ロジテックは微妙

関連エントリ:ロジテック製品は散々な出来栄え

iMacに繋いでいた外付けHDD(3TB)が故障しました。これには長年の写真データや動画コレクションが入っているので何とかしないと。

現象的にはマウントできない状態です。ただしiMacを再起動するとそのHDDから起動しようとします。よって起動ディスク扱いになってしまったようです。OS標準のディスクユーティリティでも異常なしと出るけどマウント不可。修復できるかは不明なので、とりあえずデータを救出することにしました。

そこで必要に迫られて新たにHDDケースを購入。ロジテックのLGB-2BRHU3です。この製品はUSB3.0接続で2台のHDDを搭載してRAIDを組めます。デザインもすっきりしているし、他社製の同等製品よりもややお安目なので良かろうと。

ロジテック GB-2BRHU3

これに手持ちの2TBと1TBのHDDを搭載し起動。するとなんと2TBと表示されました。あわててマニュアルの細部を読むと2台のHDDは同じ容量で統一する必要があるとのこと。しかも同メーカーの同型番HDD推奨だとか。前からロジテックの製品は設計思想がイマイチだと思っていたけど、今回もそうでした。安いなりの製品が多いようです。

ちなみに私が以前使っていたCenturyの同等品では容量が違うHDDでもRAIDが組めたのですがね。その製品は容量合計2TBが上限だったので引退させたのだけど。

で、しかたなく2TBのHDDを追加購入すべく町田へ。自宅からはチャリで片道1時間ちょっとです。町田はポケモンがたくさん出るので、まあいいでしょう。

そうして2TBを2台の構成で再起動すると今度は4TBと認識されました。ようやく準備完了です。

次の課題はデータ復旧ユーティリティ選びだな。

WORLD SHOOTOUT Unerwater Photo Grand Prix

いやぁ、テレビは五輪とSMAPのみ。事件、事故なんて発生していないのだろうか…。

今月初め、WORLD SHOOTOUT Unerwater Photo Grand Prixの案内メールが届きました。いわゆる水中写真のフォトコンです。

WORLD SHOOTOUT Unerwater Photo Grand Prix

ただしこのフォトコンはチーム戦のようですね。6枚を持ち寄って提出するのだとか。なるほど日本だとダイバーの活動はたいてい個人か友達同士、せいぜい馴染みのダイビングショップ単位だったりするけど、欧米だとコミュニティが成立しているとも聞きます。ポケモンGOにしても、日本ではコレクションやゲームがメインだけど、欧米ではコミュニケーションの触媒になっているとも聞くし。

で、こんな感じでいろんな部門に分かれていますね。

  • Dive distination
  • Wide Angle
  • Macro and Super MAcro
  • Amateurs
  • Wrecks of the World
  • Sharks
  • Video Clip

ちなみに2015年の入賞作品はこの通り

マリンダイビングフェア併設の地球の海フォトコンテストとは趣が違って面白いです。

ポケモンGOに感心してしまった

ポケモンGO、一応まだ続けています。けっこう飽きているのだけど今後の展開が興味深いので。どうやら被災地支援の動きもあるし。もし熊本限定でくまモンコスプレのポケモンが出たりするようなら、それ獲りに行きたくなりますよね。

で、昨日は新百合ヶ丘のビクラムヨガの前にて念願だったカビゴンがようやくゲットできました。さすがに最初から数値が高くてHP200になってます。

ポケモンGOのカビゴン
新百合ヶ丘のビクラムヨガ前で捕獲したカビゴン

そんなポケモンGOですが、非常に感心したことがあります。それはバトルで傷ついたポケモンを回復させる薬を売っていないことです。

実は私は先日までポケモン集めに熱中していたけど、捕獲ポケモンが100種を超えてからはジムバトルにも積極的に挑むことにしました。小額だけどポケコインも貰えるし。

バトルのルールは挑戦者有利にできているので他陣営のジムを乗っ取るのはさほど難しくないものの、戦ったポケモンを回復させる薬を得るにはポケストップを巡るしかありません。よって強いポケモンを擁する上級トレーナーであっても薬のストックが切れれば更なるバトルに挑めないわけです。よく考えられていますね。もしショップで買えるなら課金を厭わないヘビーユーザーがジムバトルで圧倒的に有利になってしまうもんな。これが浅ましい国内ゲームメーカーなら強化アイテムを買えるようにしてしまうところでしょうね。

それと、ここに来てGPS情報を偽装するなどのチート行為をしていたアカウントは永久的に締め出されたそうな。いい取り組みですね。最初からやってたらもっと良かったけど。

X-MEN アポカリプス

X-MEN アポカリプスをレイトショーで見てきました。今年楽しみにしていた映画2本の内の一本です。ちなみにもう一本はSTAR TREK BEYOND。日本では10月に公開されます。

X-MEN アポカリプス

以下ネタバレなのでご注意を。

先ずは個人的な感想から。「これ、つまらない」です。歴代のX-MEN映画シリーズの中では、『ウルヴァリン:SAMURAI』ほどではないけど、『X-MEN:ファイナルディシジョン』と同じぐらいに退屈でした。理由はまあ「敵が強大すぎたから」かな。どうにも大味になってしまって。TVのCMが淡泊なのでもしかしてと思ってたけど、やっぱりそうだったなぁ。劇中、モールの映画館でSTAR WARSを見た後のジーン・グレイが「3作目は駄作と決まっている」みたいなことを言っていたけど、自虐的なエクスキューズに聞こえました。

本作の敵はアポカリプス。古代エジプト時代から生きている超長寿の男性ミュータントです。昔のアニメではピラミッド内のコールドスリープ装置を使って断続的にリフレッシュしながら生き長らえてたけど、こちらのアポカリプスは他者の体に自身の魂を移して若返ります。古代エジプトらしく転生っぽい感じですね。しかも対象者がミュータントだったらその能力も引き継げるのだそうな。つまり彼の本来のミュータントパワーは乗り移りか。ドラゴンボールのギニュー隊長みたいな。

そのアポカリプスは3,600年前に彼が治めていたエジプトで家来に裏切られ、転生直後に崩壊したピラミッドの瓦礫に埋もれるものの、最後の献体がXファクターを持つミュータント(ウルヴァリンやセイバートゥースの様にほぼ不死身)だったので仮死状態となった末、1980年代に蘇ります。

過去1,000回ほど転生したというアポカリプスは複数の能力を持っていました。分子を操って物体を砂状に変える能力、他者の体を作り替える能力、自己治癒能力、テレポーテーション、バリア、テレパシーなど。まさしく神のような万能っぷりです。原作では巨大化もできたけど、本作でもエグゼビアとの精神バトルで巨体になって圧倒します。

また、アポカリプスは四人の従士フォーホースメン(ストーム、アークエンジェル、サイロック、マグニートー)を従え、自身が不在の5,500年間に発展した人類文明の破壊と粛正を始めます。でもマグニートーがいつまでも他者の下につくわけがなく、裏切るのは見え透いた成り行きですね。

そしてアポカリプスの最後はドラゴンボールのセルそのもの。クイックシルバーの連続パンチを封じた後は円形のバリアーを張ってサイクロップス、マグニートー、ストームらの攻撃を防ぐものの、真打ちジーンのフェニックスパワーに止めを刺されて死亡します。でもこのフェニックスパワーは反則っぽいですね。ファイナルディシジョンでは危険すぎてエグゼビアに封印された別人格という扱いだったけど、本作では何の説明もなく正気のまま唐突に桁違いの破壊力を発揮するのだから、何だかなぁ。原作を知っている人には御しがたいフェニックスパワーをノーリスクで使うのは腑に落ちないし、原作を知らない人には馬鹿げた展開に思えたのではないかと。

なお、エグゼビアの頭髪が無くなるのは原作では彼のミュータントパワーの発露に由来するものだったけど、本作ではアポカリプスに乗り移られる過程で頭髪が消え、それっきりになりました。これはこれでありかな。

他の小ネタとしては、恒例のスタン・リーは解りやすいところで登場しますね。

それからミスティークがラストシーンで着ていた服のデザインがコミックやアニメに近いものになっています。

さて、エンドロールのオマケは崩壊したストライカーの研究所にエセックス社のスタッフが現れ、ウエポンX(ウルヴァリン)の血液を回収するというもの。ならば次回作の敵はシニスター(ナザニエル・エセックス)ですね。マッドサイエンティストの。やはりウルヴァリンのクローンを作るのかな。

本作でリブート版の3部作は完結したわけだけど、興行的に大コケしなければシリーズはまだ続くようです。次回に期待だな。