バリでのトランジット

早いものでアンボンから帰国してから一月以上経ってしまいました。忘れないうちに書いておかないと。

かつてガルーダ・インドネシア航空でインドネシアに行った際は飛行機内で入国審査が完了すると聞いたことがあったけど、もうとっくにそんな特典はなくなってたみたいですね。15年前の9.11テロとかで規定が変わったのでしょうか。機内でそれっぽい案内もないままバリのングラ・ライ国際空港に到着し、人の流れについてい移動すると入国審査ゲートに。いたって普通の手順で入国しました。

バリ、ングラライ空港
バリのングラライ空港の屋根が特徴的な内装
ただしジャカルタへのトランジット手順がわからなかったので係員に訊ねると、まずは荷物を受けとれとのこと。同じガルーダ・インドネシア航空を使っても、トランジット先のジャカルタ便に荷物を受け渡してはくれないようです。

到着フロアを出ると、インドネシアで恒例の「Taxi?」の攻勢が待っていました。私が「トランジットだ」というと「ドメスティック・ターミナル遠い。Taxi?」と。でも怪しいと思ったのとルピアの手持ちがなかったので振り切って歩いていくことにしました。

国内線のターミナルは到着フロアの出口から外に向かって左側の方向です。スーツケースを引きながら車道の脇道を歩くこと数分、無事到着。思った通り、まったく歩けない距離じゃないですね。

ただし小雨が降っていたので濡れないためにはタクシー利用もいいかもしれません。でも無料送迎シャトルはないのかな?

ターミナルの母屋に続く通路にはSIM屋さんがあるので、現地SIMを使いたいならここで買うと良いでしょう。

そんなわけで約20年ぶりにバリに行ったけど、何ら昔の面影なし。建て替えられたのかな。国内線ターミナルはこぢんまりしているので迷うことはないですね。出発ゲート付近にはベンチだけでなく座敷(さすがに畳ではないけど)みたいなエリアもありました。

シンガポールのお土産

レンベに行った帰りのチャンギ空港(シンガポール)で何気なくセブンイレブンに寄ったらこちらを見つけたのでお土産に買ってきました。

セブンイレブンの海外展開商品

見ての通りセブンイレブンのプライベートブランド商品で、左からブラックペッパークラブ、チリクラブ、そしてミーゴレン。シンガポールが属するマレー半島方面やインドネシアあたりの料理がベースになっています。そもそもマレー語とインドネシア語は兄弟みたいな関係(スペイン語とポルトガル語のような?)らしいから食文化も似ているのかな。

なお、日本で売っている日清のトムヤムクンとラクサのカップヌードルも売っていました。

ラクサを求めてチャンギ空港をさまよう

レンベからの帰路、チャンギ空港でのトランジットに5時間ほどありました。しかもフライトは22:45発なので機内食が出るのは翌朝です。何か食べとかないと。

で、せっかくのシンガポールなのだからラクサを食べようと。マナドからのシルクエアーが着いたのが第3ターミナル。レストランを見て回ったけど、それらしいお店が見つかりません。

というか第3ターミナル2階のメインフロアは中華街みたいになっていました。一角にタイ料理やインド料理の店もあるけど今回食べたかったのはラクサです。

よって第2ターミナルに移動。そうして見つけたのがこちらのお店。Wang Cafe。

Wang Cafe

Wang Cafe

ラクサセットを注文したらこれが出てきました。7.20シンガポールドルだから600円弱かな。ここはJCBカードも使えますね。

Wang Cafeのラクサセット

本当はレストランで陶器の器で出て来る感じのラクサを食べたかったけど、残念ながら紙の器に入ってます。まあ一風堂もチャンギ空港ではそうだもんな。

それに甘いコーヒーと甘いクリームを挟んだラスクが付いてきます。

ラクサの味はまあまあ。ただし麺は歯ごたえのないスカスカなやつです。

ジュゴンがいっぱい

レンベに行く際、シルクエアーでマナドのサムラトゥランギ空港に到着する直前、窓の外から海を見下ろしていたら、インディカ米のような細長い形の白い何かが目に留まりました。飛行機が高度をかなり下げていたとはいえ上空から視認できるのだから数メートルの長さがあるはずだけど、明らかに生物の動きをしています。

ブナケン島近海
ブナケン島近海。iPhoneのカメラではそれっぽいものは撮れませんね

イルカかと思ったけどそれにしては動きが乏しいし、体色からしてもきっとジュゴンですね。それもかなりの数がいます。まあ当然か。警戒心が強く人が観察しようと近寄れば逃げるので希少生物っぽく思えるけど、自然界にはそれなりの個体数がいるのでしょう。

てなわけでメナドに行く際は窓際の席に座るのをお勧めします。着陸前に右旋回するので右側の窓際席がいいでしょう。

ブナケン島の近くの島
この島が見えてきたら海を見渡してみましょう

Youは何しに日本へ?

成田空港で『Youは何しに日本へ?Tシャツ』が売っていました。

Youは何しに日本へ?Tシャツ
Youは何しに日本へ?Tシャツ

Youは何しに日本へ、面白いです。主導権はあくまでもYou側にあり、淡々とインタビューしたり、密着で追いかけるだけというスタイルが見ていて心地よいのですよね。

私が好きだったエピソードは、先祖のルーツを調べに来日したメキシコ人男性の回。大陸への渡航記録から福岡県の遠賀郡に辿り着き、無事親戚に会えたとうもの。あれは名作回だったなぁ。