ロボコン参上

昨日、台風30号が中心気圧895hPaという超強烈な勢力でもってフィリピン中部を横断していきました。その後の状況がどんなもんか馴染みのショップに被害状況を訊いてみないとな。

差し当たりサウスレイテのSogod Bay Scuba Resortは無事だそうです。Facebookに報告が載っていました。


アニラオのアナモリチュウコシオリエビ、通称ロボコンです。体長は1〜2cm。

アナモリチュウコシオリエビ

砂地に横たわった岩をガイドがつんつんしていて、這い出てきたところを撮影。他所のロボコンはそそくさと穴の奥に引っ込みがちなのに、ここのエビは暢気ですね。

アナモリチュウコシオリエビ

正面は確かにロボコンっぽいけど、全身は何だか魔道士バビディみたいであんまり可愛くないなぁ。 アナモリチュウコシオリエビの正面アップは以前に撮ったこちらで。

ヒトデヤドリエビ

明日、台風30号がセブ島の北を横断しそうな感じです。まだ余震もあるというのに、受難だ…。 ちなみに台風の発生件数は1967年の39個って記録画あるそうですよ。


アニラオのヒトデヤドリエビ。

ヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデの表面ってこうなっているのですね

よく見ると褐色の個体のそばには透明の個体もちらほら。

ヒトデヤドリエビ
肉眼ではまったく見えなかったけど、この写真では透明の個体が3匹見つかります

バブルコーラル夫妻

昨日、コナミスポーツの筋トレコーナーでダイビング仲間の一人に会いました。彼は9月の連休に某ダイビングショップ主催のセブツアーに行ったそうな。

どうやらお天気も良くなかったようですが、それにも増して残念だったのは同行者がシニアダイバーばかりだったこと。いやシニアでもちゃきちゃき動ける人なら何ら問題はないものの、エントリした海底で20分も他者の潜行を待たされたり、海底でようやく集合できて行動を開始しても10分で浮上とかは私も勘弁願いたいな。


アニラオのミズタマサンゴカクレエビ、通称バブルコーラルシュリンプのペア。

バブルコーラルシュリンプのペア

このエビはミズタマサンゴを覗くとちょいちょい見かけますが、ペアを見かけたのは初めて。しかも2匹ともこちらを向いて並んでいるし。

右側が心持ち赤いので卵を持ったメスでしょうかね。透明のカクレエビの卵は薄いオレンジ色の場合が多いから。

オリビア

アニラオでの最初のダイブの前に「何が見たい?」と訊かれたので「オリビア」と答えました。それが目当てで行ったたわけじゃないけど、リゾートのTシャツにプリントされていたので「ああ、ここにはいるんだ」と知って。我がホームのマクタンの海ではまだ見たことがないのですよね。

で、そのオリビア、三日目にしてようやく見ることができました。正式名はオリビアシュリンプです。

オリビアシュリンプ

ソンブレロというダイブサイトの切り立った壁面にぽっかり空いた岩窟内の直径10cmぐらいの穴に潜んでいて。

ガイドが何やら指し示しているけど場所の雰囲気敵に「ウコンハネガイかな…」と思いつつ近寄って確認したら、このエビでした。体長は5cmぐらいあったかな。いや、もっと大きかったかも。

オリビアシュリンプ

オリビアシュリンプ

見ての通り、ハサミや頭の上がタワシ状で、足はストライプ、体には雲紋と呼ばれるマークがちりばめられているのが特徴。およそデタラメでポップなデザインを採用したエビです。

せっかくなので横向きも撮ってみたかったけど、穴の中にいたので無理でした。すぐに他のチームも駆けつけてきたし。

フォトコンに出そうかな

三度、慶良間のウミウシカクレエビ。背景はトゲナマコです。

ウミウシカクレエビ
タイトル次第では来年の地球の海フォトコンに出せそうだ

二日目の3ダイブ目はウチザン礁。マンタ狙いのドリフトダイブポイントですが、この日はマンタが出なさそうだったし、それどころか魚が少ないと解ったいたので、もう最初からナマコ探し。ジャノメナマコは見つからなかったけど、トゲナマコをひっくり返したら、ウミウシカクレエビが付いていました。

でもこの個体はやたらと動き回ります。常に裏に回ろうとするので、右手でカメラを構え、左手で指示棒を駆使してナマコをひっくり返すのですが、トゲナマコも体をよじらせるので、なかなかいいシャッターチャンスが来ません。10分ほど格闘してようやく撮れたのが上と下の2枚。

ウミウシカクレエビ
丸いポツポツはトゲナマコの腹側。 吸着性の触手みたいなのが出てきてベタベタするので触りたくないところです