SoftBankのiPhoneを解約しよう

WWDCが迫ってきたためかiPhone 6の噂が増えてきました。例年は秋発売だから来月はまだ発表されないと思いつつも、もしNFCが載るなら開発者の注目が最も集まるこのタイミングでのアナウンスは最適です。でも今年の基調講演の目玉はCar Playじゃないかと思うのだけど、どうだろうか。


実は近い将来SoftBankのiPhoneをやめようと思っています。現状、通話しなくとも月の支払いが7,500円〜。2年間で18万円以上をSoftBankに払っているわけで、実にもったいない気がするのですよね。

SoftBankは先日「売り上げと最終益でドコモ越えを果たした」と勝ち誇ってたけど、それって「スマホ使用料の高止まりの恩恵」とも言えます。もちろんSoftBankだけが突出しているわけではないものの、我々は「スマホ利用料は高額が当たり前」に慣らされた感もありますよね。 iPhone 5S

では、SoftBankをやめてどうするかというとauでもdocomoでもなく、Apple直販のSIMフリーiPhoneにするつもり。良さげなSIMを入れれば利用料を抑えられるし、フィリピンとかに潜りに行った際にも現地のSIMを入れて使えます。

SIMフリーiPhoneは半年前から国内投入されていたものの、iPhone 5ユーザーにとってiPhone 5Sと5Cは魅力的ではないため見送ってきたのですが、iPhone 6が出れば絶好の移行タイミングになります。本当にNFC搭載で出てくると尚良いなぁ。

ちなみにAndroidはまったく選択肢に入りません。仕事で何機種か扱ってきたけど、あれはこだわりのない人向けですね。もしくは逆に精通していて困難をも楽しめる人とか。iPhoneと同等以上のことはできるものの、iPhoneほどのエレガントさがない上、セキュリティに難があるのにOSのアップグレードすら実施されない機種も多いみたいだし。

で、現行のSIMフリー版iPhone 5Sは16GBモデルが67,800円(税別)。為替が大きく動かなければiPhone 6も同程度でしょう。SIMフリー版は実質0円の割賦&月々割を受けられず最初に本体の購入代が要るものの、2年間の利用料を11万円以下、月々なら4,600円以下に抑えれば金銭的なメリットが得られます。通話面を勘案すると条件も違ってくるけど。

ざっと調べた範囲では、通話もできるそこそこのSIMが月額2,000〜4,000円程度。今のところMNP転入ができるSIMは限られるみたいなので、その点は要確認ですね。

それにキャリア大手3社の料金が高止まり傾向にある一方で、競争が激しいMVNOのSIMは更なる値下げやサービス向上も期待できそうだし、オリンピックやら観光客獲得の観点から、この先も街中の無料公衆Wi-Fiが拡充されていくのでそれらが出先での通信需要を補完してくれます。

ただし私のiPhone 5の2年縛りが解けるのは来年の8月で、15ヶ月も先。その前にやめれば9,800円の中途解約料が発生します。でも、この際9,800円を払ってでもさっさと乗り換えた方がいいと思うのですよね。利用料が安くなった分で遠からず相殺できるのだから。

目先の利益の観点で言えばMNPで他社に転出してキャッシュバックを受けるって手もあるけど、それだと月々の支払いは安くならないし、auなりdocomoなりで新たな2年縛りに囚われてしまうので魅力はないです。

他方、かつてのキャリア横断のデメリットだったメールアドレスが変わる件については、もはやどうでもよくなりましたよね。今となってはFacebookやLINEもあるし、もちろんeメールも使えるので。

よってキャリア契約じゃなきゃっていう利用シーンはせいぜい家族割ぐらいか。でも私はそれも使ってないから、やはりSoftBankに留まる理由にはなりません。新規購入者には手厚いものの、古くからの継続ユーザーへの恩恵はほとんどないので、遠慮なく出ていけます。

てなわけで、SIMフリー版iPhone 6が手に入り次第、私はSoftBankの契約は解約します。iPhone 6、早く出ないかな。

と、長々と書いたところでこんな記事に出くわしました。他方でこんな記事もあるし、あてにはしてないけど推移は注意深く見守りたいと思います。  

バティク航空

先月の旅行では、ジャカルタからアンボンまでBatik Air(バティク航空)の国内線を使いました。Batik AirはLCCのLion Airの子会社で、フルサービスのキャリアだそうな。「Batik」はインドネシアの民族衣装の生地の名前です。

ちなみに定刻通りならジャカルタ発が00:30でアンボン着が06:00。時差が-2時間あるので所用時間は正味3時間半です。

バティク航空の機体。垂直尾翼がバティク柄
バティク航空の機体。垂直尾翼がバティク柄

機内預けの重量規定は20kgまで無料と聞いていたけど、24kgのスーツケースも何事もなく預けられました。

エコノミークラスのシートは3列+3列。搭乗すると私の席(窓側)にはインドネシア人のおばさんが座っていて、どうやら早い者勝ちっぽく窓側席を取られてしまったようです。

CAさんに「そこは私の席です」と言ってもらうと、その隣に座っていた夫らしきおじさんが「Change. Change.」と話しかけてきます。代わりに手前の通路側の席が空いていたので、そこがおばさんの席だったのでしょう。まあいいや。私は通路側席が好きなので、それならそれで願ったり。快く譲ることにしました。

座席にはエンタメのLCDと充電用USBポートも付いていました。日本語でも表示できます。日本語のコンテンツはほとんどなかったけど。

バティク航空の機内エンターテイメント

バティク航空の機内エンターテイメント

CAさんはもちろんバティクに身を包んでいます。足下はかかとの高い南国風のサンダルだったな。その辺りは民族衣装を徹底しています。しかもこのときは身長180cm級のファッションモデルみたいな女性ばかり。さすがは就航1年の新進気鋭の航空会社、気合いが入ってますね。

IMG_1560バティク航空のCAさん

なお、CAさん達が着用するバティクの巻きスカート(?)の前側は膝上15cmぐらいまでスリット状になっていて、かいま見える足がなかなかセクシー。スカイマークの露骨なミニスカートよりもセンスが良いように感じられました。

ほんでもって機内食はこんな感じ。東南アジアの国内線っていいですよね。スパイシーな食べ物が出てくるので。サンバルソースも付いてるし。

バティク航空の機内食

バティク航空、公式Webサイトがほとんど固まったままだし、航空券に書かれたゲート表記は判読できないぐらいだったけど、機内はいたって普通の航空会社でしたよ。CSさん達はめちゃめちゃかっこよかったし。

何カエルアンコウ?

アンボンのナイトダイビングで見たカエルアンコウの幼魚。体長1cmぐらい。

アンボンのカエルアンコウ

明らかにカエルアンコウですが種類は解りません。色柄はカエルアンコウモドキっぽいけど、ヒレの形からしてクマドリかな。ブルーの目が印象的ですね。

アンボンのカエルアンコウ

これらの写真、実はごっそりトリミングしてあります。このサイズの被写体は私にとって大好物。ぜひともNauticam スーパーマクロコンバージョンレンズSMC-1を使って大写しに撮りたかったのだけど、この夜は一緒に潜る人数が多くて、そうする前に譲らざるを得ませんでした。そういうときに限っていいのが出るんだよな…。

インドネシアクイズ

クイズ。この航空機の出発ゲートは何番でしょうか?

バティック航空のチケット

バティック航空のチケットのアップ

「Z!」?もちろんそんな酔狂なゲートなんかありません。答えは不明です。

この航空券はジャカルタ00:30発のアンボン行きBatikAirのもの。ジャカルタ空港の第3ターミナルには確か手前から奥に向けてA〜Eのゲートがあったものの、LCC用のターミナルだからか各ゲートにLCDモニタはもちろん手書きの掲示板すらありません。BatikAirの該当便のゲートを探そうにも、どのゲートからどの便が飛ぶかが解らない状態でした。そこでチケットを確認したらこの写真のような状態だったという。

困ったことに近くに係の人もいません。一般のインドネシア人の待合客と片言の英語どうしでコミュニケーションが成立するかも怪しかったので、最も人が多いAゲート付近で待機。そんな状況で搭乗開始の予定時刻(00:00)を過ぎても音沙汰がないと不安になりますね。

そうして予定時刻の15分後、Aゲートの扉が開き、付近の人たちが一斉に詰めかけました。どうやら中国人と同様、インドネシア人にも列を作って並ぶという習慣はないようです。聞いた話では道路でもそんな感じなのだとか。車道の合流点では誰もが我先にと行こうとするため必ず詰まるのだそうな。

同時間帯にたくさんの飛行機が飛びそうな気配はなかったので、きっとこれだろうと思って私もインドネシア人たちの中に混ざってゲートをくぐり、居合わせたシャトルバスに乗ると、無事BatikAirの機体の前に到着しました。インドネシアの飛行機の乗り方、変なところで難しいなぁ。

てなわけで、クイズの答えは結果的に「A」かな。どう見てもAとは読めないけど。

ああ、2番目を訂正して1番目のゲートって意味かも。よくわかんねぇ。