再び宇佐美

先週、ふがいない写真が多かったので、昨日また宇佐美に行ってきました。

お目当ては前の週にいたハナタツだったのですが、同じ根っこを入念に探したものの見つからず。まあ、自身の運はこんなものでしょう。カメラが不調なときほど希少な生き物が現れると。

さて、この日の水温は19.1℃と18.6℃と前の週よりも低かったものの、海の中は早くも夏の様相になりかけている印象です。ウミウシ類の数もぐっと減りました。たまたまかもしれませんが。透視度も5mかそこらに落ちていたし。

以下はこの日の成果。

ヒロウミウシ
ヒロウミウシ
ムラサキウミコチョウ
ムラサキウミコチョウ。他にもキイロウミコチョウがいました
アオウミウシ
アオウミウシ アオウミウシ。たぶん宇佐美に一番多いウミウシ

ひとまずロクハンで計4本潜り、水温が19℃を下回ってもインナーウエアなしで特に問題なしと解ったので、これにて私の春ダイブシリーズはお終い。夏場の伊豆はパス(人ばっかり多いので…)。続きは秋以降になるでしょう。

円高なので

また為替が円高に振れてきましたね。差し当たりギリシャが絶食療法的な緊縮路線を受け入れる決断をするまで歯止めはかからないかも。ギリシャとてよもや世界中を巻き込んで無理心中を決め込むようなことはないと思うのですが。仮にユーロを離脱すればハイパーインフレでもって緊縮政策のときよりも苦しくなるのだし。

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マクロポート用フロート

さて、我々庶民はこんなときには輸入品を買うのがよかろうと。今回は前々から欲しかった一眼レフの水中カメラ用フロートを個人輸入することにしました。

マクロレンズポートに巻いて浮力を稼ぎ、水中重量を軽減する製品です。これがあれば片手撮りも楽になるでしょう。ネットで探したのですが国内での取り扱いが見つからなかったのですよね。

購入先はいつも水中動画を楽しませてくれているBackscatter(カリフォルニアのダイビング用映像機器販売店)にしました。「日本にも送れるか?」と訊いたら大丈夫ってことだったので注文。商品が$40、送料が$35とのこと。クレジットカードの請求日のレートを80円と仮定して6,000円。この勢いだともっと安く買えるでしょう。さすがに使用感は実際に海で使ってみないと解らないものの、まあ良い買い物になったと思っています。

で、もう少し円高が進むようなら今度はダイビングコンピュータを輸入しようかな。今のダイコンはそろそろ電池が切れそうだし、やっぱり輸入品だから安価に電池交換できるかが怪しいので。

水中カメラの電池構成を変えようと思う

私の水中カメラセットは最大14本(2灯のストロボに4本ずつ、2本のLEDライトに3本ずつ)の単三乾電池を必要とします。実際には軽量化のために変換アダプタをかませて単四エネループを使っているのですが。

でも昨年12月にストロボを水没させて4本のエネループがダメになりました。残るは10本。

先日またストロボを買い直したので、そちらに4本ずつ使うと残り2本。よってLEDライトには1本、ないし4本足りません。

悩んだ末、今度は単三エネループを6本買い足すことにしました。2本のLEDライトに3本ずつ。余った単四2本は予備役です。

以前、実験したのでストロボは単四エネループで1,000回焚いても電池が持つことが解っています。現実問題、2日間6ダイブ潜っても1,000枚は撮りません。3日間9ダイブでも大丈夫かも。ストロボは単4で十分です。

一方、LEDライトの照射時間は電池の容量に比例します。よって単四の約2.5倍の容量がある単三を使った方が良かろうと。それこそ1ダイブ中、ひたすら点灯という運用ができるかもしれません。1ダイブごとに電池を替えるのもいいですね。

単四のときよりもいくぶん重量は増えますが、まあいいでしょう。せいぜい20グラムかそこらなので。水中重量が厳しいのは片手撮りを長く続けるときだけだし。

うん、ストロボは単四、LEDライトは単三というのが私にとってのベストの組み合わせだと思います。

iPhone用水中ハウジング

iPhone 4/4S用水中ハウジングが発売されます。定価35,000円なり。

i-Patima

i-Patima(液晶画面側)

あらかじめ専用のカメラアプリを立ち上げた状態でiPhoneをハウジングにセットしておき、ハウジングに設けられた物理的なボタンを押すとタッチパネルが反応して写真や動画が撮れる仕組みのようです。親指シャッターですね。

iPhone 4Sのカメラ性能はずいぶん向上したとはいえ、単体のデジカメに比べれば見劣りするわけですが、画質にはあまりこだわらないような人にとっては良いかも知れません。デジカメとハウジングの両方を揃えるよりは安上がりです。

それでも、さすがに現役のiPhoneを水中に携行するのは無理があります。水没のリスクもそうですが、メモリを十分に空けておく必要があるので。よって例えばiPhone 4からiPhone 4Sに乗り換えた人が余ったiPhone 4を活用するのが現実的でしょうか。ま、やりたい人はどうぞ。

注意が必要なのは、ハウジングがiPhoneのLED光を遮断する点。シュノーケリングなら不要ですが、ダイビングに使う際は別途ビデオライトが必須になります。

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この浮力パーツは役に立たなかった

浮力調製済みのストロボとフロートアーム以前、水中カメラの水中重量を軽くするべく、こんな工作をしてみたわけですが、海で試したらダメダメな結果になりました。するっと外れて。ウレタンが水圧で圧縮されるのを見越して結束バンドをキツく巻いていたはずなのに。

てなわけで、この方式を改良するなら結束バンドではなく強力な接着剤で貼り付ける必要があります。でも元の状態に戻せないので、そういうことはやりたくないなぁ。

自作は諦めてこういうのを取り寄せよっかな。マクロポートに装着できる浮力パーツ。なぜか日本では見かけないのですよね。

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