アカスジシラヒゲエビ&ソリハシコモンエビ

台風去ってまた台風。今度はフィリピンの東とグアム近海に双子の台風の卵が控えています。日本の東海上に高気圧があるので、これに沿って北上しようものなら日本は今週末も2連発で台風を食らいますね。まあ、左の方は西に進む予想が出てますが。


ドラゴンレディ、スザクラエビと同じ岩礁の岩穴にいたアカスジシラヒゲエビ。

アカスジシラスジエビ
どの部分がアカスジなのか、この写真では解りませんね。背中かな

同じ穴の奥で浮遊していたソリハシコモンエビ。

ソリハシコモンエビ

もっと何枚も撮っていたかったけど、別のチームも駆けつけてきて譲ってあげたのでこの1枚だけです。

アカスジシラスジエビとソリハシコモンエビ、どちらも覚え難く読みづらい名前だ。特に前者は「シラスジアカヒゲエビ」なんて言ってしまいそうだし。

スザクラエビ

慶良間、ドラゴンレディのスザクラエビ。

スザクラエビ
左上にもう一匹の足が写っています
スザクラエビ
これまた右上に違う一匹がボケまくって写っています

体中に帯だか水引きだかを巻き付けたような柄が見事です。それに美味そうだよなぁ。

ウミシダヤドリエビ

慶良間でのダイビング初日、三本目はトウマNo.1。そこで連れが見つけたウミシダヤドリエビ。

 ウミシダヤドリエビ

 ウミシダヤドリエビ

コンディションがよろしくない海では、この手の被写体は貴重です。私もウミシダを見つけるたびに開いてみたけど見つけられませんでした。

ウミウシカクレエビふたたび

慶良間での2ダイブ目はドラゴンレディ。昔の映画『彼女が水着に着替えたら』の撮影舞台になった場所です。 こちらの見どころは先日のヤシャハゼでした。このところ警戒心が強く、ちっとも寄らさせてくれないと聞いていたものの、実際には20cmぐらいまでは寄れましたね。どういう気まぐれなんだか。

と書きながら、さきほど気になって写真を見返したら、ヤシャハゼはこの後の3本目、トウマNo.1でした。このドラゴンレディで見たのは、ジョーフィッシュとアカネダルマハゼぐらい。1ダイブで20枚ぐらいしか写真を撮ってませんね。

で、他に撮ったのが、またもやウミウシカクレエビ。やはりジャノメナマコに付いていました。

ウミウシカクレエビ

ウミウシカクレエビ

まあ平凡な写真ですが、ジャノメナマコの表面ってこうなっているのですね。豹紋の中心にはちょこんと突起が出ているんだ。知らなかった。

救世主

慶良間でのダイビング初日、一本目のアリガーケーブルは台風の後だったからか、とにかく見どころ無し。しかたなく深場でレギュラーのチンアナゴへの接近を試みるも、ここの連中は警戒心も強く、あまり近寄らせてくれませんね。

ガーデンイール
正面顔を狙ったけど、これが限界でした。僅かにフラッシュ光がとどく距離だから1m弱かな

で、エントリから40分が過ぎ。そろそろ終わりも近いかというタイミングに、ダイビングボートの下でジャノメナマコを発見。もちろんひっくり返してみたところ、いました。ウミウシカクレエビが。もう、このダイブの救世主です。

でも、ジャノメナマコが少々奥まっているところにいたので指示棒を駆使して引っ張り出したら、こうなっちゃいました。

ウミウシカクレエビ
右の白い触手は肛門から吐き出されたキュビエ器官。触るとベタベタして始末に悪いやつですね

キュビエ器官は指示棒で巻き取り、岩の角に引っかければすっきり取れます。これで準備が完了。そうしてこちらの写真を撮りました。

ウミウシカクレエビ