バティックエアの乗り方がちょっと難しい

今回の旅では約三年半ぶりにバティックエアを利用しました。ジャカルタからマナドまでの国内線往復です。

バティックエアのチケット

ANAの深夜便で日本を発ち朝5時過ぎにジャカルタのスカルノハッタ空港第2ターミナルに到着。イミグレを抜けて預け荷物を取ったら一つ上のフロアに移動し、シャトルバスで第1ターミナルに移動。ここまではなんて事もありません。

問題はチェックイン以降。バティックエアは国内線をたくさん展開しているため15箇所以上のチェックインカウンターがあるけど、便ごとに分けていないので無秩序状態。搭乗時刻が近い人もそうでない人も入り混じっていて、わずか20人かそこらの列をさばくのにチェックインカウンターで30分以上も並んで待たされました。まあ、この国ではちゃんと列ができているだけマシか。

で、ようやく私の番になったものの、スーツケースの重量が23.5kg。規定では20kgまでです。三年半前は重量規定は無視されていたけど、今ではちゃんとチェックするようですね。「ダイビング器材だ」と言っても特に効果なし。ダイバー向けの規定緩和はなさそうです。ただし「2kg分何か外に出せ」と言われ、適当な塊(約1Kg)取り出したら、それでいいことになりました。まだ22kgを超えているけど許容に。こういういい加減さは歓迎です。

ただし、係員が私のスーツケースに亀裂があるのを発見し、「ラッフィング、ラッフィング」と言ってきます。「手荒(roughly)に扱ってるな」なんて言いたいのかと思ったけど、私の「問題ない」という相槌では話が進まないのでしばし考えて、ふと気付きました。「Wrapping(包装しろ)」と言っているのかと。訊き返したら「そうだ」と。そこで室内の離れでスーツケースをラップ(50000ルピア)してもらい無事チェックイン完了。バティックエア(スカルノハッタ空港発)の乗り方はちょっとだけ難しいです。

ちょっくらレンベに行って来ました

貯まっていたANAマイレージの使い道、当然ながらダイビングに使うとしてアンボン行きかレンベ行きかで迷ったけど、結局レンベにしました。理由は以下。

  • トランジットがアンボンよりもちょっと楽
  • 前回がアンボンだった
  • サイケデリカは去年ほど高確率では見られないらしい
    (問い合わせたら「一週間前に見たのが最後。 No guarantee」と言われた)
  • 約一ヶ月前にレンベに新しいリゾートがオープンした

そうして11/26(木)に行き先を決め、ANAマイレージサイトで翌週11/2(木)の深夜便を押さえようと思ったものの、あいにく帰りの特典航空券が取れず。その前日も×だったので前々日の10/31(火)の深夜便にしました。

ANA便のPassbook

そのため帰国は11/8(木)ではなく昨日11/6(火)。朝6時半に羽田空港に着き、9時前に会社に直行した弾丸っぽいスケジュールだったけど、まあ問題なし。飛行機内で5時間ほど寝られたから。3連休に有給休暇を3日足して6連休。5泊7日間、内ダイビングが4日間の個人手配ツアーでした。

このパターンはありですね。今までもシンガポール経由で同様のツアーが組めたけど、ANAマイレージを使って行かれるのがいいです。

8月からANAでインドネシアに行きやすくなる

5万ほど溜まっているANAマイレージでインドネシア行きを画策中です。日程的に最も都合がいいGWの特典航空券は取れないので、他のタイミングで検討する必要があります。

そんな中、朗報が。ANAが8月1日から羽田⇄ジャカルタ便を増便すると発表しました。もちろん機体はB787です。

ANA B787

これまでの羽田便は10:15発で、確か2014年のアンボン行きの際に使ったけど、夕方にジャカルタについて9時間後の深夜の国内線で飛ぶのが厄介だったのですよね。

でも、これに羽田23:30発の便が加わります。よって平日なら会社終わりで乗れて、しかもジャカルタには朝7:30頃に着くので、さらなる国内線へのトランジットもやりやすくなります。

例えばレンべ行きなら9:40のバティクエアや11:00のガルーダ・インドネシア航空でマナドに飛べばOK。スムーズにいけば着後すぐにナイトダイブに参加できるかも。要するにシンガポール経由と同じようなツアーをジャカルタ経由でも組めるようになるわけです。

アンボン行きでも13:05のバティックエアに乗れば晩御飯に間に合います。インドネシアの離島に20時間以内で行かれるのはいいですね。

昨日の件の訂正

昨日、シンガポール↔︎マナドがシルクエアの1日一往復しかないと書いたけど、少し訂正します。

確かにシルクエアはその通り(シルクエア、シンガポール航空、ガルーダ・インドネシア航空、ヴァージン・オーストラリアのコードシェア便)なのだけど、他にもこんな手がありました。


そう、東京→シンガポール→ジャカルタ→マナドというパターンです。

果たしてこうすることで旅費が安くなるかは解らないけど、例えばパッケージツアーを使わず、航空券を自力で手配する際に、シルクエアの便が取れないときには有効な選択肢ですね。

ジャカルタ空港の第三ターミナル

アンボンからの帰路、ジャカルタのスカルノハッタ空港では見慣れないピカピカのターミナルビルに到着しました。どうやら8月にオープンしたばかりのターミナル3 Ultimeteとのこと。究極とは大きく出たな。

スカルノハッタ空港第3ターミナル・アルティメイト
スカルノハッタ空港第3ターミナル・アルティメイト。ナショナルジオグラフィック・インドネシアより。この絵だと鉄道も通るようですね
2年半前の旅ではターミナル2内での乗り継ぎ(ガルーダ・インドネシア航空→ANA)だったのでフロアを上がるだけで良かったけど、今回はターミナル間移動。さすがにバリ空港よりも圧倒的に規模が大きくて徒歩移動ができなさそうなことは想像が付きました。でもタクシーを使うだけのルピアは持っていません。

で、出口の外でインフォメーションの係員に訊ねたら、「上のフロアから無料の巡回シャトルが出ている」との答え。エレベータに乗り3階に上がると、道路に向かって左端の一角にシャトルバス乗り場がありました。それ以外の一帯は一般客が送迎に使うようです。

注意が必要なのは、空港内シャトルバスだけでなくホテルの送迎バスも同じ場所を使っていること。よって他者につられて手頃なバスに乗ったら市内に連れて行かれるなんてことも。

まあ無事にシャトルに乗ってしまえば、あとは降り間違えないようにするだけですね。ちなみに各ターミナルにはゲート毎にバス停があるので、少々乗り過ごしても大丈夫です。

なお、いずれはガルーダ・インドネシア航空の国際線も第3ターミナルを使うようになるそうなので、面倒なターミナル間移動はなくなります。