docomoのスマートフォンは本当にスマートなの?

昨今はAndroid搭載のスマートフォンが百花繚乱。ということで取扱説明書はどんな感じなのかが気になってdocomoのサイトを覗いてみました。

GALAXY S II SC-02C(BCNランキングによると現時点では一番人気らしい)の取扱説明書のページを見てみると、これがびっくり。何とクイックスタートガイドが179ページもあります。それのどこがクイックなのかと。さらに取扱説明書の本体部分が452ページと簡易マニュアルが2ページ。

もっとも取説の用紙サイズは65mm x 118mmと名刺よりも一回りほど大きい感じ。一行25文字程度と情報量が限られるためページ数が増えてしまったのでしょう。1ページあたりの情報量は昔のガラケーでお馴染みだった横長取説の1/3ぐらいかな。それでも箱を空けて厚み1cmを超える取説が出てきた日には目まいがしてきそう…。いや、印刷物は添付されておらず、スマートフォン自身で読むためのものかもしれませんが。

他機種に目を向けてみるとOptimus bright L-07Cはクイックスタートガイドが108ページ、取説237ページ、簡易マニュアル2ページ。Xpreria acro SO-02Cはそれぞれ2ページ、239ページ、2ページ。ただし「ご利用にあたっての注意事項が」2ページ付きます。

で、考えさせられるわけです。「それってどうなの?」と。タッチパネル式のスマートフォンならマニュアルなしで使えるぐらいでないとスマートではないでしょう。スマートと称するのであれば、ユーザの負担を限りなく減らしてくれるようでないと。

私はAndroid機を持っていないので断定的なことは言えませんが、果たして使うために膨大なページ数のマニュアルを必要とするような代物なのか、あるいはドキュメントの分量を評価したがるdocomoの因習なのか…。ああでもauやsoftbankはどうなのでしょうかね。SamsungにしろLGにしろ海外ではどうなのだか。わざわざ調査する気力はないですが。

ちなみにiPhoneには注意事項の紙っぺらぐらいしか添付されません。先行でヒットしていたiPod & iTunesとう下地の上に成り立っているにしても、こうあるべきだろうと思います。

自宅のアナログテレビ

私の自宅のテレビはリビングの32インチと寝室の14インチがアナログのまま、防水お風呂テレビだけがワンセグです。

せっかくなので半月後のその日はアナログ波が止まる瞬間を見たかったのですが、昨日テレビを付けたところ、ある変化に気付きました。画面の右上に「デジアナ変換」と表示されているのです。いつからそうなっていたのかは解りませんが、中継の基地局が気を利かせたのでしょうね。余計なことを…。

フレッツ光を解約しました

WiMAXを申し込んでから2日後の今日、WiMAX端末が送られてきたのでフレッツ光を解約しました。ちなみにWiMAXの機種はIO DATAのWMX-GWMR。理由は一番新しいから。


I-O DATA モバイルWiMAXルーター WMX-GWMR

で、NTTのサービスセンターに電話してフレッツの解約を申し出たところオペレータの女性が「解約の理由はお引っ越しでしょうか?」と。私が「いえ、サービスの変更です」と正直に答えたところ、受けごたえの声のトーンに「またか…」というニュアンスが感じ取れました。よほどWiMAXへの切り替えが多いのでしょうね。青ガチャピン&青ムックが大々的に宣伝していますし、プロバイダ費も含めて3,300円/月も安くなるんなら、ヘビーユーザでなければ乗り換えますよね。10年目にしてようやく単年度黒字を達成したNTT東の光サービスですが、この先は再び雲行きが怪しくなるかもしれません。

さて、解約にともない建物に引き込んだ光回線の撤去が必要とのことで、週末に来てもらうことにしました。でも回線利用料は本日付けで止まるそうです。

引き続きSo-netも解約。フレッツの申し込みに必要だったので契約しただけで、So-netのサービスをまともに使ったことはありませんでしたし。まず、貯まっていた利用ポイントをすべて日本赤十字社に寄付。それからアンケートに答え、すべてWeb上で解約手続きが完了。

多少事後作業が残っているものの、晴れてWiMAXへの乗り換えが完了。

でも、これからはiPhoneアプリやPodcastのダウンロードが格段に遅くなりそう。Lionの発売も控えているのに。まあでも年間で4万円ほども浮くことを思えば喜んで我慢するってなもんです。

WiMAXの契約で迷う

まだレンタル機で試していないものの、もうWiMAXに変える気満々なので契約形態と機種選択の検討に入っています。UQ WiMAXにするか、それとも提携会社のMVNOにするか。MVNOのメリットは各社の独自サービスを付加できることですが、選べる機種も変わってくるようで。

差し当たりプロバイダ系(Nifty、So-net、BIGLOBEなど)はパス。追加の有料サービスを契約するつもりがないので。J:COMMも同様。

余談ですが、いわゆるインターネット・プロバイダはもう役割を終わりつつあるのかもしれません。メールアドレスはGmailを使えばいいですし、blogの開設にしてもアメーバなど無料サービスがたくさんありますので。回線を引く際に必要だからと契約したものの、特に固有のサービスは使っていないという人も多いのではないでしょうか…。

馴染みの業者でピックアップした結果、選択肢は以下の通り。

  • YAMADA電気
  • ビックカメラ
  • ワイヤレスゲート(ヨドバシカメラ)
  • UQ WiMAX

4社ともそれぞれ内容の異なる無料のWi-Fi接続サービスを用意しています。提携のWi-Fiスポットを見つけたら、より高速なそちらも利用できるってやつですね。

それぞれの差はこんな感じ(2011年6月末時点)。

業者のサービス対比

この他にも各社とも公共Wi-Fiが利用できるようです。

でもlivedoor Wirelessは提供エリアが乏しいみたいですし、BBモバイルポイントはiPhoneやiPadでも使えるので付加サービスとしての魅力はありません。ワイヤレスゲートもそれらの横断サービスらしいので魅力薄かな。いくらか良さそうに思えるのはWi2 300。私が成田空港との往復によくりようするリムジンバスでも使えますし。

だとすると候補はビックカメラかUQ WiMAX。だたしビックカメラで選べる端末はSinsei Corporation製と株式会社ソフトアンドハード製のみ。私が希望するクレードル付きの機種(IO-DATA、NECアクセステクニカ)はダメなようで。

ならば選択肢は一つだけ。UQ WiMAX。結局、本家本元と契約するのがもっとも無難かつ利便性が高かろうと。オンラインストアで買うと日数がかかるようなのが厄介ですが。

WiMAXは節電にもフレンドリー

最近WiMAXの広告がやたらに増えましたね。ふと気付くとこのブログにも広告が表示されていたりもします。勢いづいての販促なのか、それとも販売テコ入れなのかは知りませんが。

ともかく電波状況さえ及第点なら何かと冗長な光回線を引き続けるよりもWiMAXで置き換えれば以下の点が有利です。

  1. 料金が下がる
  2. 電気代が下がる
  3. 配線がすっきりする
  4. 無線LAN環境を持ち出せる
  5. 新規導入時に工事が要らない
  6. 引っ越し時の手続きが簡単になる

特に注目なのは2かな。節電が叫ばれているご時世なので。例えばフレッツ光+ひかり電話の場合、回線終端装置とひかり電話ルータが共に約12Wずつ(動作状況によって変化)を消費します。これに外付けのWi-Fiルータを付ければ消費電力はさらに増えるわけです。それがWiMAXならWi-Fiルータと同等の電力で済むようになります。回線終端装置とひかり電話ルータの24Wがなくなるわけです。まあ、エアコンやドライヤの消費電力に比べれば微々たるものかもしれませんが、機器が減れば気分が違ってきますよね。

でも、およそ出先で置き忘れ、紛失する可能性を除けば良いことずくめ。フレッツ光にしろ頓挫したSoftbankの光の道にしろ、もはや実情に合わない過剰品質&高コストインフラの色合いが強いと思います。多くの人にとっては光である必然性がないので…。