コタキナバルに直行したい

先月のリロアンの新作写真も尽きかけてきたので、そろそろ別の話題でも混ぜていきましょうかね。継続は力。極力毎日更新の体を崩したくないので。

先週、マレーシア航空がコタキナバル発着の新たな国際線3路線を発表しました。関空、香港、パースだそうです。ならば羽田は選に漏れたのか…。

私は一昨年、コタキナバル→羽田の初フライト便でカパライから帰ってきて(バタバタしていてノーチェックで搭乗。その際、記念グッズを貰った)、昨年は往復とも羽田便でマブールに行き、今年もカパライに行く予定を立てていたものの年明け早々に羽田便が運休になって断念したのですよね。ほぼ同時期に運休になった関空の路線は今回復活するものの、羽田は復活ならず残念。

マレーシアは意外に安く行かれるし、シパダンはちょっとしたパラオのようでもあり(総じてパラオより透明度は低いものの、バラクーダやギンガメアジのトルネードはパラオのそれよりも遥かにデカく、カンムリブダイの大群には間近に接近できる)、マブールやシアミル、カパライの海はマクロ天国という、欲張りなダイビングサイトなのですよね。しかもカパライは全室水上コテージの極上のリゾートだし。

でも難点は空のアクセス。今現在、羽田⇔コタキナバル便はもちろん成田⇔コタキナバル便もないので、関東からはクアラルンプールかシンガポールを回る必要があります。余計に2,000km強を飛ばなければならないわけです。そうすると料金も上がる上にリゾート滞在時間が減って。マレーシア航空、一時期の経営難から脱したのであれば、ぜひとも羽田便を再開して欲しかったのですが。

さて、12月20から復活する関空便は、出発が15時05分、到着が14時05分着だから、新幹線や国内線を使えば関東からも利用できなくはないですね。ならば問題は日程。発着とも月曜と木曜のみなので、木曜~月曜の5日間が現実的でしょう。有給休暇3日のパターン。ただし、時間帯的に、行きはコタキナバルで1泊、帰りもコタキナバルで1泊になりますね。4泊5日でリゾートは2泊か。ちと寂しいなぁ。

ならば潜れるのは2日目の午後からと3日目の夕方ぐらいまで。4日目はタワウ→コタキナバルを飛ばなければならないので潜れません。よって、ナイトや早朝のセルフも合わせてMAX8ダイブぐらいですね。にっぽんとコタキナバル間が直行便になるってだけで、日程的にはクアラルンプールを経由するのと大差なさそう。

まあでも、一応検討してみましょうかね。

ホテル探しにはagodaが一番便利!

agodaってホテル検索サイトが非常に便利です。

私は年に何回かフィリピンのセブ(マクタン島)に水中写真の練習に通っていて、毎回パックツアーを利用しているのですが、次回(8月)はフィリピン航空のマイレージで行くため別途ホテルを予約する必要がありました。

そんな折り、このblogの広告枠に表示されたのがagoda。何が良いかというと地区を細かく指定できる点。たいていの海外ホテル予約サイトは「セブ」という大くくりになりますが、こちらは「セブ島」の他にも「マクタン・空港エリア」や「マリバゴ」「マリゴンドン」という地域分けが設定されています。

私が使うダイビングショップがある「マリバゴ」を選ぶと6件のホテルがピックアップされました。1泊あたりの値段が高い方からソートするとこの通り。

マリバゴのホテル一欄

このうち一番使い勝手がよさそうなのはコンティキ。なにしろダイビングショップまで30秒という立地です。でも高額なのでパス。道を挟んだ向かい側に「クラブコンティキ」という名前で低グレードな部屋も用意されているのですが、そちらはオンライン予約ができないようです。

で、一人旅ならとラ プレイス ゲストハウスに決定。シャワールームなどは共用らしいのですが、エアコンとWi-Fiは完備。設備は写真を見る限り日本人の感覚でもさほど不自由しなさそうですし、朝食付きの4泊で約8千円(送迎込みで+1,000円)ならまずまず。プールはいらないし、海沿いのホテルのビーチで遊べた試しはないから(すかさず売り子が寄ってくるので)。

ま、誰か同行者が見つかったら別のホテルに変更するつもりです(誰か8/3〜7で行きたい人いないかな?3日間でまったり9時間ぐらいマクロ三昧なのだけど)。その際もagodaは重宝しそう。

そうそう、パラオにはまだ予約可能なホテルがないようで。ちょっと残念。

夏のダイビングはリロアン

仲間の女性ダイバーの「絶対リゾートに!」というリクエストを受けて立てたマレーシアのカパライリゾートに行く計画はマレーシア航空の羽田⇔コタキナバル便が無くなったことで消滅。せめて成田⇔コタキナバル便が復活してくれないことには。

代わりに選んだのはリロアン。セブ島の南端ですね。全室水上コテージのカパライほどの極上リゾート感はないにしても、ダイビングの方は充実しています。ハウスリーフはマクロの生物がわんさか。他方、アポやバリカサグなどワイド系の名サイトにも遠征可能。餌付けジンベエで一躍有名になったオスロブにもボートで20分の距離です。もっともジンベエが夏まで居着いているかは解りませんが。

リロアンで見られるマクロ生物はマクタンの海と大差ないとも聞きますが、全体的な顔ぶれが同じでも場所が違えばレギュラーが違ってくるものです。楽しみだ。

さて、先日金額が確定し、ツアー代金は4泊5日9ダイブ&食事付きで約12万円とのこと。まあその時期にしてはリーズナブルかな。遠征するときは別途費用がかかりますが、私は皆を遠征に送り出して近海でロングタイムのマクロ三昧といこうかと。多分その頃までにフィッシュアイレンズのセットは買えていないと思うし、105mmマイクロレンズでももっと修業しないと。

メタリックシュリンプゴビー
メタリックシュリンプゴビー。こんなのをたくさん撮ってくるつもりです

Nauticamからワークショップへのお誘い

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香港の水中ハウジングメーカーNauticamからワークショップへのお誘いメールが届きました。ジンベエ狙いのワイドからスーパーマクロまでを網羅する講習会となるようです。 map 概要は以下の通り。

  • 日付:5月12日~5月19日
  • ダイビング日数:6日間
  • ダイブサイト:モアルボアル、オスロブ、マクタン島近郊
  • 宿泊:Cebu Palaiso
  • 料金:USD1,360(航空券含まず)

要するに現地集合、現地解散で一週間11万円のカメラ合宿かな。

Nauticamは日本人経営の有名なカメラ派ダイビングショップP-COMと懇意なので、そちらを拠点にしながら各地でワークショップを開催というわけです。

セブ島南部のオスロブではジンベエが餌付けされているので、スキューバの装備で撮れるなら練習にはもってこいでしょう。P-COMのスタッフがレクチャーもしくは通訳してくれるのかな? 案内には

This trip is perfect for beginner to intermediate under water photographers.

とあります。ちょうど私におあつらえ向きかも。持っていない機材は借りられるようだし、是非とも参加したい!

…けど、19万円(航空券が約7万円)の参加費もさることながら、GW明けに6日間(前後の移動日を合わせて5/11~20)休むのはさすがに無理そう。ああ、GWをまるまる出勤に振り替えられれば行かれなくはないか。昨年末は年末を振り替えて急きょセブにピグミーシーホースを撮りに行ったわけだし。

ひとまず保留。仕事の日程やらでよほどラッキーな巡り合わせがあれば検討しようかな。 Nauticamユーザーでなくとも構わないようなので、このワークショップにご興味がある方はこちらへどうぞ。

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小笠原かぁ

昨日の「世界の果てまでイッテQ!」はイモトの小笠原記でした。懐かしい。小笠原には私も年末年始で一度だけ行ったことがあります。残念ながら写真は残っていないけど。

島ではイモト同様カメ肉も食ったし、何といっても現地で飲むラム酒は美味しかった。番組でイモトを酔い潰したこれですね。

貧乏舌のためか私はラム好き(作っている人には悪いけど、そもそもラムはサトウキビの搾りかす(廃糖蜜)で作る安酒なんで…)。同じ国産ラムでも小笠原のは南大東島のコルコルよりも飲みやすい感じです。こないだも有楽町の馴染みのお店に仲間がお土産がてらキープしてた小笠原ラムのボトルを1人で空けちゃいました。

さて、小笠原行きの難関は何といっても往復50時間超の船旅。しかも冬の沖合いは海が荒れがちです。私が行ったときは、おがさわら丸での往路は意気揚々と通路にゴザを敷き約10人で宴会してたものの、復路は皆船室でぐったり。私は船酔いには割と強い方ですが、揺れが大きいときは酔いそうでなかなか起き上がれません。それでも頃合いを見計らって食堂に行き、カツカレーを食べた記憶があります。揺れているときはスプーンを止め、揺れが収まった瞬間を狙ってカレーを口にかき込みます。そうしないと気持ち悪くなりそうだったので。結局、連れの1人は吐いたらしいです。そんな中でも戦中派か漁師だか、おじいさん連中は平然と酒盛りしていたなあ。

そうそう、一昨年の暮れ、久しぶりに小笠原に行ってみようかと思い立ち、年末年始のツアーを物色したことがあります。何しろ飛行機で行くリゾートはどこもツアー代が大きく跳ね上がるので。その点、小笠原は比較的リーズナブルなのですよね。

きそなお、どうせなら1度経験したおがさわら丸ではなく季節限定運行のカーフェリー「きそ(右写真)」を利用するツアーにしようかと。船内に大浴場があり、現地での夜は港の近くに停泊して宿泊施設を兼ねるやつです。船には門限があるものの、代わりに船内イベントが充実しているとのこと。総トン数でおがさわら丸の2倍強の大型船は航行中の高波にも強いはずだし、一回試すのも良いだろうと。

でも、この時は何となく申し込みそこねてそれっきりになったのですが、後で聞いた話では、その日程のツアーは見事に台風並の強烈な低気圧に見舞われ、一度も島に接近できず、日本の海域の400kmぐらい南まで行って帰ってきたのだとか。もちろんダイビングどころか1歩も船外に出られない単なる4泊5日の船旅。行きそびれて良かった。

ちなみにおがさわら丸の方は着岸できたものの、当然ながらダイビングは中止。恒例の年越し花火もなく、室内でのちょっとした催しがあっただけだったそうな。

あのようにダイナミックな海ではなかなかマクロ中心にってわけにもいかないけど、確か小笠原では16mかそこらの水深でヘルフリッチが見られたので、機会があればもう一度今のカメラで撮りに行きたいものです。正月とゴールデンウィークとお盆は外して。