命取りな忘れ物

先日のレンベ行きは出発の5日前に決めました。でも、こういう時は何か持っていくのを忘れがちになるのですよね。今回はNauticamのスーパーマクロレンズMC-1でした。地球の海フォトコンの副賞として貰ったドライケースに入れたままスーツケースに詰め忘れて。

まあ、このレンズは高品質ながらも扱いが難しく利用シーンが限られているので滅多に使わないのだけど、忘れたダメージは大でしたね。なにしろこのレンズは水中重量が300gあり、私のカメラセットはそれを前提に重量計算されているので。つまり300g軽い状態での撮影を余儀なくされたわけです。ハウジングが浮き上がるのを抑えながらの撮影では手の指に要らぬ負荷がかかって腱鞘炎になりそうでした。

私のD7000水中カメラセット

次回は忘れないようにしないとな。

Fisheyeリングライトの続報

Fisheyeのサイトにリングライトの詳細が載りました。

FisheyeリングライトWEEFINE RL 1000

一番気になっていたM67ポートへの装着方法は、NA 67フリップレンズアダプターM67(別売)を使った例が紹介されています。

FisheyeリングライトWEEFINE RL 1000

ということはライト自体はねじ込むタイプ。だとすると海中でするっと抜け落ちかねないけど、バッテリー部は360℃回転できるらしいから、ライト部を最後までねじ込んでしまえば脱落は防げそうです。

連続点灯時間は65分(最大光量時)とあるので、まあ十分でしょう。光量を下げれば3ダイブは余裕でいけそうです。

水中重量は205g。こちらは微妙だけどフロートを足すまでもないかな。

予約受付はすでに始まっています。最初のロットが3月29日発売だそうです。

とはいえ今年は川奈でダンゴウオの幼魚がまだ出ていないんだよな。

待望の水中リングライトが登場

Fisheyeが水中リングライトを発表しました。

Fisheyeのリングライト RL1000

公開されている仕様は以下の通り。

近日正式発表予定【マクロ派向けの革命的リングライト!】

製品名:Fisheye RL1000
価格:¥34,800(税別)
発売予定:4月

●M67(67mm径)マウントであればほとんどのポートに取り付けが可能。
●明るさ1000ルーメン~25%ずつ4段階調光。
※別売の純正M52-67ステップアップリングを使用すれば、オリンパスTG3/4用の防水ケース「PT056」などM52マウントでもご使用いただけます。
●電源は単4乾電池x3本、又はFIX NEO mini用のリチャージアブルLi-ionバッテリーと共用化。
●バッテリーボックスはダブルOリング仕様
●バッテリーの残電量は内蔵のLEDランプにて色分けして表示。

※未発表・未発売につき上記の仕様は変更の場合があります。

こういうのを待っていたのですよね。私は数mm大の被写体に接近して撮ることが多いけど、ターゲットライトやストロボだとレンズポートや周囲の障害物に遮られて光をしっかり当てることが難しいこともあるから。最大1000ルーメンという明るさも十分すぎるくらい。私はFIX NEO miniも使っているのでバッテリーが共通なのもありがたいです。

ただし以下の点は気になります。

  1. M67マウントに装着する方式は?
  2. 照射可能時間は?
  3. 水中重量は?
  4. リチャージアブルLi-ionバッテリーは付属するの?

1.は、ねじ込む方式だと厄介。ポートに押し付けてロックで固定する感じなら歓迎です。私は被写体に合わせてスーパーマクロレンズを使うこともあるので、水中で簡単に脱着できると嬉しいなと。まあ、さすがにねじ込みはないかな。それだとON・OFFスイッチ付きの電池ボックスが上にくるとは限らなそうだから。

3.は、ずっしりくる感じならまたフロートを足す必要が出てくるので。

まあ、これらは4月7日からのマリンダイビングフェアで問い合わせできるでしょう。

それに発売が4月ってことは、今年の伊豆のダンゴウオ幼魚シーズンには間に合わなそうなので、すぐには買わないかもしれないし。

ハウジングがリフレッシュ

Nauticam製ハウジングのオーバーホールが仕上がってきました。昨秋、浸水もないのにリークセンサーが光ったし、くたびれが目立っっていたので、ここらでちゃんと治しておくべきだろうと。

Nauticam D7000ハウジング
全Oリングは当然として、レンズポートのガラスやリークセンサーの基板とランプも交換となりました

費用はアンサーの野元さんの言では「ハウジング本体で約4万円、スーパービューファインダやレンズポートもあるから、諸々で8~9万円くらいだろう」との予想だったけど、結局127,440円まで膨らみました。まあ仕方ない。放置してもいいことはないので。

修理内容及び技術工賃明細

それに約6年間、300ダイブ以上で使ったもんな。普通は1〜2年もしくは100ダイブごとのオーバーホールが推奨だら、それを一括払いにしたと思えば割安かも。オーバーホールなしで使い続けるのはリスキーだけど。

さて、これでハウジングの見た目はともかく性能的には新品同様になったはずです。ならば早速ダンゴウオの幼魚を撮りに行きたいけど、川奈のジェスターの海峡情報を見ても、まだ目撃情報がありません。一昨年ぐらいまでは2月後半には大量に出ていたはずだけど、去年から遅れているようです。3月3日の時点で海水温が14℃以上あるそうだし、そりゃ生態の変調も起きるでしょうね。