Ferry Trip 故郷への長い道(8)

東京九州フェリーを下船し、小倉で一泊して藍島(あいのしま)に渡ったら帰れなくなりました。

藍島からの夕日。この日は小倉に戻る船便がもうないことを知らず、のんびりと写真を撮っていました
藍島からの夕日。この日は小倉に戻る船便がもうないことを知らず、のんびりと写真を撮っていました

藍島にも民宿が一軒あるみたいだけど、夜になってからの飛び込みで無理やり泊めてもらうと迷惑がかかりそうです。でも、定期船の待合室は夜の間施錠されて入れない運用でした。

よって野宿することに。テントも寝袋も持ってないけど、昼間はTシャツ短パンのサンダルばきで余裕だったし、夜もそんなに寒くなさそうだったので問題なかろうと。

幸い漁協の建物には屋根付きのオープンスペースがあり、ビールケースと板を組み合わせて作った一畳ぐらいの簡易ベンチがあったのでこれをいい感じの奥まった場所に移動させてベッドに。

でも、海側に向けた足の方から冷たい海風が吹いてくるので、近くにあった台車を立て掛けて風避けにしました。

それでも隙間風が少し吹いてきてサンダルの素足が寒かったので、持っていたバックパックに両足を突っ込んで防寒対策OK。

寝る準備ができたので、しばし猫をモフってから20時には就寝。えらく早いけど島には飲み屋はおろか食べ物を買えるお店すらないし、ここはさっさと寝てしまうのが得策だろうと。