続・羽田からフィリピンに行こう!

先日、日本とフィリピン間のオープンスカイ協定締結によって来春以降に増える航空路線はマニラ便とクラーク便ではないかと書いたのですが、こちらによると多少事情が違うみたいです。

フィリピン航空(PAL)は、来月27日からマニラ~成田便を現在の2倍となる週14便に増便するとともに、来年3月以降にマニラ~羽田便を週14便運航する計画を進めている。

おう、来月末からPAL(フィリピン航空)の成田⇄マニラが1日2往復になるのか。知らなんだ。PALのWebサイトにもお知らせ出ていないし、27日からと言いながらまだ計画段階なのかな。

傘下の格安航空会社(LCC)PALエクスプレスでは、セブ~成田間の就航も視野に入れているという。

PALエクスプレスが成田⇄セブを飛ばしたい?何だか朗報っぽいけど、実現してもPALのセブ便がPALエクスプレスに衣替えするだけじゃないかと。3月にPALエクスプレスの国内線(マニラ⇄タクロバン)に乗った際は、LCCといいつつ機内サービスがありました。機体もPALのものだしPALのマイレージも貯まります。客にとってはPALもPALエクスプレスも違いはないかも。ああ、低コスト化で航空券がいくぶん安くなると良いなぁ。

PALエクスプレスの機内サービス
PALエクスプレス(旧エアーピルエクスプレス)の機内サービス。 コーヒーは粉末。お湯の入ったカップが渡されます

 一方、地場LCC最大手のセブ・パシフィック航空は、来年2月以降、マニラおよびセブ発着で、羽田や成田、福岡、沖縄、名古屋、札幌、広島など9都市を結ぶ路線の開設を検討しているようだ。PALとセブ航空は現在、機材の拡充を進めている。

マジかよ?っというか、昔からそういう話だけは聞いていたので今回も真に受けない方がいいでしょう。

シンガポール系LCCタイガー・エアウェイズが出資するタイガーエア・フィリピン(旧シーエア)では、マニラ、クラーク、カリボの3空港と、成田および大阪を結ぶ便を計画。このほか、LCCエアアジア・ゼスト(旧ゼスト・エア)も来年10月をめどに、マニラ、セブ、カリボの3空港と、成田、大阪、名古屋を結ぶ便を運航する考えだ。

こうなると、どこがどうだか。

 両国間の合意では、日系大手もフィリピン~羽田便の開設を目指すと明らかにしている。

こちらはあるかもしれません。オープンスカイ協定の昼夜2スロットずつのままじゃ足りないけど…。 結局のところフィリピン発のニュースなので多分に希望的な憶測も盛り込まれているのでしょう。経済はもちろん軍事(南シナ海で対立中の中国軍への牽制)など、いくつかの面で日本に期待するところがありそうだから。

実際、現地のフィリピン人に聞くと、中国人はもちろん、近年急増している韓国人のツアー客や移住者よりも、日本人の好感度はずっとずっと高いみたいだし。

シンガポール航空

レンベにはシンガポール航空おおび、参加傘下のシルクエアを使いました。 シンガポール航空では、離陸直後におしぼりが配られるのですね。 往路の機内食(もちろんエコノミークラス)はこんな感じ。まずは夜1時ぐらいに出てくる軽食。「リフレッシュメント」だそうです。そんな時間帯には何も食べたくないけど決まりなら仕方がない。

航空会社は万が一の航空事故の備えかなにかの理由で、乗客に高カロリーの食事を提供しなきゃいけないのかな。

シンガポール航空の機内食
ほうれん草トルティーヤ

次に朝食。4時だか5時だか。ちょっとうとうとしたら、もう食事の時間です。せわしない。

シンガポール航空の機内食
チーズオムレツにベーコンポテト添え

シートのポケットにメニューの小冊子が入っていて、あらかじめ選べるようになっているのですが、洋食と和食だと、洋食のメニューがショボそうなので、和食に人気が集中するようです。私の席は後方だったので和食は売りきれていました。

このときの和食はスズキの西京味噌焼き、玉子焼き、季節の野菜、ご飯。

それからシルクエアの機内食。

シルクエアーの機内食
パンじゃなくクラッカーなので咽が渇きます。 朝っぱらから飲む気にはならないのでコーヒを

そして復路、午後4時頃のシルクエアの機内食がこちら。

シルクエアーの機内食

シルクエアーのピーナッツ

リゾートを出発するのが10:30頃。機内食にありつくまで5〜6時間。次回行くときは、この間で何か食べたいところ。 といっても選択肢は空港内のカフェぐらい。というか問題は現地通貨を余らせていなさそうなこと。いくらあれば何が食べられるのか見当もつきません。

シンガポール航空に乗り換えてからの夕食。といっても10時すぎ。

シルクエアーの機内食
またしても和食(菊乃井風牛肉の胡麻ソース、季節の野菜とご飯添え)にはありつけず。 ローストチキンとマッシュルームソース、野菜のソテーとローズマリーポテトのメドレー
シンガポール航空のデザート
デザートのアイスクリーム

その後も軽食の時間ってことで早朝にたたき起こされます。

シンガポール航空の機内食

なお、往路の機体にはなかったけど、復路は座席エンターテイメントがついていました。

シンガポール航空の座席エンターテイメント
USB端子があるのでiPhoneを充電できます

それと往復で1個ずつ配られるポーチ。

シンガポール航空のサービスグッズ
中身はかかとのない靴下と歯ブラシ。 機内での使い捨て用ですね

最後に感想を。別にシンガポール航空の都合ってわけではなくマレーシア航空でもそうなるけど、どうも機内泊の7時間超のフライトでは時間のペース配分が解らんです。良いタイミングで寝ておかないと、すぐご飯になっちゃうもんで。

このときは海の日を挟んだ3泊6日、平日を1日休むだけの弾丸ツアーっぽい日程で行ったけど、やっぱ無理があった気がします。早朝の帰国後、その足で出勤したものの、その日はあんまり頭が働かなかったから。

次回はもう少し現地滞在日数を長く取りつつ、帰国後はもう数時間寝てから出勤するべきかな。

コナミスポーツの気持ち悪い日本語力

こちらは半月ほど前からコナミスポーツ新百合ヶ丘店で張り出されている紙。

コナミスポーツの通達

以前の会費値上げの時もそうだったけど、コナミスポーツって会社、相変わらず奇妙な通達を出すものです。 要はサービスの消耗品の点数を減らすという話なのですが、その理由にはこう書かれています。

「すべては続けられるために」をコンセプトに、新料金では気軽に全国の施設をご利用いただけるようになりました。お客様が各施設をご利用される際に、適正なサービスと感じていただけるよう、下記の通り全国の施設の「お客様提供品」について統一させていただきます。

でも、別に新聞やローションが提供されていようが、客は関心こそすれど不適正とは感じないわけです。

この通達には記名がないものの、全国統一の話なので黒文字が共通フォーマットで、青文字の部分だけが店舗独自の要素だと推測するのですが、つまるところコナミスポーツ側がコストを削減したいのだけど、くだらないプライドか何かが邪魔して、それを客の都合であるかのように装っているのでしょう。

私も別にサービス品を維持しろなんて言う気はないけど、何というか、コナミスポーツの体質が現れていますよね。

私の関連Facebookページ:LIFE.FROGFISH.JP

おもてなしと言うからには…

滝川クリステルさんの五輪招致プレゼンでの「おもてなし」がちょっとしたブームになりかけてます。

滝川クリステルさんの「おもてなし」
言った後になぜか合掌してたし、顔立ちも和風ではないので、どこか取ってつけた感が…。 もちろんハーフだってれっきとした日本人ですが

で、おもてなしと言うからには来客に東京での滞在を堪能してもらわないと。さしあたりやるべきなのが「飲食店の完全分煙」。食事している側で誰かがおもむろにタバコを吸い始め、臭いがただよってくると、もう料理が台無しだから。

猪瀬知事は愛煙家らしいし、以前は問題発言()もしてたけども、他ならぬオリンピックのためです。喫煙率が日本よりも低い国からの来訪客を大勢迎えてもてなすからには、それぐらいのことはやってもらわないと。東京がアピールしたいことの一つは「世界一美味しい料理が食べられる都市」なのだろうし。

猪瀬氏、かつて東京の地下鉄が禁煙化された際には全国ネットのテレビ番組で「こんなことじゃ自由がなくなる」と言い放ちました。「だったら駅でタバコを売るな」とか「駅にもちゃんと喫煙室を設けろ」なら解るけど、彼にとっては社会の規範よりも自身の欲求の方が重要なようで。今では多少スタンスも変わったかな?

基本は「分煙か禁煙」の二択でしょうね。それも席を分けるだけの分煙ではダメ。喫煙ルームを作れない小規模店舗は必然的に禁煙になります。それを都の条例で決めてしまうと。神奈川は先行しているから、他の東京圏の各県にも働き掛けましょう。

まあ、それだとハードルも高そうなので百歩譲るなら「ポリシー表示の義務化」でしょうか。店内が禁煙でないお店は入り口の側に「分煙」「分煙風(席を分けただけ)」「ランチタイムのみ禁煙」「喫煙可能」といった表示を義務づけ、怠ると罰則を設けるという感じの条例。統一マークと複数言語による説明文なんかも必要です。

そうやって「てっきり禁煙だと思って入って安心して食べていたら、隣の客がおもむろに吸い始めた」なんて思いをしなくて済むように、おもてなししてもらわないと。

楽天レンタル

最近テレビを見ているとDMM FXだとかDMM英会話といった耳につくCMが流れます。少し前には無かったので、それなりの会社を買収して、DMMの名を冠してリブートさせた感じでしょうか。

DMMってちょっと前まではDVDのネットレンタル屋さん(アダルト系に強し)ってイメージだったのに。

同じような話として、最近「楽天レンタル」というサービスが始まりましたね。旧作10円で期間限定キャンペーンをやっています。 で、楽天レンタル内をざっと眺めていたら何かの切っ掛けで「愛の戦士レインボーマン」が表示されました。40年ぐらい前の特撮ヒーロードラマです。懐かしい。

レインボーマンはインドの山奥で修行した主人公が、それぞれ得意分野の違う七曜の化身に変身して敵と戦うお話。といいつつもコストと脚本の都合か、ほとんど毎回「太陽の化身」だったような。もうさすがにうろ覚えだけど。 悪の組織の名前は「死ね死ね団」だったかな。

レインボーマン
月の化身
レインボーマン
火の化身
レインボーマン
水の化身
レインボーマン
木の化身
レインボーマン
金の化身
レインボーマン
土の化身
レインボーマン
太陽の化身

ならばとマニアックなところで「ブロッカー軍団IV マシーンブラスター」というマイナーなアニメを検索したら、やはり出てきますね。街のレンタル屋さんの品揃えではこうはいきません。

ブロッカー軍団IV-マシーンブラスター
パシフィック・リムのイエーガーみたいな、コレジャナイ感たっぷりのロボット達

ということで、楽天レンタルはノスタルジーに浸るには最高のサービスかも。若い人も昔の特撮やアニメはツッコミどころ満載で楽しめると思います。楽天のアカウントで使える点も楽だし。

ただ、こうやって有力グループがコングロマリット風に巨大化していくと、便利な反面、面白みは減って寂しくなりますね。お金が一握りの資本家に集中して社会が二極化かつ画一化されるので…。