前代未聞のコースを辿っている台風10号、沖繩の手前できびすを返して東に戻ってきています。せっかく沖繩に迫ったのに。

そう、気になるのは沖繩の珊瑚。先日、NHKで西表島の海況を報じていました。台風が来ない今年の夏、海水温が水深-15mでも31℃あるそうな。よって一帯の珊瑚から共生の褐虫藻が抜けて白化しているとのこと。空撮映像もあったのできっとそうなのでしょう。地域差はあるだろうけど。
そこで那覇のダイビングサービスの知り合いに訊ねたら慶良間でも海水温が30℃あるそうな。私でもウンザリな水温だ。
褐虫藻が抜けても珊瑚は即死するわけではないけど、褐虫藻からの栄養が供給されないのだから時間の問題です。
もちろん心配したところで天候には無力だけど、ダイバーの一人として関心は持っていないと。
でも、ひょっとしたら沖繩の海を楽しめるのは今の内かも。