五輪は順送りにすべし

先週、TBSラジオ荻上チキSession-22を聴いていたら、荻上氏が「早く東京五輪は中止と言うべき」と言ってました。でも私は反対です。新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われたからこそ、東京五輪・パラリンピックは開催しなければならないと考えます。

荻上チキ Session 22

いや、私も五輪自体にはさほど関心がなく、猪瀬都知事(当時)らによる招致にも反対だったけど、せっかく獲得した権利は最大限に活かすべきだし、今ここで断念すれば過去の投資が無駄になるとともに五輪特需もなくなり、多くの日本人が「コロナに負けた」と意気消沈してしまいます。

とはいえ来年夏の開催はもはや絶望的。仮に効果的なワクチンや治療薬が年内に実用化できたとしても、全世界への展開には時間が足りないので。かといって2年後に再延期というプランにはIOCも否定的です。

よってポジティブな望みは「順送り」のみかと。すでに決まっている2024年のパリ大会、2028年のロサンゼルス大会をそれぞれ4年遅らせ、2024年には東京で開催させてもらうと。ほぼすべての代表が再選考にはなるものの、そこはしかたがありません。

昨年の大河ドラマ『いだてん』では、かつて嘉納治五郎がムッソリーニに五輪の開催権を譲ってもらう顛末が描かれていたけど、それよりは真っ当な交渉になろうかと。何しろフランスにしろアメリカにしろ新型コロナウイルスが日本以上に猛威を奮っていて、今後の見通しもなんとも言えない状況です。とりわけパリは+4年の猶予が欲しいところかもしれないので、実現の可能性はあるでしょう。

『マリンダイビング』2020年6月・7月合併号

月刊『マリンダイビング』2020年6月・7月合併号が発売になりました。

月刊『マリンダイビング』2020年6月・7月合併号の表紙

そう、合併号。いよいよ月刊じゃなくなっちゃいました。半世紀以上の歴史があるマリンダイビングにとって合併号は異例。ぜひとも手にとってみるべきでしょう。

まあ、無理もないですね。当面、海外旅行は絶望的、国内旅行も難しい状況なので。数日前、福岡のとあるダイビングサービスが再開したと聞いたけど、東京方面から行くのはまだ遠慮すべきだろうし、石垣島などは「当面は一週間以上滞在する客に限って受け入れる」なんてルールになったようで。ほとんどのダイバーは無理だ…。

ちなみに目次はこんな感じ。

月刊『マリンダイビング』2020年6月・7月合併号の目次

定版の海外特集記事は見当たりません。まだ誌面は確認できていないけど(近所の本屋さんが開いていないもので)、旅行会社の広告なども消えているかも。

さて、これで次の号が出るのは2ヶ月後の7月。延期されたマリンダイビングフェアの開催直前になります。本来ならマリンダイビングフェアの案内が載るはずだけど、さすがにどうなることか。

新型コロナ禍が長引き、月刊誌が隔月刊になり、さらには季刊に…なんてことにならないことを願うばかりです。

自粛太り

例に漏れず私もSTAY HOME週間に太りしました。+約3kgぐらい。毎日2時間前後、近所をウォーキングしていたけど、それで消費できるカロリーなんてたかが知れています。そして、家にいる時間が長いと生活が単調なためか食事が大きな関心事になるのですよね。免疫を高く保ちたいという思いも働くし。

さて、5月1日、新百合ヶ丘OPA(B1F)に食パン専門店『一本堂』がオープンしました。最近は食パンブームだそうで。

食パン専門店一本堂新百合ヶ丘店

食パン専門店一本堂新百合ヶ丘店

どうやら30分ごとに違う種類の食パンが焼き上がるようで、すぐに売り切れるため時間帯によって品揃えが違います。日中は30分ごとに連日長い列ができているようですね。

でも先日たまたま19時ぐらいに前を通ったら列がなかったものだから『一本堂(ぷれーん)』と『鉄食パン』を買って食べてみたけど、確かに美味しいです。ふわふわしっとりで、ほのかな甘み。これは危険だ。味をしめるとまた体重が増える原因になるかも。

自粛Pokémon GOトレーナーの友

緊急事態宣言、特定警戒13都道府県以外では部分的に緩和となります。でも、東京だけは自粛期間が長引くのではなかろうか。まあ、明日からの通勤再開が一つの鍵ですね。STAY HOME週間によってウイルスが行き場を失って勢力を弱めていればいいけど…。

さて、Pokémon GOの話。外出自粛の中では卵の孵化もままならないけど、私には強い味方がいます。こちらのスマホです。

FREETELがかつて出していたSAMURAI 雅(MIYABI)という機種。数年前に購入しました。

この機種の特徴はGPUが安定しないこと。とにかく迷いまくります。でも、Pokémon GOに限ればこの不具合はメリットです。なにしろアプリを起動して卵をセットすれば、あとは放置していても勝手に孵化してくれるので。一週間で150kmぐらい距離を稼いでくれることもあります。短時間でたくさん卵を孵したい人はPokémon GO専用機としてこのスマホの中古品を買い集めるといいかも。

ちなみに最近の成果はこちら。

色違いベロリンガ
今朝、沖縄産の卵から孵化
色違いニャース
差が微妙だけど、耳と足先と尻尾が赤く、体色もやや濃い目です
色違いスリープ
通常個体もチョコマンゴーっぽいけど、色違いもスイーツ系の色合いです

色違いカモネギ

色違いカモネギ

私は色違い個体への遭遇運があまり良くなく、出ない時はひたすら出ないのだけど、たまにラッキー週間みたいに感じる時があります。

東京の時代の終わりの始まり

新型コロナウイルス拡大を受けての緊急事態宣言が延長されました。しかも5月31日に終了できるかは不明です。とりわけ東京では医療現場が逼迫しているので、順調に新規感染者が減っても個々の入院患者の治療が長引いたりすれば、東京だけ再延期となる可能性もあります。しかも、場合によっては都内の患者を他県にお願いせざるを得なくなると。他県が快く受け入れてくれるかは解らないけど。

そこで思い出したのが超高齢化。あれも東京に迫り来る不可避な社会問題です。

NHKスペシャル 2025年 "大介護時代" がやってくる!
NHKスペシャル 2025年 “大介護時代” がやってくる!

東京一人勝ちの要因である一極集中は、言い換えれば「後期高齢者予備軍を全国からかき集めた」に他なりません。そのため東京では地方に遅れて、かつ地方よりも大規模な高齢化が始まり医療機関・介護施設の不足が深刻になります。

今回のコロナ禍、そして近い将来の超高齢化に対して臨機応変に医療体制を拡充できればいいのだけど、そう簡単にはいきませんよね。現状、PCR検査すら増やせないのだし。

東京で医療・介護を始めとるす社会のあちこちに綻びが出始めて人々が地方に目を向けるようになるのは団塊の世代全員が後期高齢者になる2025年頃からと見ていたけど、それが早まるかもしれません。

とはいえ、よほどの大災害でもない限り東京に取って代わる地方都市が現れるとか、400年以上ぶりに首都を関西に移せという気はないけど、コロナ感染者が飛び抜けて多いこと一つとっても東京一極集中を緩和させるべき時に来ているのだと思います。