ささやかなラッキー

今朝自販機で130円の缶コーヒーを買おうと財布を見ると小銭が80円しかありませんでした。

ならばと30円を自販機に入れ、追って千円札を投入しようとしたところ、財布の中には5千円札と1万円札のみ。

やむなく返却レバーを操作して戻ってきた小銭を取り出したら130円。先客が100円玉を一枚取り忘れたのでしょうね。もちろんコーヒーを買いました。朝からラッキー。後で宝くじでも買ってみようかな。

ラッキーといえば、私にも応募資格のある座間味島ファン感謝月間のフォトコンテストは「プリントを今日必着」でした。座間味を発った火曜日からあっというまに日が経って、もうどうやっても間に合わないのですが、問い合わせたら「到着遅れてもいいよ」ということ。島の人は大らかで良いですね。

投票資格者は11月中に来島した人のみらしいので、ここで応募作を公開しても差し支えないでしょう。

ヒトスジギンポの写真
『リトルモンスター』

この通りヒトスジギンポを大写しにしてみました。今回、あえてメジャー被写体は避けてどこにでもいる魚の地味な写真を選んだので上位入賞はなさそうですが、まあイベントの賑わしに少しでも貢献できればいいかな。

なお、タイトルは小さな魚を山越しに顔をのぞかせる昔の怪獣映画に見立てて。レディーガガとは無関係です。

ちなみに昨年の大賞はこちら。ハゼのペアだけでなくエビが出ているところを正面から狙った見事な作品です。今度、自分も真似して撮ってみたいと思います。

オシャレじゃないカクレエビ

こちらは座間味のオシャレカクレエビ。透明なので見分けづらいものの、慣れればオトヒメエビと同じぐらい頻繁に見つかります。

オシャレカクレエビ(俯瞰)

何とも印象的な顔をしていますが、横から見ると意外にもフツーのエビっぽいですね。

オシャレカクレエビ(横向き)

さて、こちらは別の個体が何かを食べているところ。

オシャレカクレエビ(食事風景1)
レンコン?ウインナーソーセージ?

何やら節のある長いものを捕食しているところに出くわしたので、写真に収めてみました。ゴカイの類いでしょうかね。

オシャレカクレエビ(食事風景2)
さらにアップ

目つきはクールだけど、この食事風景はちょっとオシャレじゃないなぁ。

アプローチショット

座間味を振り返って。 二日目の砂地ではヤシャハゼを撮ってみました。今のカメラに持ち替えてからは初めてかな。 まずは遠めで一枚押さえます。

ヤシャハゼ(遠め)

それから徐々に距離を詰めつつ、その都度撮影。ま、最後こんな感じ。

ヤシャハゼ(近め)

特に工夫のない絵ですが、細部まで写っているので良しとしましょう。連れがおらず、その場にずっといられるときなら時間をかけて正面を狙いにいくのですが。それとエビとのツーショットを。 同じくチンアナゴにもにじり寄って撮ってみました。

チンアナゴ(遠め)
手前の子にピントが合っていないのはご愛嬌
チンアナゴ(中距離)
中距離で撮影。たっぷり砂から身を出しているところ。立てた背びれも確認できますね
チンアナゴ(近め)
近距離で撮影。引っ込みつつもまだ二つ目の斑紋が見えています

ここの連中は総じてレンズ前50cmぐらいまでなら砂に潜りませんでした。 欲を言うとカメラを縦長方向に傾けて画面いっぱいに撮りたいのですが、そうするとほふく前進がうまくできないのですよね。やっぱトリミングで我慢するか…。

晴れ男パワーが戻ってきた…かも

私は強度な晴れ男。過去、海に行くときは高確率で晴れ&べた凪だったため、先月の台風で沖縄行きが飛んだのはショック大でした。が、どうやらまたパワーが回復してきたかも。

今回の座間味には3日間滞在しておおむね晴れ。かの地方ではスカッと晴れる日は年間を通しても数えるほどしかないとのことですが、それに当たりました。

初日の阿真ビーチ
ダイビング初日の阿真ビーチ。まだやや曇り
二日目の海
二日目。快晴
三日目の海
三日目。この上なく快晴

最終日、10時発のクイーン座間味で那覇に戻り、連れのショッピング(残波を出している比嘉酒造の梅酒が一番のお目当て)に付き合う間もずっと晴れ。そうして夕方、空港に向かう頃になって空がどんよりとしてきました。これ、いつものパターンです。私が帰った後、天気が崩れることが過去にも多々あって。

まあ単にラッキーな巡り合わせなんでしょうが、もし「運」が個々人のリソースなら、しばらくチャージして宝くじかなんかに振り向けたいところです。半年か一年ばかり休職して目ぼしいダイビングサイトに片っ端から行き倒すなんての、憧れますよね。

比嘉酒造(まさひろ) 梅人(うめんちゅ・ウメンチュ) 720ml15度 泡盛仕込み梅酒 梅焼酎(うめじょうちゅう)
比嘉酒造(まさひろ) 梅人(うめんちゅ・ウメンチュ) 720ml15度 泡盛仕込み梅酒 梅焼酎(うめじょうちゅう)

カメ、ベラ、ヤッコ

三日目のダイビングのメインはウミガメ。種類はタイマイです。

タイマイの横顔

若い個体が根っこの上で珊瑚や岩をガリガリとやっていました。こいつらは食事中はダイバーに囲まれようがお構いなく一心不乱に何かをかじり取って食べます。前脚のヒレを両手のように使ってはさんだ岩を放り投げたりしながらの食事風景は格好のシャッターチャンス。

お食事中のタイマイ

でも、決まって邪魔が入るのですよね。カメラを構えるとヤマブキベラがレンズの前を横切ります。カメが掘り返したときに出るおこぼれが目当てのようですが、ダイバーにとっては黄色い邪魔者です。

タイマイとヤマブキベラ

それからサザナミヤッコがおこぼれ争奪戦に参入。

タイマイとサザナミヤッコ

続いてツノダシも。

タイマイとサザナミヤッコとツノダシ

まあ、写真は撮りづらいけど見てて楽しい光景ではあります。

タイマイはそこの餌場がよほど気に入ってたのでしょうね。その後一回息継ぎに上がっていったものの、またダイバーだらけの同じ場所に戻ってきたので。

結局、このダイビングの時間の半分ぐらいをここで費やしてしまいました。