今年のダンゴウオ

先日、ダンゴウオを撮りに川奈に行ってきました。水温14℃の海で85分 × 2ダイブしたけどロクハンを着ていれば寒くはありません。

そうして撮れた一番の成果はこちら。

川奈のダンゴウオ

Nauticamスーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1にも慣れてきたので、2mm級のゴマ粒みたいな個体もこのサイズに写せるようになりました。

でも極小の被写体を大きく写す代わりに失ったものも。105mmマイクロレンズにSMC-1を付けた時のワーキングディスタンス(レンズ前面から被写体までの距離)は6cm前後なのでライティングが難しいのですよね。

被写体との間に6cmしかないとなると、斜め後ろからのストロボ光はほとんどSMC-1自体にケラレます。よってアームを調整して何とか横から光を当てようとするのですが、そうすると周りの岩などに遮られるのですよね。そのためピントは合っているのに露出が足りない失敗写真が大量に撮れてしまいました。

INONの165 + 330を使っていた時はレンズの奥行きが比較的短くて、ストロボ光をあてやすかったのだけど。

まあ今年の伊豆の天使ダンゴウオシーズンはもう終わりなので続きは来年。それまでに6cmの空間にうまく光を当てる方法を考えないとな。

さてどうしよう。ターゲットライトの角度に工夫をこらすか、もしくは鏡なんかを使うか…。