何が言いたいかというと「コナミスポーツのライバルが続々増えているなぁ」と。テーマがフィットネスだったりヨガだったり。スイミングプールも持たず商業ビルの1フロアで展開できる小規模フィットネス店舗は今後も増殖するでしょう。そうして旧来型の総合フィットネスクラブの客層をチビチビと削っていくわけです。

ならばコナミスポーツは生き残りのために総合型なりの特色を出す必要があるはず。ここはぜひ3年前に無くなったダイビング事業を復活してもらいたいものです。

プロ野球ドラフト会議はこうあるべし

一昨日はプロ野球のドラフト会議でした。現行方式のクライマックスシリーズと並んでアホらしいのがこのドラフト会議。くじ引き抽選って何だよ。ドラマ性があってそれなりに面白いけど、思想が歪んでますよね。本来は戦力均衡のための制度なのに、本当のウェーバー方式だと常勝巨人軍は指名順が常に最後の方だから、意中の選手を先に獲られてしまう可能性を減らそうという意図が透けて見えます。

とは言え現状そうなっているのだからしかたない。そこでこうあるべきという修正の私案を書いてみます。

  1. 指名希望者はプロ志望届に「出身地優先希望の有無」を明記できる
  2. 出身地優先を希望する選手が出身地球団を含む複数球団に指名された場合、出身地球団が無条件に交渉権を得る

何をもって出身地とするかは別途検討が必要だけど、要するに選手が地元球団に入りやすくしようと。その方が観客動員が増えるだろうから。例えば福岡ソフトバンクホークスが九州男児集団ともなれば、地元ファンの応援にもいっそう気合いが入りますよね。ベテラン級はトレードやFAで入れ替わるけど、若手は地元出身者ばかりという。

選手側にしても多くがプロでは十分に活躍できずに辞めていくのだから、プロ在籍中も地域に根差していた方がセカンドキャリアでも何かと有利です。

そして地域振興のついでにエキスパンションもやりましょう。地方は娯楽が少ないのでプロ野球球団ができれば日々の楽しみが増えます。

候補地は人口などから静岡、新潟、愛媛、沖縄が有力。それを単純に振り分けるとこうです。

パリーグ    セリーグ
西地区 東地区   西地区 東地区
静岡(新)
神戸バッファローズ
愛媛(新)
福岡ホークス
北海道ファイターズ
東北イーグルス
千葉マリーンズ
埼玉ライオンズ
  名古屋ドラゴンズ
阪神タイガース
広島カープ
沖縄(新)
東京ジャイアンツ
東京スワローズ
横浜ベイスターズ
新潟(新)

地理的に名古屋に近い静岡と広島に近い愛媛はパリーグ。福岡に近い沖縄と宮城に近い新潟がセリーグになります。

パリーグ西地区はホークスが10年連続地区優勝なんてことも考えられるけど、そこはプレーオフがあるからリーグ優勝できるとは限りません。それに地区優勝チーム同士のリーグ優勝決定戦ならクライマックスシリーズの理不尽さもなくなるし。

まあでもエキスパンションの方は新球団の経営を支える体勢作りが必要不可欠ですね。球界の盟主を自負する球団は反対するんだろうな…。

阪神の日本シリーズ進出ってアホくさっ

阪神タイガース2014昨日、プロ野球セリーグのクライマックスシリーズで阪神タイガースが4連勝。日本シリーズ進出を決めました。でも元阪神ファンの一人としてもアホくさいなあと。

いやもちろん選手やスタッフたちは労い、祝福したいと思います。でも、アホくさく思うのは制度的に無理がありすぎるからでしょうね。

これがMLBなら両リーグ3地区5チームずつの系30球団。しかもプレーオフに出場できるのは各地区優勝チームとそれに次ぐ成績の1チームのみ。これならワールドシリーズ出場を賭けた決勝トーナメントとして成立します。

でもプロ野球は両リーグ6チームずつの上位半数が出場できて、ペナントレースで大きく成績が劣る3位チームにもチャンスが与えられるので、まるで「一発逆転ボーナスクイズ」みたいな感じです。

とは言え、現状では制度をどうやっても改善はされないでしょう。以前のようにクライマックスシリーズを無くせばペナントレースが早々に決まりかねないし、上位2チームの決戦にしても可能性が1/2が1/3になるだけで今までと大差なかろうと。なぜ2位チームにチャンスを与えるのか説明がつかないし。

よって答えはとっくに出ているのですよね。エキスパンションだと。4球団数を増やして2リーグ16球団、各2地区制にする。これなら地区優勝チームどうしのクライマックスシリーズが成立します。

もちろん弊害はあって、4チーム増やすとなると選手数を一気に3割増やさなければならないので、何年かはレベルも下がりましょう。まあセパどちらかから2チームずつ時間差で増やすって手はあるか。

それから新球団を支援する体勢も必要ですよね。せっかく名乗りを上げても数年でギブアップでは拙いので。具体的には所属選手を分け与えるエキスパンション・ドラフトの実施やメディア放映権の一括契約と分配、球団あたりの年俸総額設定と贅沢税の制度などですね。

ただし、既存球団はファンを割かれます。しかも全国にファンがいる球団ほど割りを食いましょう。はっきり言ってしまえば讀売ジャイアンツが最もダメージ大で、次いで阪神タイガースもそうかな。だからこそ2リーグ分裂から半世紀が経っても一球団たりとも増えていない、つまり事業規模を拡大できていないのでしょう。発言力が強すぎる球団が既得権を手放さないと。いつぞや安倍首相が言及したときも袋叩きで封殺したし。

でもそれをやらないとプロ野球はジリ貧だと思うのですよね。仮に今年日本ハムファイターズが勝ち上がろうものなら、ペナントレース7ゲーム差のタイガース対6.5ゲーム差のファイターズなんて、よく解らんことになってしまうし、そんなことが毎年続く可能性だってあるわけです。

ちなみに私は2004年の1リーグ化騒動を境に阪神ファンだけでなくプロ野球のファンを辞めました。長らく続いて大きくなったコミュニティを無慈悲に消滅させる決断をする組織が嫌いだから。あのとき近鉄球団が楽天に身売りしたのであれば問題もなかったのだけど。

Jリーグもそう。1998年に横浜フリューゲルスが横浜マリノスに吸収合併されてからはテレビ中継もいっさい見なくなりました。

いや、諸事情で経営母体の企業が身を引くのはやむを得ません。ただし、コミュニティは残すべく、ちゃんと後任に引き継いで辞めて行けよと。どうしてもそれが無理なら無条件で解散しろと。それなら後年復活する可能性も残ります。

ともかく親会社によるチーム合併は最悪です。

讀売巨人軍優勝

セリーグのロゴプロ野球セリーグ、巨人軍の優勝ですか。3年連続、2リーグ分裂後の64年間で34回目、優勝確率56%とは実に恥ずかしい話です。

今に始まったことじゃないけど、この8年間で6回は巨人軍が優勝。そりゃプロ野球の人気もなくなりますわな。どうせ2年に1回以上の頻度で巨人軍が優勝するんだもん。アホらしくて見る気にならんです。

パリーグって救いはあるけど、それでもプロ野球に関心のない人は今後も増えて行くでしょうね。自業自得だな。

今年のハーフタイムショーは最低だった

故障したJ:COMのセットトップボックスが交換になりました。機種もHUMAX JC-5000からJC-5100にアップグレード。ようやくHDMI端子がつきました。もちろん費用は発生しません。こういう点は録画機を買うよりケーブルテレビを契約していた方が有利ですね。

ただし困ったのはリモコンが変更になり、併用していた学習リモコンの操作が効かなくなったこと。どうやら新旧のリモコンで信号が変更されたようです。また覚えさせ直しだ。

さて、今回の故障はどうやらHDDが原因っぽく、もはや修理不能で交換扱いになると踏んでいたので、録り溜めていた番組(故障した日の午前中までに録画した番組は正常に再生できる)を急いでダビングすることに。例えば今年のスーパーボウルを。

もっとも試合の方はもういいかなと。ペイトン・マニング率いるデンバー・ブロンコスがまさかの惨敗を喫したあのゲームを見返すことはもうないでしょう。よって残しておきたいのはハーフタイムショーの部分だけ。ここのところ毎年そうしているので。ちなみに去年がビヨンセ、そしてディスティニーズチャイルドの復活、その前年がマドンナ、その前年がブラックアイドピーズでしたね。

SUPER BOWL XLVIII Halftime Show

ただ、今年は最低だったなあ。いや、ブルーノ・マーズとレッド・ホット・チリペッパーズはよかったけど、ダメなのはNHK。

私はスポーツ中継はなるべくNHKで観ることにしています。実況に過剰な演出はいらないと思うから。よってスーパーボウルもNHK  BS1の放送を録画していたのですが、これが最低。なぜってハーフタイムショーが始まってもまだアナウンサーが「ニューヨーク地区で初めてのスーパーボウル…」なんて喋ってて。まあそこは演奏前だったからまだ許します。

でもショーの途中でもまたアナウンサーが話し出すのですよね。せっかくのブルーノ・マーズのバラードの歌い出しが台無しだ。

ひょっとしたら福音声に切り替えれば余計な喋りなしで録れたのかな。でもそれに気付いたのはセットトップボックスが交換になった後でした。