動画はマニュアルには向かん

いよいよ明日の未明には新しいiPhoneが発表されているはず。私は買い替えタイミングではないので、目新しいギミック(NFCなど、生活を変えてくれそうな)が付いていれば買うおうかな。まあ望み薄ですが。

AdSecse
Google AdSenseの広告もいち早くフラットデザインに。 でも多用すれば、説明的でつまらない印象を与えがちです

docomoからも発売されるかなんてことにも興味なし。


最近、お仕事でとあるハードウェア機器メーカーと取引しています。評価用に受け取った機器のマニュアルはいかにも技術者が書いた仕様書風のPDFとYoutubeの動画。

で、この動画ってのが曲者。確かに全体の雰囲気を知るのには便利ですが、音楽と同じで時間経過で流れ去っていくものなので、要所を確認するには一時停止と再生位置のバックを繰り返すことになります。この作業ってペーパーの資料を読むよりも労力を使うのですよね。PDFのように検索もできないし。

iPhoneやiPadには取扱説明書が付属しておらず、簡素な紙っぺらが付いている以外は、オンラインで公開されているPDFや動画を参照することになります。よって、この流儀に倣いたい気は解らなくもないのですが、それが成立するのはiPhone・iPadの洗練さがあってのこと。動画で見た後、手順を詳しく覚えていなくても何となく使えてしまうぐらいでないと。

ついつい「動画で実演してみれば一発で伝わる」と思いがちですが、およそ相手方には馴染みのない手順を一個一個なぞらせるようにレクチャーするには、ペーパーの方がよほど適してます。

まあ、ペーパーの取扱説明書を的確かつ読みやすい体裁で書くには、これまた相当なスキルも必要になってくるのですが。

折衷案としては、HTMLでテキストと動画を適切な順番に置き、例えば前提の説明分→動画→補足分(動画で説明していることのおさらい文&補足事項)を1セットとする感じでしょうか。

目が点なウミウシ

7年後、東京でオリンピック・パラリンピックですか。一頃は可能性が完全に消滅したかに思えたものの、シリア情勢の急速な悪化が響きました。「有事の円買い」と同じで、本命だったイスタンブール票が東京に流れたと。平和の祭典が戦争の影響で転がり込んできたわけだ。

ともかく決まったんだし、メディア(特にテレビ)のこの馬鹿騒ぎは早く治まって欲しいものです。うっとおしいったらない。もっと報道すべき事象はたくさんあると思うし。

それと夏の大会の開催時期は7月末〜だから夏の盛り。各国の選手や訪問客に日本の殺人的な酷暑を体験してもらうのか…。


レンベのウミウシ。

レンベのウミウシ
二つの目みたいな点があるけど…
レンベのウミウシ
次の瞬間に左目がなくなっていました。小さな砂粒だったみたい

種類は解らないけど手持ちの図鑑によるとホリミノウミウシに最も似ているように思います。 でもGoogleでホリミノウミウシの画像を検索すると、もうめちゃくちゃ。 ウミウシの同定は難しいですからね。

巨大なパイプフィッシュ

2020年のオリンピック・パラリンピックは東京か。決まったからには立派な大会にしたいところです。さしあたり国際社会に恥じないよう東京も『飲食店の分煙』ぐらいは実現しないとな。

ああ、これで馬鹿騒ぎも続き、マスメディアは優先的に報道すべきこともしなくなるわけだ…。


昨日に続いてレンベのパイプフィッシュ。

パイプフィッシュ

こちらは打って変わって大きな種。人の指ぐらいの太さがありました。 注目なのは体表。短い毛がびっしり生えているような印象です。トリミングしてみるとこんな感じ。

パイプフィッシュ

ふっさふさですが、自前なのか寄生なのかは不明。もしヒドロ類の寄生だったら、今ごろモジャモジャになってて「ヘアリーパイプフィッシュ」なんて呼ばれているかもしれません。

レンベピグミーシードラゴン?

直前のブリーフィングでレンベピグミーシードラゴンが見られると聞いていて、実際にそれっぽいのを見せてもらったのですが、これは違いますよね。

レンベのパイプフィッシュ
一般的なヨウジウオの若魚かな

指示棒と比べて解るように確かに小さいのだけど、まだ肉眼で魚として認識できたから。 で、レンベピグミーシードラゴンってのはおそらくこれ(↓)と同じ種。

ピグミーシードラゴン
昨年、恩納村で撮影。全長が30mmぐらい。胴の直径は0.5mmかそこら。 肉眼では先端の頭がわずかにこんもりして見える程度です

たいがい小さい水中生物を見慣れた私の目にも、この魚は糸くずにしか見えません。

ゼニス

先日、伊豆の馴染みのショップのから「9/24(火)、ゼニスに潜りに行かないか?」というお誘いを受けました。でもゼニスなんて聞いたことがありません。響きは外国っぽいけど日帰りできるはずがないし。

調べたら神津島の近くらしいです。漢字表記だと「銭洲」。

基本的には魚釣りのポイントらしく、ダイビングとしては秘境の部類に入るみたい。なるほど、マクロダイブも可能かは解らないけど、ダイバーがあまり入ってない海域で潜るのは楽しいだろうな。

でも私は9/26(木)から那覇。余裕をもって機材を送らなければなりません。

しかも銭洲の費用は船のチャーターなどもあって一人当たり6万円だそうな(人数が増えれば下がるらしいけど)。6万円といえば私の那覇3泊4日の予算とほぼ同額。飛行機とホテルで約21,000円、慶良間6ボートが4万円弱だから。

ホテルは楽天のセールと重なったので、1泊6,500円の部屋が半額で取れました。 客の立場からすると楽天トラベルは意外に頼りになりますね。以前パラオに行った際もパレイシアホテルがウエストプラザ系とさほど変わらない値段だったし。

うん、計12万円は予算オーバー。両方には行かれないし銭洲1日のために沖縄行きの航空券を捨てることはできません。せっかくの穴場ダイビングだけど今回は諦めました。

ノコギリダイの群れ
慶良間のノコギリダイの群れ。 慶良間はマクロ生物の数でこそフィリピンとかには負けるけど、 中層が圧倒的にクリアなので105mmのマクロレンズでこんな絵も撮れます